ワイズロード東大和店の髙橋です。
昨年のキャノンボールでリムを破損し、ライドへのモチベーションが大幅ダウンししまいました。
しかし、サイクリストの性とでも言うべきか、晴れていると走りたくなってしまいます。
キャノンボール翌週もライドは計画していなかったものの、雲一つない空模様の下で家でおとなしくしていることも出来ず、茅ヶ崎のコーヒーショップまでふらっと走り、心の傷を癒やしていました。
ワイズロード茅ヶ崎店から1kmほど走った所に店を構える”CRUISE TOWN COFFEE ROASTERS”。
wahooの「PAIN CAVE BLEND」の開発に携わったスペシャルティコーヒー専門店だ。
メニューには載っていないが「PAIN CAVE BLEND」もオーダーすることができる。
さっぱりとした味わいがサイクリングの疲れを癒すのに最適な一杯を、その場でブレンドし淹れてくれる。
自転車ロスとなりつつあった私ですが、スタッフ井上に「初日の出ライド」に誘われ、新年早々に茨城県まで走って来ました。
スタッフバイク
今回のライドは東大和市から大洗町までの140km。大きな峠なども無く平坦なコースですが、ライド時間は21時から5時までの深夜帯。
寒さ対策と十分な光源の確保が必須となってきます。
各々のバイクを見ていきましょう。
私のバイクだけ軽装ですが、代わりに荷物はバックパックに詰めて背負って走ります。
そして今回のバイクは皆、1つ1つ職人の手で作られた”ビルダーズバイク”です。
ライドオン!
目指すは茨城県大洗町の 「潮騒の湯」。
スタッフ酒井の情報によると、温泉から日の出を拝むことができるそうです。
12月31日午後9時。東大和店に3人のサイクリストが集います。
走り出して数十分、酒井と井上は何事もなく走っていますが末端冷え性の私は手先の感覚がありません。
高橋「二人とも、手先冷えないですか?」
酒井「いや。」
井上「全然。」
もうダメだ...冷え性に救いは無いんだ...。
なんてこともなく、こういう時は腕を振って遠心力で強制的に血液を手先に送ってあげればいいのです。
信号待ちのたびにブンブン腕を振る高橋。何をしているのか解らない人が見たらただの挙動不審なヤバい人です。
除夜の鐘を耳にしながら走り続ける3人。気が付くと年を越していました。
高橋「あっ。年越してますね。」
酒井「あ、マジっすか?」
井上「はい。そうですね。」
高橋・酒井・井上「・・・。」
なんとも静かな年越しです。。。
この時、気温は既に氷点下。
かすみがうら市に着いた頃にはマイナス4度。コンビニ休憩で酒井が「耐えきれん」とカイロを購入しますが、間違えて[貼らない]カイロを購入。
酒井「あ、やっべ。」
井上・高橋「(笑)」
結局背面ポケットに入れて使わずじまいだったそうです。
潮騒の湯
井上の体力が限界を迎え大きくペースダウンをするも、時間には余裕があります。
逆に今まであの大きなパニアバッグを装備して、重量的にも空力的にも圧倒的なディスアドバンテージを背負っているのに良いペースで走れていたことがおかしいのです。
残り10kmほどをゆっくり走り、早々に目的地に到着。
オープンまで1.5時間ほど。流石に早すぎたため、最寄りのコンビニで温まろうとしますが、そう考えるのはみんな同じ。近くのファミリーマートは車の停め場所が無いほど混雑し、イートインも空きがありませんでした。
潮騒の湯から拝む初日の出
潮騒の湯は午前6時オープンですが、5時半には既に長蛇の列。
しかし混雑するのは恒例のようで、潮騒の湯のスタッフは受け入れ態勢を整えており、スムーズに人が流れていきます。
酒井と井上は温泉から、私は大広間から初日の出を拝みます。
カメラのシャッター速度やISO感度、F値などの設定をしながら日の出の時を待っていると。
窓の外に猫が。可愛い。。。
海岸にも初日の出を見ようと多くの人が集まっていました。
日が登り切ったころ、酒井と井上が合流。朝食をとります。
私は奮発して海鮮丼を注文。酒井は名物のあんこう鍋を注文していました。
その後しばらく休憩した後、ある場所に向かいます。
神磯の鳥居
酒井と井上は大洗町から輪行で帰宅するそうですが、私はせっかくなので霞ヶ浦を走ることにしました。
高橋「2人もどうですか?」
酒井「・・・頑張って下さい。」
井上「無理です。やるなら高橋さん、勝手に走ってきてください。」
撃 沈
カジュアルな服装に着替えた酒井と井上。潮騒の湯を出た後は別行動になるかと思いきや、
井上「この後、酒井さんと鳥居を見に行きますが高橋さんも来ますか?」
高橋「鳥居?」
なにやら面白そうだっためついていくことに。
サンビーチ通りの自転車用道路。左右に松の木が生えているため、視覚的なスピード感が堪らなく楽しい。
辿り着いた先は「神磯の鳥居」。
ここから見る日の出も綺麗だったかもしれない。と思う反面、人でごった返すのが容易に想像できてしまいます。
そしてここで2人とは別れ、ひとり霞ケ浦を周るサイクリングに出る高橋でした。
今年もまた変なアクティビティをしてはブログにしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!