完成車購入後、カスタムの相談にいらっしゃる方の中でホイールを交換したいという方が多々いらっしゃいます。それもそのはずで走りを変えたいという方にホイールを変えるというのは実体験しやすいカスタムの一つと言えます。
今回は数あるホイールメーカーの中で「CAMPAGNOLO」をチョイスいただきました。
イタリアを代表する老舗自転車メーカー【CAMPAGNOLO】は、先端の技術に裏打ちされた性能と、優れたデザイン性を併せ持った製品作りで知られています。
【お客様のカスタム紹介】「BORA ULTRA WTO」
今年に「PINARELLO F5」を購入いただいたA様。
その後自転車パーツを購入しにご来店いただいておりますが、この度ホイールを購入いただき取付作業をさせていただきました。
車体を購入いただく時からホイールは「SHIMANO DURA-ACE」にしようと仰っていましたが優れた走行性能、見た目でカンパニョーロに変更。
そして一番気にしていた“ラチェットの音が比較的大きいやつ”ということで本モデルをチョイスいただきました。
DETAIL
デカールはさりげなくしとやかで高級感のあるデカールを採用。レーザーエッチング加工を施したロゴは圧巻な仕上がりとなっています。
リムハイト33mm、45mm、60mmのラインナップとなっておりオールラウンドに使える45mmをチョイス。当初は60mmと悩まれていましたが万能に使えるリムハイトを選んでいただきました。
フロントはカーボン製ボディー(ラジアル・フランジ)、リアはアルミ製ボディーで、36T ラチェット・フリー・ハブを搭載。
いずれもベアリングはCULTセラミック、カップ&コーン式となり、CULT ベアリングを採用したホイールは、78km/hのスピードで回転させた場合、2時間45分もの間回転し続けます。それに対し通常のベアリングは僅かに30分と短く、明らかな性能差を誇ります。
スポークは前後24本、楕円形状のストレート・プル、ダブル・バテッドとなり高い剛性を発揮します。
いずれ行うであろう?DURA-ACE化を見越したプチカスタムとして「スプロケットにCS-R9200」をチョイスいただきました。
ロー側4枚にチタンを採用することで軽量かつ摩耗耐性の向上。HYPERGLIDE+(ハイパーグライドプラス)を採用したことで変速時にチェーンの暴れを激変してくれます。
ディスクローターは「SHIMANO RT-CL900」をチョイス。
これもいずれのDURA-ACE化を目的として選んでいただきました。
優れた放熱性により、これまで以上に静かで、長く急な下り坂でも常に安定したブレーキ性能を発揮。新設計のアーム形状は堅ろう性を高め、静音性を向上。性能だけでなく見た目でもULTEGRAや105グレードと違い装着されているだけでハイエンドディスクローターと伝わります。
■PINARELLO×CAMPAGNOLO
本日は数ある自転車店から当店をお選びいただき誠にありがとうございました。そして車体のご購入時から当店を選んでいただきありがとうございます。
車体購入後お店でお見掛けすることが増えましたが、楽しく乗られているようで販売した私も一緒に嬉しい気持ちです。次回はDi2化か一体型ハンドルカスタムと言ったところでしょうか?まずはホイールの性能を存分に楽しんでライドしてくださいませ。
また、カスタムのご相談等お気軽にご相談ください。本日はありがとうございました!