皆さん、こんにちは。
ワイズロード船橋店の高橋です。
先日スタッフ向け試乗会で個人的に好印象だったLOOKの「795 BLADE RS」をご紹介します。
今回のインプレッションは私の主観が多く含まれますのであらかじめご了承ください。
795 BLADE RS
主なスペック
コンポーネント:SHIMANO DURA-ACE Di2 R9170
ホイール:CORIMA 47 WS BLACK
試乗を通してして感じたこと
(ジオメトリはメーカーより参照。)
「795 BLADE RS」にはジオメトリの特徴が3点あります。
まず、私が乗ったMサイズを基準にご説明するとG・リアセンター(BB中心~リアエンドの中心)が415mmとなっていて他のメーカーの同系統のモデルで同等サイズのものと比べると少し長い設計になっています。
PINARELLOのDOGMA Fは408㎜、BRIDGESTONEのRP9は410mmです。
主観ですが410mmよりも短いと加速性が上がるのでレース向けという印象があります。
少し長めのリアセンターがリア三角にしなりを生むので振動吸収性が上がり、私のような一般ユーザーでも扱いやすかったです。ハイエンドモデルにありがちな尻部への突き上げを抑えてくれていると感じました。
次にJ・シート角が75.8°であることです。TREKのMADONEは73.7°、CANNONDALEのSYSTEM SIXは74.3°と他メーカーの類似するモデルと比べてシートチューブが少し寝るような設計になっています。
こうすることで重心の軸が車体後方に少し寄るので安定性が上がります。実際に時速10~15㎞でも真っすぐ走りやすく、フラフラしにくかったです。試乗コースのヘアピンカーブでは安定性の面で大きな恩恵を受けられました。
最後に、I・ヘッド角が73°、C・フロントセンターが587㎜、F・フォークオフセットが43㎜であることです。
ここは少し難しい話になるので今回は割愛しますがハンドリングの良さ、フロントの安定感、ダウンチューブとタイヤのクリアランス、ペダルとホイールが当たるかどうか、これらをすべて問題なくクリアしていてベストなバランスだと感じました。
ちなみに私が乗っているRIDLEYのFENIX SLiCはLOOKの795 BLADE RSと比較してC・フロントセンターが10㎜ほど短いので足とホイールが当たってしまいます。たった10㎜の差ですが乗り手に与える影響は大きんです。(Mサイズにすればば良かったと後悔しています。泣)
まとめると空力が良くて軽くて一般ユーザーでものりやすい万人受けのフレーム、という感じです。強度高めのサイクリング、ヒルクライム、クリテリウム、アップダウンの激しいコースなど、幅広いシーンで活躍が期待できるモデルとなっています。
是非2台目などに検討されてみてはいかがでしょうか。お問い合わせは船橋店の高橋まで!
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