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【試乗記】TREKのハイエンドエアロロードの正体に迫る!

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新宿本館】 24年11月16日

皆さんこんにちは。

ワイズロード新宿本館の前井です。

先日試乗会に参加させて頂いたのですが、去年のGEN7に引き続き、今年は新型MADONE SLR GEN8に試乗させていただきました。メーカー様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。EMONDAとMADONEの実質的な統合モデルである今作が、生粋のエアロロードであったGEN7と比較して何が変わったのか、私の目線で少し紐解いていきたいと思います。

TREK MADONE SLR GEN8

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上にも書いてある通りMADONE GEN8はEMONDAと統合されたことによりエアロと軽量性の両立がコンセプトな一台です。発表前に1+1=8という意味深な告知をしていたので、統合されることになると予想した方は結構多いのではないでしょうか。これが一つの今のトレンドといえる動きで、TREKもその動きにならった形になります。その結果、先代MADONEと同様の空力性能を実現しつつEMONDA並みの軽量性を手に入れた嘘のような一台が誕生しました。
実際、乗車以外の取り回しや担いだりした際の軽さは先代のそれとは比較にならないほどに軽量でMADONEであることを忘れてしまいそうでした。軽さは正義ともいわれるので、この軽さは歓迎できるポイントだと思います。ですが極端に軽さを求めたモデルはバランスが破綻してしまい乗りにくい印象になってしまうことも少なくありません。MADONE SLR GEN8はどうでしょうか。実際に試乗してきましたのでインプレッションしてみたいと思います。

ズバリ“速くて軽い”オールラウンダー

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ありきたりな印象ですが、MADONEであることを考えると新鮮に感じます。MADONEならではの加速感や巡航性能にEMONDAのような振りの軽さを持ち合わせ、しっかりと両者がバランス良く破綻せずに統合されている事実には驚きを隠せませんでした。剛性面ではパワーあふれるスプリント大好きな方には前作のガッチリ感が好みの方もいるかもしれませんが、少なくとも私は剛性面で不足に感じることはありませんでした。むしろ適切な硬さで、軽さに向けたアプローチによる剛性感の変化なのであれば許容できる範囲だと思いますし、多くの方は軽くなったことに喜ぶと思います。

意外と難しいフレームサイズ

今回の試乗にあたり実は1番気になっていた部分は、今までのTREKのサイズ感を大きく変更したことにより選びにくくなったなと感じていましたので、TREKの方にもお伺いしましたがまずは乗ってサイズの違いを確かめて欲しいとのことでしたので贅沢に2サイズ試させていただきました。

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まずはMサイズになります。私のサドル高は680mmですが、シートポストはかなり引っ込んでしまっています。ポストはある程度出ていた方が見た目はカッコいいですが、ジオメトリーのリーチやスタックハイトで見ると現実的な数値なので普通に乗れてしまいます。

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続いてSサイズになります。こちらのサドル高も680mmなのですが、シートポストの出しろも十分ですし、スタックは530mmあるので落差が過度になることもありません。リーチも378mmなのでハンドルの遠さも丁度良く感じます。サイズ表では適正身長158cm〜162cmとなっていますがサドル高が出れば私でも乗れてしまうサイズですので目的や体格など考慮したうえでしっかりと選ぶ必要があると思います。ちなみに私はSサイズの方が好みでした。

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モデルチェンジを果たしたMADONE SLR GEN8はトレンドを追いかけただけではなく、EMONDAやMADONEの良さを残し、TREKらしさを感じるバランスの良いオールラウンダーな一台に仕上がっていました。同社を代表するハイエンドに相応しい進化を遂げていると評価できると思います。

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実は今回試乗した仕様のMADONE SLRですが、実は新宿本館に在庫がございます。MADONEの美しいフレームワークや塗装を見て頂くことが可能となっておりますので、気になった方はぜひ新宿本館にお越しください。

ご検討よろしくお願いいたします。

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