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【ワイズロードスタッフ試乗会】BMCの新型セカンドグレードは誰にでも優しいオールラウンドバイク

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名古屋本館】入澤 司 23年01月22日

皆さんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。

1月20日は臨時休業頂きまして、お客様にはご迷惑おかけしました。

都内味の素スタジアムにて、ワイズロードスタッフ向けの試乗会に参加して参りました。
関係者及び、出展頂いた問屋さん等皆様には大変お世話になりました。

 さて、いりさわの試乗インプレ第一弾は最近名古屋本館でも復活したBMCです!!

BMC

2023 BMC Teammachine SLR THREE

 Teammachine SLR THREE 2023

※同グレードのフレームセット店頭にあります

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SLRはセカンドグレードに

2023 BMC Teammachine SLR THREE

今期から名称が分かりました。01がフラッグシップ。数字無しがセカンドグレードです。カーボンレイアップを見直し、価格を抑えながら、01と同等の剛性と快適性を保ちつつ、完成車重量を約1kg程度増やすのみで済ませてあります。

リアコンパクトの先駆け

2023 BMC Teammachine SLR THREE

 BMCがこの後ろの三角を小さくしたモデルを世に出して、そして、ツールで勝ったという歴史がありますね。今となればどのブランドもコンピューター解析を導入しシートステーを低い位置で接合している形になりましたが、その先駆けと言えるメーカーなのです。

なんといっても滑らかな走り

2023 BMC Teammachine SLR THREE

良く進みますが、硬い!という印象はありません。車重自体は持ってみるとちょっと重く感じなくもないですが、実際は地面に吸い付いて走ります、これが凄く気持ちがいいです。ダンシングをしても全体に適度な硬さと反応があり面白いです。

走りにキレを求めると、この完成車付属のアルミリムを辞めてカーボンリムにアップグレードすれば手に入ると思います。それくらいソツなくこなすバイクで、レーシーな走りをしても期待に応えてくれるし、ロングライドでも硬すぎて 疲れるということはないでしょう。

結局のところ、一番値段の高いバイクは一番硬いバイクと言い換えられるのですが、同時に一番軽いバイクともいえます。そうすると、ヒラヒラして安定感が無く、体幹が仕上がっていて慣れている人以外はとても疲れるバイクになってしまうのです。そうなると慣れるために凄く辛い思いをすることが多くなってしまうため、楽しくなくなってくるので、セカンドグレードのほうが、我々ような一般ライダーにはぴったりだと言えるでしょう。

さいごに

これで価格は¥913,000(税込)です。電動のアルテグラでこの価格ですから、もう充分な性能です。単発のヒルクライムやクリテリウムで1分1秒を争うことを求めてなければこれが正解だと思います。必ずしも最上位が良いという分けではないと、再確認させられるバイクに仕上がっています。

なお、走りとは関係ない部分ですが、カラーが非常に綺麗です。赤はPrisma Red、青はSparking Blueというなミニ四駆のハリケーンなんとか、サイクロンなんとかみたいな印象を個人的に受けましたが、ラメ入りの赤や青のカラーリングがとってもきれいです。赤は名古屋店にもフレームセットの在庫があるため、ご自身の目て確かめて頂けます。色だけでも一見の価値があると思います。是非一度名古屋本館へご来店ください。

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