【スタッフのつぶやき】
スポーツバイクのブレーキの重要性について。
今回はロードバイクのブレーキで一番ポピュラーな「キャリパーブレーキ」の重要性についてお話ししようと思います。
昨今、多くのスポーツバイクブランドが様々な個性を出しながら、色々なモデルを展開しています。
価格も10万円以下のモデルから、ハイエンドになると100万円以上の高額モデルも存在します。
そんな中エントリーモデルによく見られるのが、パーツのグレードを落としてコストダウンを行う事があります。
特にグレードダウンされる事が多いパーツはブレーキです。
勿論グレードを下げたからと言って使用に問題があるわけでなく、厳しい安全基準をクリアした製品です。
ですが、ブレーキは自転車パーツの中でも非常に大事な部分です。
「引きの軽さ」と「制動力」を高めるために、むしろグレードを上げるカスタムを普段からオススメしております。
※ワイズロードでは完成車購入と同時にブレーキ本体を購入して頂ければ工賃無料で交換いたします。
■困ったらSHIMANOを選ぶ。
ブレーキは各メーカーが色々出しておりますが、SHIMANO製品にする事をおススメいたします。
SHIMANOは高い品質と補修パーツの流通が安定しております。
なので、細かいパーツでも注文できる事があり、長く愛用する事が出来ます。
また、世界大会に出場する選手の多くが使用しているコンポーネントがSHIMANOです。
トップ選手も愛用しており、エントリーモデルでも高い品質を保っている。
安心と信頼のSHIMANO製品にする事をおススメしております。
■ブレーキはパーツの性能がベースとなる。
ギアチェンジはオーナー様の技術が問われる場面が多々あり、上り坂なら自分が出せるパワーと、ギア比やシフトチェンジのタイミングなどが大事です。
勿論ブレーキも一緒でスムーズなカーブには、スムーズな減速が必要となります。
ですが、ブレーキを掛けた時にどこまでしっかりと止まるかは、ブレーキの性能そのものが大きいです。
軽い力でしっかりと止まるブレーキの方が手への負担が少なく、快適なサイクリングに繋がります。
なので、グレードの高いブレーキにする事をおススメしております。
■出来れば105以上が良い。
SHIMANO製品でもブレーキのグレードは色々とあります。
個人的な意見ではありますが、105というミドルグレード以上がおススメです。
105は2018年にR7000とモデルチェンジが行われ、性能がアップいたしました。
従来のモデルと比べると軽い力で引く事ができ、手への負担を軽減する事が出来ます。
勿論105ではなく、下のグレードであるTIAGRAやSORAでも問題はありません。
105ブレーキはフロントが4,915円+TAX、リアブレーキが4,381円+TAXと前後揃えると1万円近くします。
TIAGRAならフロントが3,659円+TAX、リアブレーキが3,126円+TAXと前後で6,785円+TAX
SORAならフロントが3,134円+TAX、リアブレーキが2,601円+TAXと前後で5,735円+TAX
注)2019/7/2現在の価格です。
ご予算の都合もあるかと思いますので、105が難しい方はTIAGRAやSORAに換えるだけでも、おススメですよ!
■総評
DISCブレーキが普及していますが、リムブレーキもまだまだ現役です。
シフトチェンジのタイミング等はオーナー様の慣れもありますが、ブレーキは本体の性能が問われます。
その為、SHIMANO製のブレーキを推奨しており、その中でキャリパーブレーキなら105以上をおススメ致します。
■修理に関して。
上野本館の修理、パーツ交換は予約制で行っております。
詳しくは下記のブログをご覧ください。
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電話番号:03-3836-6168
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