先日(1月20日)に味の素スタジアムのあじペン広場にて、本日行われていたワイズロード スポーツバイクデモ2023 in 東京に先駆けてスタッフ向け大試乗会に参加してきた名古屋クロスバイク館の山内です。
まず最初に、お忙しい中我々スタッフのために貴重な機会を与えて下さった各メーカーの皆様、大変ありがとうございました!
今回私は計8台に試乗をしてきました!!そのなかで『次に乗り換えるのならこれだ』という1台をご紹介します。
RIDLEY
Noah Fast Disc R9270 DI2
¥938,300(税込)
各パーツへの印象
フレームについて
スプリントをしてみましたが気持ちがよいぐらい反応性が高かったです。ハイエンドバイクのフレームで多いのは、クセがあり乗り慣れないとパワーロスが大きくなり思ったほど速度が出ませんが、このフレームはクセがなくパワーがしっかり伝わっておりどんどん速度が出ている印象でした。
コンポーネント
R9270のDURA ACE DI2が搭載されておりました。(クランク部分を写真を撮ったつもりでしたがデータが消えてました泣)私の愛車でR8070のULTEGRAを使っており、文句なしの変速の速さですが、それよりも速くスムーズな変速だったのでさすがだと感じました。そして油圧DISCブレーキのパットクリアランスが広がったことでダンシングしてもDISCローターがパットに擦れることがなかったので不快に感じませんでした。
ハンドル周りについて
ワイヤー類が外に無いことでハンドル周りは、スッキリしており非常に見た目はかっこよくなってました。そして、一体型カーボンハンドルになっていることで、手に来る振動も軽減されて走りやすかったです。ドロップ部分が5度のフレア(横広がり)になっていることでエアロポジションを取りやすく速度を上げやすかったです。
ホイール
シマノの 最新ホイール WH-R9270-C60が装備されておりました。一度速度に乗れば巡行がしやすかったです。ケイデンスで上げて回すよりもギアを少し重くしてグイグイ踏む方が速く走れた気がします。
そして、今回試乗できた場所は、平坦のみだったので勾配のある場所での使用感はわかりませんが、リムハイトが60mmもあると勾配を苦手とすることがありますが、こちらのホイールは緩い勾配であれば巡行速度のまま勢いで行けると思えました。
脚に優しいホイールと言えませんが、クリテリウムやロードレースなどの場面では大きな武器になると感じました。
最後に
一周920mのコースを3周ぐらいしただけですので、なかなか判断がつかないところもありますが、それでも今回試乗した8台の中でも、乗り心地や加速感などどれをとっても走りやすく好みでした。今回のモデルは、エアロロードバイクという位置づけですのでロードレースやクリテリウムを得意としていますが、緩い勾配もこなせそうな一台ですのでアップダウンのある川沿いやきつい勾配があるようなロードレースでも活躍しそうな車体です。
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