前回の『BORA試乗インプレ総評版』に続き、
今回は『BORA ULTRA 35』の詳細インプレです!!
最近では各社から様々なカーボンホイールが販売されていますが、
草創期から牽引してきた『BORA』の存在感は今も健在です!!
特に、
『BORA ULTRA』チューブラー(定価¥50万円以上)
のみラインナップされていた時代の存在感は凄まじかったです!!
(高額過ぎて滅多に装着している人を見なかった)
時は流れ、低価格化した『BORA ONE』のデビュー(飛びついて買いました)
→80mmの追加(現在は廃盤)→クリンチャーの追加→ワイドリム化と続き、
今回、更なる空力性能アップを目指してラインナップに加わった『WTO』
と、ホイールメーカーとしての高い人気と勢いを感じます!!
昨今のレースシーンでは当たり前のように見かける『BORA』
ロングライドでも装着しているライダーが増えましたね♪♪
本当に羨ましい限りですが、リムタイプが4種類もあると、
どれを買ったら良いか分からないという声が増えたのも事実です(汗)
今回のインプレがそんな方々のお役に立てれば幸いです。
前置きが長くなってしまったので早速行きましょう!!
『BORA ULTRA 35』
数値上の評価は以下の通り
①縦剛性5 ②横剛性4 ③巡行性能5.5
④加速性能8.5 ⑤登坂性能9 ⑥横風の影響8
装着するとこんな感じ!!(ぶちカッコイイ!! ほ、欲しい!!)
必要十分な縦剛性と軽量リムの恩恵で抜群の加速感を感じます!!
ゼロスタートやコーナーを抜けた後の再加速が最高に気持ち良いです!!
横剛性については、個人的には不満を感じませんでしたが、
『下りコーナーで攻め込んだ際に、横方向の撓みを感じた』
という意見もあったので、純粋に剛脚の方や体重の重い方、
コーナーで車体を倒し込んで攻める方は気になるかもしれません。
とは言え、適度な横剛性のお陰でクイックなハンドリングはお手の物、
車体を左右に振るダンシングでも素直で扱い易いと感じました。
シリーズ中、最も登りに強いホイールですが、高い巡行性能も備えている為、
アップダウンの多いコースやクリテリウムで強い味方になってくれます!!
『BORA ONE 50(ナローリムのチューブラー)よりも登り易かった♪♪』
という感想も頂きました。(重量だけならチューブラーの方が軽いはずですが)
『BORA』と双璧をなし、ヒルクライムレースやクラシックレースで活躍した
『HYPERON(現在は廃盤)』のキャラクターをカバーするモデルでもあります。
登坂力・振動吸収性・巡行性能を高次元で融合した バランスの良い35mm。
良い所ばかりで悪い点が見つからないですねぇ、、、
ディープリムに比べると巡行性能が低いとか、
ディープリムに比べると迫力が足りないとか、
重箱の隅をつつくような事しか出てきません(汗)
要するに超優等生な一本!!
トライアスロンや、平坦メインのエンデューロレースでもない限りは
これ一本あれば何でもこなせる万能ホイールです!!
次回は『BORA ONE 50』の詳細インプレです!!
どうぞお楽しみに!!