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アルミ製ロードバイクの寿命は何年?

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京都店】 23年01月08日

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どうも京都店 吉野です。



自転車に乗りに行く気になった日に限って激寒だったり、雨だったり、強風だったり、急用が入ったり、ここ1か月は全く乗れていません。


 


スポーツ自転車は速さだけでなく長距離を走る楽しみも、山を下る楽しさも、街の移動手段としても今、非常に人気です。



今日はスポーツ自転車の主な素材で多いアルミをご紹介していこうかと思います。


軽くて丈夫!人気素材アルミ


エントリー~ミドルまで人気の素材です。安いアルミフレームと高いアルミフレームの違いはグレードによって様々な加工や工夫がされており、カーボンほどではないにせよ感動する軽さです。初めてのスポーツ自転車ならアルミをおすすめします。




バテッド加工で剛性そのままに軽量に。


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(イメージ)


バテッドパイプは溶接付近や力の加わりやすい部分をノーマルパイプと同じような厚みで強度、剛性を保ちながらそれほど大きな力が加わらず、特に剛性を必要としない中心あたりの内側を薄く加工することで軽量に仕上げたものです。


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(イメージ)


使っているアルミの素材は一緒なのに値段が高くて軽いのがバテッドパイプを使用してるアルミフレームが多かったりします。

 


アルミフレームの素材はアルミですが正確にはアルミ合金です。

純アルミだけでは柔らかすぎるのでいろいろと混ぜて硬くしています。

 

 

例えば6061アルミ。

アルミニウム、マグネシウム、ケイ素シリコンの合金で耐食性に優れておりかなり耐久性が高い。


ここからは少し脱線しますが


 

6061アルミとはなんなのか。


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今日、たびたび登場する6061、画像は6066ですが・・・

 

 

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このように1000の位100の位1~10の位に分けられます。


1000の位は合金系

1××× 純アルミニウム
2××× アルミ+銅の合金
3××× アルミ+マンガンの合金
4××× アルミ+シリコンの合金
5××× アルミ+マグネシウムの合金
6××× アルミ+マグネシウム+シリコンの合金
7××× アルミ+亜鉛+マグネシウムの合金
8××× それ以外の合金(リチウムとか)
9××× 予備


 

 

100の位は改良、派生

 

0は基本合金で1~9が派生、改良合金となっています。

 

 

1~10の位は旧アルコア規格

旧アルコア規格呼称の合金数字で示します。日本独自の合金については合金系別制定順に01~99の順になっています。

 


メーカーが非公表にしているところはわかりませんがスペックを見ていると6061や6066のような6000系アルミが使われることの多いですが一部では6000系よりも強度が高い7000系のアルミを使用したモデルなどもあります。

 

 

7000系にすれば強度が高い分、レース向けの自転車ができます。

 

 

じゃあ強度が高いならより薄く作れて、軽くなるんじゃない?と思いますが

 

 

強度の高さ=耐食性、腐食性が高いということではなく、7000系で耐食性を高くしようとするとどうしても厚みが必要になり結局重くなる・・・

 

 

エントリー向けには6061、エントリー~ミドル向けに6066、いいアルミフレームには6011などが採用されていることが多いそうです。

 

 

もしいま乗っている自転車が6061だからといってがっかりする必要はありません。
最近は技術の向上などもあり6061=重いということはなくなってきました。

6061を採用していても10㎏を下回るエントリー、ミドルクラスのロードバイクも多いです。


 

 

アルミフレームの寿命は5~10年くらい?!

 

 

使い方、保管の仕方にもよるとは思いますが、アルミフレームの寿命は5~10年と言われています。

 

 

 

ぱっと見てわかる明らかなヒビだけでなく、塗装面が浮いていたり、へこみがあったり錆びたりしていないか確認するためにも普段からこまめなメンテナンスやチェックは欠かせません。

 

 

  

日々のライドで蓄積していく金属疲労、
数年経てば乗り心地にも影響を与えるといいます。

 

 


乗りものである以上ある程度は仕方のない部分ではありますが、
大きな衝撃など避けられるものは避けたいところです。 

 

 

 

 

 

アルミなのになぜ錆びるのか?

 

 

サビない金属のイメージが強いアルミですが、正確には錆びにくいというだけ。

 

 

アルミは空気に触れると薄い酸化アルミニウム膜を自己生成し表面を保護します。

 

 


なので、非鉄金属の中でも耐食性に優れ錆に対しては強いですが、その自己保護膜の酸化アルミニウムの薄い皮膜がなんらかの原因で剥れてしまうと錆びてしまいます。

 

 

 

原因になりやすいのは

 

・ほこりやちり

・塩害

・すす・排気ガス

 

が主な原因と言われています。

 

 

両性酸化物の酸化アルミニウム被膜はすすなどのアルカリ性の物質と反応したりすると表面の被膜が剥れてしまい、一か所被膜が破られるとじわじわ錆びが広がります。


 

しかも厄介なのがその錆びは面で広がり、腐食して表面を薄くするだけではなく溶接個所などの力が集中するところで発生するわずかなヒビにも侵入して錆びていきます。

 

 

そして鉄金属のような赤茶色の錆びとは違い、黒や白の斑点でぽつぽつと点のように錆びていき、鉄金属の錆びほど広がって錆びないので汚れと勘違いしては見落とすほどわかりにくい場合があります。

 

 

 

当然錆びると脆くなりますのでぱっと見はきれいだったフレームがある日突然ぽっきり折れるなんてことも・・・

 



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当店で人気のコーダーブルームはトリプルバテッド加工に加えフレーム生産時に 2重の溶接を施し、手作業で溶接部の凹凸を研磨することで、応力集中の原因となる溶接部の急激な肉厚の変化を除去。極限まで軽さを追求しつつ強度と美しさを両立したりしています。



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KHODAABLOOM ( コーダーブルーム ) ロードバイク STRAUSS DISC 105 ( ストラウス ディスク 105 ) ダーク ブルー 500( 適応身長170-190cm前後 )


297,000円


 

最も薄い部分で0.85mmという驚異的な薄さをトリプルバテッド加工で生み出しています。これが軽量化に貢献しており、一番大きい500サイズでも完成車8.8㎏(ペダル無)となかなかの軽量っぷりです。ロングライドにピッタリの1台となっています。

 

 

 

それでも決して安くはありませんが、スポーツ、趣味用として乗るならどのみち欲しくなる未来は見えているので最初から105完成車にしておいた方が後々の出費は確実に少なくなります。11速の上位モデルのパーツをポン付けも互換性があれば可能です。ない場合もあるので注意しておいた方がいいです。

 

 

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オリジナルのシールドベアリングハブを採用し、回転も滑らかです。

DT swissのRWSシステムを採用したスルーアクスルで軽い力でギュッと安全に締めることが可能に。
レバーの位置を欲しいところに持ってこれるのは地味ですが嬉しいポイントです。

 

 

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タイヤは前後ともコンチネンタルの最高峰グランプリ5000を装着。
間違いないグリップ力と左右に描かれたレーザーグリップでコーナーを安心して回れます。

ちなみにタイヤを単品で購入すると1本1万円くらいします。


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カーボンシートポスト採用で、カーボンの適度なしなりによる乗り心地の良さもウリです。

 

個人的にかなりおすすめのアルミロードです。




 持ってみたい!

という方はぜひスタッフにお声かけ下さい。

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