皆さんお待たせいたしました!!
鈴鹿サーキットを
「6分56秒」で走るホッシー。
その走り方・ライン取りを
お教えいたします!
今年の
シマノ鈴鹿ロードのHPに
コース紹介が超見やすく・分かりやすくなっていますので
こちらを参照頂きながら
読んで頂ければと思います!!
リンクは⇓をクリック!!
鈴鹿サーキット走り方のポイント
文字ばっかりで
画像はほとんどないので
悪しからず...m(__)m
まず初めに…
最速で走る走行ラインは
コースが空いていることが前提でございます。
(タイムトライアルまたは技量の合った選手と走る場合)
コーナーで無理やり侵入したり
他の出場者の妨げになること
タブーは絶対にしないでください。
落車や事故が起こる原因となります。
コースの状況を見極め
安全に・スムーズに走ることを第一に
走って下さい。
では始めます。
手書きのマップで見にくいかもしれませんが
ご容赦下さい。
ホッシーがレース中の走行で気をつけている事・・・
それは・・・
いかに自分のペースを守り、思い通りに走るかです。
(相手の邪魔にならない程度にです。)
蛇行や無理やりな車線変更をしないという事です。
自己中心的な走りはやめましょう。
追い抜き・追い抜かれる時や
コーナーへの進入時に
俺が俺がと先にラインを塞いだり
自分勝手な走りをされている方が多いですが
断言します!
無駄が多すぎるので
そんなライダーは絶対に速くないので
そのライダーが勝手に自滅(体力切れ)するまで
放っておきましょう(笑)
正直見苦しいです。
言葉が悪くなってしまいましたが
紳士的に走りましょう!
相手にコーナーを曲がれる余地を与えてしまったという事で
潔く走行ラインを譲りましょう。
レース展開では加減速があるので
ある程度は脚を使って走らないといけませんが
サーキットコースなどでは
急な加速をしても直ぐにコーナーが来て
減速して
コーナー抜けてからまた加速。
相手にペースを合わせていたらキリがありません。
サーキットコースはレーシングカー用に
設計されたコースです。
道幅は一般道よりはるかに広く設定されていることを
覚えておいて下さい。
コーナーも走る場所がいくらでも余っています。
前を走るライダーの後ろをピッタリ走らなくても
コーナーは曲がれます。
(最適なライン取りは必要ですが)
路面も一般道よりも遥かにタイヤのグリップが効きやすい
路面になっています。
なので多少無理をしてもタイヤが滑ることは稀です。
(もしコケても自己責任です。ホッシーはタイヤを鳴かせたことすらないです)
タイヤは状態が良い物に限りますよ!!
ヒビ割れがあったり・タイヤが摩耗しすぎている方!!
すぐに新しいタイヤに交換して下さい!!
サーキットコースにオススメのタイヤは
車のタイヤメーカーがオススメです!
特にF1やスーパーカーのタイヤを専門で作っている
『PIRELLI(ピレリ)』の
「P ZERO」で走ると最高です!
道幅がいくら広くても、100人近くが一斉に走るので
コーナーの立ち上がりで急加速をしても
次のコーナーで集団がもたついて減速を必ずと言っていいほど
発生します。
なら!
無駄に力を使ってコーナー立ち上がりで加速をせずに
ある程度の加速(前の選手からバイク5台分くらい離れるくらい)に抑えて
安全な車間距離を保ちながら
次のコーナーで減速を最小限
or
減速をせずに惰性で走行すれば
自然と集団に追い付くことが可能なんです。
レース中、必死になって遅れた分を
加速して追いつこうとする方が多過ぎるので
すぐに集団に追い付き過ぎてブレーキする。
後続車もそれにつられて
加速減速を繰り返す・・・
酷い言い方になりますが
無駄が多すぎます。
普段以上に力を無駄に消費するので
鈴鹿サーキット程度の登り坂で疲れてしまうのです。
ホッシーは
極力!無駄足を使わないように
省エネ運転で走っています。
登り坂以外は
自然と流れに身を任せれば
ある程度速度は出ます。
イレギュラーな事があり
急減速を已む無くした場合は・・・
頑張って加速してくださいネ(笑)
では鈴鹿サーキットのコースレイアウトを見ながら
ホッシーの走り方をご説明します!
ホッシーは鈴鹿サーキットは基本右側を走行します。
理由も後々分かります(笑)
自転車のレースやイベントでは
鈴鹿サーキットは
逆回りで行われます。
ロードレースはゴール設定で
下りゴールが禁止されているからです。
(海外の一部レースは例外です。)
なのでホームストレートは
3%?くらいの登り坂になります。
メチャクチャ道幅広いので安心して走れます!
バックストレート(西ストレート)は
下り基調となります。
まずスタートしてすぐに来るのが
直角コーナーが連続する、落車の名所??
「シケイン」です!
ここをクリアするには
オススメは右側を走行することです。
シケインのコース左脇は
臨時ピットや観戦エリアになるため
左側を走行していて、右側で落車や何かトラブルが発生した場合
左に避難・逃げたくても人がいる為
停車or急ブレーキを余儀なくされます。
減速しすぎると
ここは登り基調なので加速で上手く速度が出ず
大幅なロスになります。
エンデューロやサイクルマラソンに出られる方は
右側は速い集団が通過しますので
その場合は道を譲ってください。
シケインを抜けると、ホッシーが思う
第一無駄足使うポイントの
「西ストレート(バックストレート)」
右にラウンドしているので
ここでも右側走行が望ましく
ここから先に続くスプーンカーブも右カーブなので
右側が最短距離で無駄に走らずに済みます。
この西ストレートは飛び抜けて速い速度で走らない限り
集団を引き離すのは難しいので
アタックポイントではありませんし
下りはテクニカルではないので
余程の力量に差が無い限り
置いて行かれる心配もありません。
なのでシケインで多少出遅れても焦らず
西ストレートでは脚を使わずに集団の力を利用しつつ
ゆっくり集団に追い付きましょう。
西ストレートの次は「スプーンカーブ」です。
こちらも右カーブなので右側がオススメ!
ここは若干、登りの勾配が上がるので
急激にペースダウンが起こります。
前方を走る選手に追突しないように
少し車間を取り安全にクリアすることが望ましいです。
車間が空いていればブレーキせずに
勾配による自然な減速に合わせて
ギアを軽くしていけるので
脚にかかる負担を最小限に抑えれます。
レース中に思うのが「周りの選手のギアチェンジが遅い」ことです。
ブレーキして減速した後に
軽く登りなのに速度があまり出ておらずケイデンスも低いまま
そこでギアチェンジしても変速のリアクションが遅れて
勾配での自然の減速が必要以上に発生して
速度か落ちすぎるので後方が渋滞しますし
前方からは置いて行かれてまた加速をしないといけなくなるので
無駄足になってしまいます。
また、
集団から置いて行かれそう
もし逃げる為アタックするなら
スプーンカーブを抜けた瞬間、ここが頑張りポイントです!
勾配が緩くなった瞬間が皆が一番油断しているタイミングです。
加速が遅れた場合
次のヘアピンカーブまでが高速区間なので集団に離されたら
単独だと置いて行かれる可能性が高いです。
若干の下りになるのでタイミングを見て
上手くスピードを乗せて加速しましょう。
次が「ヘアピンカーブ」
ここも右カーブなので右側の走行がオススメ。
毎年毎年
気をつけてとアナウンスでうるさく言われているのに
絶対に落車する人いるんですよね。
オーバースピードでヘアピンに進入して
オーバーランだったり
スリップして単独落車
減速が足りず追突・・・などなど
注意が足りなさすぎる方がおりますので
このブログを読んで頂いた方は
ヘアピンカーブはお気を付け下さい_(._.)_
(フラグでも何でもありませんからね!)
シフトダウンしながら慎重にカーブを終えましょう。
ヘアピン抜けてから集団が急加速します。
何故でしょうね
次に「25R」待ってるのに・・・
絶対に減速するのに・・・
その為にも重いギアではなく
少し軽めのギアで加速して
無駄にパワーを使い過ぎないようにしましょう !
ヘアピンカーブ後の加速時には
車線変更はNGです!!
危険極まりないです!
走行ラインは守りましょう!!
急激に加速して皆さん吊られて
全力で加速なさりますが
シケインの時と同じく
焦らず前方との車間を詰め過ぎないようにしてください!
次が「25R~デグナーカーブ」
直角に曲がるカーブですが
ここの攻略法は
どれだけブレーキをしないかです!
高速コーナリングは
『アウト・イン・アウト』が鉄則なので
右側走行がイイです。
ホッシーはこのカーブで絶対にイン側(左側)に
選手が来て欲しくないので
手信号で後方にイン側に攻める事を合図して
危険なカーブへの進入を防ぎます。
因みにこれは
前方との車間距離がある程度開けてないと出来ない走り方です。
色々なテクニックを駆使して走っていますので
安易に真似されないように(笑)
ホッシーはこのカーブで自然と5~6人追い抜きます。
そのコツは
ホッシーはこの25Rに進入する直前に
ギアを3速軽くします。
25R抜けてから若干登り基調になるからです。
カーブ後にギアチェンジしていたら
ギアが重いことに気づくでしょう!
ここがホッシーの速く走るオススメポイントです!
カーブ前にシフトダウン・・・
気分はSUPER GTです(笑)
SRAM e-Tapならパドルシフトなので
より楽しいです( ´∀` )
カーブ立ち上がりは減速を最小限にしたおかげで
加速をスムーズに行えて
速度を上げたまま
次の「ダンロップカーブ」の突入します。
ダンロップカーブでは次の高速下り連続「S字カーブ」の
位置取りをする為の準備をします。
前に何人選手がいて
S字カーブ1つ目に進入するまでに
「どこに選手をすり抜けるラインが空いているか」
下りながら大きく右カーブなので見晴らしがいいタイミングで
状況を事前に把握します。
無理ない程度に選手の間をスマートに
減速せずにカーブ中に
追い抜きを行います。
ここからがホッシーの真骨頂!
お得意の「S字カーブ」
ホッシーの走りを
真似することはなかなか難しいと思います…
勇気がいりますので
出来ないと思ったらやらない事をオススメします…
ホッシー・・・
S字カーブの下りを
全力で攻めます!!!
下りほど体力を使わずに
簡単にスピードと順位を上げられるポイントは無いので
いかに省エネに前に出るか
皆が苦手と思い、激しい順位変動が少ないタイミングを狙います。
皆が怖くてスピードを出さないなら
ここで頑張って+5~10km/h速く走るだけで
スイスイ前に行けます。
ちなみに…
ホッシーは本気の時は
70km/h以上を目安に走っています(笑)
一番楽に大人数を追い抜けるポイントは
正直ここしかないと思っています。
下りが苦手で、登りが得意な方は
ホームストレートの「シケイ