横浜店松野です。
先日書いたCannondale TOPSTONE CARBONのAIオフセットについての続きです。
昨日のCannondale展示試乗会でキャノンデールのテック担当の方に聞いてみました!
・ホイールの互換性について
先の記事の通り、もちろん普通の完組ホイールは取付け出来ません。
が、Cannondale的には
「完組ホイールでもフレームのオフセットに合わせてセンターを合わせれば取付けできる」
という事らしいです。
ドライブ側のニップルを緩める&ノンドライブ側を締めてリムをノンドライブ側にずらします。で、ずらす量なのですが
AIオフセットでは「リムが左(ノンドライブ)側に6mmオフセット」されています。
左側では-6mm、右側で+6mmなので
センターゲージをあてると合計12mm分になります。
MAVICのFOREなど特殊な設計のホイールや
スポークの長さ(ニップルの締めしろ)に余裕のないホイールではちょっと難しそうですね。
そもそもノンドライブ側のテンションも指定されている場合もあるので注意が必要です。
・クランクの互換性について
やはり83mmバージョンのBB30Aなのでシマノクランクはポン付け出来ません!
Φ30mm⇔Φ24mmのシャフトを変換する類のパーツや
スペーサー等でなんとか取り付けは出来る……かもしれませんが
チェーンラインの問題もどうにか解決しなければいけません。
Force eTap AXSの完成車ではSRAMのクランクが付いています。
SRAMは純正でBB30A 83(Ai)用のDUB規格BBが用意されているので普通のFORCEのクランクがそのまま取付けされています。
本来であればそのまま取り付けるとチェーンラインが合いませんが(おそらく)チェーンリングがAI仕様で外に出ているようです。
発売したばかりで不確かな部分もある様ですが、SRAMはMTBコンポではBOOST/ノンBOOSTはチェーンリングで対応しています。
わざわざクランクを作り分けるのはあまり考えにくいのでチェーンリングで分けていそうですね。
完成車のチェーンリング交換の際は要注意です!