シューズ。何を基準に選んでますか?!
「やっぱデザインでしょ!」自分もそうです。クローゼット内は何年たっても
買い増ししても結果「同じ」スニーカー問題が発生します。
自転車用ビンディングシューズとなるともう少し考えなければなりません。
スポーツ用となるとデザイン重視が全てとは言切れません。サイズは合わせたい。
ソールの剛性や通気性も重要。もちろんデザインも。え!?こんな高いの??・・・
さらに追い打ちをかけるかの如くフィッテイングのキモとなる「クロージャー」に
バリエーションまで出て来てしまいました。自転車に乗るときしか履かないという
使用頻度の低さを考えると複数用意していない方が大半です。
「結局、何が一番良いの?!」
良く聞かれる質問に体当たりでお答えします!つまりは
「全て(所有して走って)試す!!」
※今回はあくまで「クロージャー」に特化。ソール剛性や軽さはグレード相応での評価。
①ベルクロ代表:FIZIK R5 POWER STRAP
昨年デビューしたFIZIK社の入門グレード。¥15,800-(+税)の価格が差す通りの
ナイロンソール。重量はありますがなんといっても製品名の通り「POWER STRAP」なる
幅広のベルクロをV字にかける構造はシンプルながらも強力なホールド力。もちろん
余計な構成物もなく軽量・高いフィット感。故にプロ選手からの引き合いの多さに
カーボンソールのモデルが追加されたという珍しいケースも。すなわち
「価格を越えたフィット感」
確かに新しいストラップが秀逸!土踏まず辺りからテーピングを巻くイメージで
足を包み込んでくれます。またベルクロ故の強力なホールド感もポイント高いです。
ホールド力を求める方は良さそうです。そしてこのスタイリッシュなアッパーと
豊富なカラーリングでバイクとのコーディネートも楽しめます。
総論:「独自デザインのストラップが高いデザイン性と
強力なホールド力を発揮!」
②BOAダイアル代表:MAVIC COSMIC BOA
革新的なクロージャーシステムとして一気に広まった「BOAダイアル」
多くのスポーツ用品でも使用されその性能と耐久性は折り紙付き!
最大の利点は「ラチェットによる細やかな締め加減」「リリースの速さ」
シューズによりますが「COSMIC BOA」はシンプルにワンダイアルにて全ての
フィッティングを調整します。¥18,000-(+税)とリーズナブルな価格と
BOAダイアルの採用というバランスが本モデルの特徴でしょうか。
「BOAダイアル」によるリリースの速さ(ダイアルを引き上げるだけで即時全開放)は
ストレスフリー。締め付けも絶妙な加減で調整可能ですのでフィット感
とくに圧や長距離ライドによるシューズの圧迫感が気になる方は走りながらも
調整用意なBOAダイアルは大きな武器となるのではないでしょうか?
総論:「BOAダイアルのラチェット機能により絶妙な
締め付け加減が調整可。脱着も容易」
③シューレース代表:GIRO EMPIRE SLX
現代ロードシューズに再びシューレースの文化を投じた(と思っています)
「GIRO EMPIREシリーズ」超軽量・高剛性EASTON製カーボンソールに
これまた超軽量なシームレスアッパーを組み合わせた超が付く程の軽量シューズ。
全体として軽量かどうかは今回のインプレからは除外しますが、シューレースの
シンプルかつ軽量性は言わずもがな、微妙な締め付け感の調整のしやすさは
一番しっくりします(個人的に他スポーツもするのでこのシステムが一番安心最強説)
もちろん、一度で決まれば良いですが走行中は微調整出来ないのが唯一の欠点。
廉価グレードまで普及するか?!はクエッショナブルです。
総論:「原点とも言うべきシューレースは軽量かつ
信頼性に富む。バリエーションの少なさ(廉価モデルは少ない)」
上記3点を数か月使いまわした個人的なインプレッションいかがでしたでしょうか?!
結果、一番使用頻度の高いシューズは②です。何故か?!通勤に使用する場合、
一番履く手間がかからない=使用頻度が高い!となります。これもシューズ選ぶ上では
重要な方もいると思います。
ビンディングシューズの相談は二子玉川店まで!経験豊富なスタッフが用途に
応じたシューズ選びをお手伝いいたします!!
2019/06/27 水野真吾
Y’sRoad二子玉川店
東京都世田谷区瀬田2-32-14
玉川高島屋ショッピングセンターガーデンアイランド B1 F
TEL:03-5717-3110
修理は御予約の方が優先となっております。
誠に恐れ入りますが、御予約の上
ご来店くださいますようお願い申し上げます。
旧スペシャルページはこちら