こんにちは！大阪本館の金子です。
先日東京にて行われたスタッフ向け試乗会『ワイズロードスタッフ試乗会』
数多くのメーカー様にご協力いただき、普段では乗れないバイクや出来立てホヤホヤなバイクなど、様々な自転車の試乗をさせていただきました。
ご協力いただきました各メーカー様ありがとうございました！
今回はイタリアの老舗ブランドであるウィリエールより、バランスに優れたエンデュランスロードとして人気のGTR（グランツーリズモR）を紹介いたします！
Wilier GTR TEAM DISC
ウィリエールといえば、最近ではプロチームであるアスタナのチームバイクとして見た事のある方が多いのではないでしょうか。
競技色の強いイメージのある同ブランドですが、実はエンデュランスロードやMTB、グラベルバイクなど様々な分野でも人気があるんですよ！
当店でも在庫がありますGTRは快適性が高く、初めてロードバイクに乗られる方でも安心できる設計となっております！
今回試乗させていただいたのは機械式の105でしたが、大阪本館にはDi2（電動式）105もございます！
試乗した感想
第一印象は、乗りやすさが際立つもエンデュランスロード過ぎない、バランスの優れたマルチパーパス、でした！
極端なエンデュランスロードと違い、ハンドルが高すぎず低すぎずの丁度いい設計となっており、乗り手の方向性に柔軟に対応できる懐の深さを感じました。
例えば、まったりのサイクリングから始まった方が、徐々にレーシーなポジションに変更していくことがあったとしても違和感なく対応できると思います。
ハンドリングも安定性は確保しつつ、素直に切り込む扱いやすさを感じる事ができました。
また、ゼロスタートからのかかりに関しても申し分なく、素直にスピードが乗っていく印象を受けました。見た目からもわかるように、ダウンチューブやBB周りの剛性感がある為の反応性だと思います。
リアバックにも特徴があり、細めなシートステーやアシンメトリックなチェーンステーによって適度な快適性があり、早いスピードで路面が荒い道に差し掛かっても嫌な突き上げがなく乗り心地が良く感じました。
剛性感を損なわずに素直に進む感覚がありながらも乗り心地が良いのはリアバックの形状による恩恵が大きいのだと思います。
メーカーでの位置付けとしてはエンデュランスロードとはなりますが、エンデュランス過ぎないバランス感が絶妙なGTRは初めての一台からステップアプしたセカンドバイクとしても十分楽しんでいただけるバイクだと思います。
105Di2がアッセンブルされた完成車はまだ市場にたくさん出回っている状況ではないだけに、このGTRは最新の105を体感できる数少ないバイクです！
店頭から旅立ってしまう日もそう遠くないかもしれませんので、気になる方はお早めにご検討ください！
