今回はお客様から質問が多い、C SPORT 2とROMA3のどっちが良い?
についてそれぞれの特徴を解説してみたいと思います。
BIANCHI 21 C SPORT2
販売価格¥82,500(税込)
グローバルモデルとして展開されるC SPORTシリーズ。
欧州の路面は日本と比較すると荒れているところが多く自転車には安定性が求められます。
設計上の違い
フレーム設計のジオメトリ、ほぼ同サイズ43で比較してみます。
まずB1の数字、トップチューブ(水平換算)でC SPORTの方が5ミリ長くなっています。
またCの数字、チェーンステー長はC SPORTの方が30ミリも長くなっています。
前後の車輪間(ホイールベース)が長くなる事で、車体の直進安定性が良くなります。
真っすぐ進みやすいということはフラつきにくく安心して走りやすくなります。
ハンドリングに関する数字としてG1の値、ヘッド角という数字がC SPORTの方が小さくなっています。
角度が寝ているという表現をされますが、この数字が小さい方がハンドルが振れにくくゆったりとして安定したハンドリングになります。
裏を返すとROMAの方が車体の反応性が良くキビキビとしたハンドリングとなります。
Dの数字、BBドロップという値は大きい方が自転車の重心が低くなり安定しやすくなります。
小さい方が重心が高い分、車体の動きが軽くなり加速性が良くなります。
この辺りにもC SPORTとROMAの違いが見られます。
構造上の違い
日本限定のROMAシリーズ。
路面の良い日本ではスポーティーなモデルを求められるため、フレーム剛性が高めとなっています。
丸い断面のパイプが多いC SPORTはパイプがしなりやすく振動の吸収性は良くなりますが漕いだ力も吸収されてしまう側面を持ちます。
ROMAシリーズは角断面を中心に変形したパイプが多く、各パイプの剛性が高くなっています。
しなりにくく力が逃げずに良く進んでくれるフレームとなります。
どちらが一方的に良いわけではなく、性格が違う兄弟モデルと捉えて頂いて好みで選択頂ければと思います。
勿論デザインの好みも選択する際には重要な要素です。
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