快適なライドには正しいポジションを
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です
自転車に乗るうえでとても重要な事の一つである乗車ポジション
快適に効率良く走る為にはサドル高やハンドル位置などをしっかりとセッティングし、ライダーの身体に合わせた状態にする必要があります
使用に伴う筋力の変化などでもポジションは変動するのですが、当店でご購入のお客様は買ったままの状態で乗っている方が多いです。
最近自分の自転車を弄った時にポジションの重要性を再認識したのでご紹介いたします。
きっかけはフラットハンドル化
上記画像は私のピスト
イベントに参加するにあたってブルホーンでは出場出来なかった為ハンドルをフラット形状に交換する必要がありました
幸い私の手元には「まぁなんか使うやろ」という軽い気持ちで買ったパーツ達が沢山あるのでハンドルくらいならカスタムに困る事はありません
とりあえずMTB用にストックしておいたステム一体型のカーボンハンドルを装着
価格なりに当然の事ながら製品としての性能は良いのでしょうが、残念ながらポジションが合いませんでした
横幅についてはカット前提での取付だったので問題無かったのですが、ハンドルが近すぎて上半身の力を伝えにくく固定ギアで重要な逆踏みですらやりにくい。
結果としてこのハンドルで走ったのは通勤の往復一日のみ(取り付けた状態の画像もコレ一枚しか撮らなかった)
すぐにパーツストック箱に戻ってもらいました(笑)
パーツ性能よりもポジションが重要
次に交換したのはこちらのハンドル
昔のTREKクロスバイクに純正で付属していたやつですね
数年前に池袋チャーリー店の年始セールにジャンク扱いで置いてあったもので、買値は500円
完成車付属用という事もありアフターマーケットに流通しているカスタム用ハンドルに比べると重量級です
先ほどまで付けていたカーボンハンドルと比べてしまうと倍くらい重い(笑)
ステムはMOST TIGER ALU(130㎜)で組付
現行品ではなく型落ち特価で買ったもの
「良い物は二個買え」という先輩の教えに従い複数をストックしておいたので既に手元のバイクにも何台か同じ物を使っています(※長さは違う)
買値はもう覚えていませんが、私が複数個買っている事を考えると相当お安くなっていたはず
今回はステム長3㎝、ハンドル幅は12㎝も変わったのでまるで別の自転車に乗っているよう
ポジションが合わないハイグレードのカーボンハンドルよりも、お手頃価格のパーツでしっかりと合わせてある方が自転車は走りやすいです
まぁ高性能なパーツでポジションを出せればそれが一番理想的なのですが・・・
ポジションセッティングは何度でも必要
人間の感覚というのはアバウトなので、多少セッティングがズレていても乗っているうちに慣れてしまいます(※上記画像は170㎝の私が179㎝向けのポジションのバイクに乗っているところ。どう考えてもデカいし乗りにくいが普通に走れてしまう)
ショップなどでフィッティングして合わせたとしても筋力や柔軟性の変化に伴い少しずつベストなセッティングは変わるので、ポジション出しに終わりはありません。
今回はハンドル形状の変更という大きい変化でしたが、パーツの交換をせずとも取り付け角度をちょっと変えたりするだけで自転車は新しい顔を見せてくれます
皆様もぜひ自転車を弄ってみましょう!
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