ひょんなことから社内で持ち上がった伊豆大島サイクリングテストツアー
東京から以外と近いところにあるサイクリング天国を是非体験してみたいということで参加させていただきました。
前日
現地へは前日の11時竹芝ターミナルから出港する船で出発。
今回のツアーは通常は輪行袋に入れないと船に乗せられない自転車を裸で乗せることが出来るか?やるとしたらどういう形で乗せるかを検討するのが大きな目的。
行きは試しにこのように毛布を緩衝材に重ねて紐で固定。紐はがっしり縛られていたので下船時も動いたりは全くしていませんでした。
乗船後はしばしの親睦会と自転車を裸で積み込む場合の縛り方や場所、金額などを検討。
(べっこう寿司おいしかった)
お客様の自転車を預かるとなると傷がつかないことが第一。どのように包みどのように固定するかなどのアイデアを話し合いました。
親睦会の後はちょっと船内散策したら翌日も早いので就寝。
そして、翌日5時日の出を拝みつつ大島到着です。
到着したら東海汽船さんと大島サイクリング協会の代表の寺本さんの案内で早速大島ライドスタート。
今回のルートはキツイ方と言われる反時計回り。結構なアップダウンがあり、80kgの体重と44×33のギアとひ弱な脚力が合わさってなかなか足にくるコースです。
大島は信号が6箇所ぐらいしかなくしかもその信号も一部に集中しているのでほぼノンストップ。
車も都心に比べればはるかに少なく道路もずっと綺麗で非常に開放感のある快適なライドが楽しめます。
しばらく進むとまず出迎えてくれるのがバームクーヘン、、、、、ではなく「地層切断面」
1万5千年もの火山の活動が観れるこの断層が630mmに渡り雄大な景色を見せてくれます。
コンパクトな港が一望できる「波浮港見晴台」
私は三浦半島に結構走りに行くのですが同じ港だけあって雰囲気がよく似ています。
さらに少し下ると見えるのが「筆島」
海の中にポツンと立っている筆のような島(岩?)が由来のこの地形は通常は見ることのできない火山の中身が観れる貴重なポイント。
ここからしばし10%ほどの斜度が続く山を登ると見えるのが日本唯一の砂漠「裏砂漠」
写真だとちょっと黒っぽい砂にしか見えないのですが実際は写真のような全く異質な岩ばかりの特殊な地形。
周りに木が全くないためか風の質も音も異なり、突然全く別の場所にワープしたような感動が味わえます。
さらに進んだ橋からから眺める景色の開放感。
そして(表ヤビツよりもきつい)三原山からのこの景色。(登っているときはでヒ〜ヒ〜言ってました。)
(こっちは山側)
美味しい魚やお寿司に
島醤油
そして、今回はメインではありませんでしたが美しい海
島の一周+三原山登頂でも今回はゆっくり走って途中で撮影や休憩もはさみながらで5時間ほど。
それだけコンパクトな一つの島で実に多様な風景を楽しむことが出来ました。
実に楽しく後五日ぐらいは滞在したかったところですが無情にも船は来ます。
13時20分には出航。
帰りの自転車はこのようにステージに固定。こちらもしっかり固定されており心配はありませんでした。
そして4時間後の17時40分には竹芝ターミナル到着で楽しい1日は終了となります。
前日23時発で5時到着。
そこから走って13時20分出航の弾丸ツアーでしたが島を一周する間に本当に様々な景色を見ることができ非常に楽しい体験でした。
楽しいライドをアテンドしていただいた大島自転車協会の寺本さん。
そして、東海汽船の方々ありがとうございました。
今回のような素敵なサイクリングが充実のエイドとともに楽しめる「御神火ライド」9月に開催されます。(申し込みは7月31日まで)
コンパクトな島に魅力が詰まった大島を是非体験していただきたいです。(その頃には輪行なしで自転車が乗せられるようになってるといいな)
大島行きの船を運行している東海汽船さんのホームページはこちらとなります。
おまけ
土産で島醤油を買いました。
結構辛いんですが辛さの中に唐辛子の旨味が広がり刺身によくあいます。