こんにちは、植竹です。
毎年恒例の社内研修、ワイズロードスタッフ試乗会が今年も開催されました。15台ほど試乗した中で、一番感動したバイクをご紹介します!!
COLNAGO V4-Rs
先シーズン私が使用していたV3-Rsがモデルチェンジし、新たに発表されたV4-Rs。
展示されるかもしれないという噂は流れていましたが、まさか乗れるとは思っていませんでした。
早速試乗させていただきました!
インプレッション
会場までV3-Rsで来たので、解像度の高い比較ができたと思います。
ひと漕ぎしただけでV3-Rsとは別物だと分かりました。
剛性感
まず踏んだ時の加速感が、よりフレーム剛性が上がっていることを感じさせてくれました。
剛性が高いので反応が良く、踏んだ力に応えてくれます。試乗したバイクはコンポ、ホイール共にアルテグラ仕様でしたが、それでも剛性の高さを感じたので、相当剛性は上がっていると思います。
ポガチャル選手も「アタックやスプリントでの攻撃力が明らかに高くなっています。」とコメントしていますが、まさにその通りで、V3-Rsより剛性が上がって、軽量化もされ、レースで勝つためのバイクとしてはさらに進化を遂げていると感じられました。
剛性が高いと振動吸収性が下がり、乗り心地が悪くなっているのでないかと思いましたが、杞憂でした。乗り心地の良さはV3-Rsとほとんど変わらず、快適なまま剛性だけ上がっていました。
軽量化
フロントフォークが軽量化されたことと、新型のステム一体型ハンドル「Colnago CC.01」により、車体の前側が特に軽量になり、ダンシングでバイクを振った時のレスポンスがさらに良くなり、速度も気持ちよく伸びていきました。剛性の高さも相まって登坂能力も向上していると思います。
安定感
剛性が高く軽量なバイクは走った時にひらひらと不安定な感覚がある物もある中、V4-Rsはとても安定感がありました。高速巡行時に車体がふらつくようなことも感じませんでした。直進安定性も高いのに、コーナーのフィーリングはさらに良くなっており、進化を感じました。
おそらくフォークが軽くなり、重心が少しリア側に寄ったことで、コーナーでの安定感が増したのではないかと思います。試乗コースが平坦だったので体験はできていませんが、おそらくダウンヒルでの安定感も上がっていると思います。
エアロ
ホイールが36mmハイトであることに驚いてしまうほどの巡行性能がありました。
ヘッドチューブやシートチューブからシートステーのつなぎ目あたりのフレーム形状が大きく変わっています。
ヘッドチューブは中心が窪むような形状になることで、気流の乱れを少なくしています。新型のステム一体型ハンドル「Colnago CC.01」と組み合わせることでさらにエアロダイナミクスが向上していまし。
ダウンチューブのボトルケージ取り付け部は少し窪み、ボトルケージを取り付けた時の空気抵抗も考慮されて設計されています。
美しいデザイン
試乗したバイクはレッドでした。トップチューブの前側やダウンチューブの下側、シートステーの下側が暗いレッドになっており、ラメが入っています。ヘッドチューブのエンブレムはシルバーで高級感があります。
もう一台の試乗車はUAEカラーでこちらはマットブラックで、レッドと同じようにラメが入っています。ロゴはマットシルバーで統一感があり、遠くから見ても、近くから見ても格好良いデザインです。
感想
V3-Rsはとても完成度の高いレーシングバイクですが、そこから各方面さらに進化を遂げていました。剛性、軽量、エアロ、すべてにおいて改良されており、私の想像のさらに上を行っていました。V3-Rsと比べると、剛性の高さが一番の変化に感じました。ガンガン踏む乗り方をすると、V3-Rsより先に脚が売り切れてしまいそうなので注意が必要そうです。
このバイクを買って乗ったら後悔することは無いと思います。
予約受付中&展示車来ます!
新宿本館では予約受付中です!
また、1月24日から1週間、店頭でこちらのバイクの展示も行います!(残念ながら試乗は出来ませんが)
気になる方は是非ご来店ください!
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