先日は毎年恒例、年に一度のワイズロードスタッフ向けの社内試乗会に参加してきました。
例年秋口のこのイベント、今回は真冬の開催ということでそれなりに寒さも覚悟してきたのですが、当日は予想以上に気温も高く風も殆どなかったのでかなり快適に試乗に専念することが出来ました。
お取引先の皆様、多大なるご協力を賜り誠にありがとうございました!
各社の様々な最新バイクに乗らせていただいたのですが、今回ご紹介するのはこの一台です。
最新エンデューロバイク
完成車キットで約100万円
サンタクルズを代表する人気エンデューロ・オールマウンテン系モデル【ノマド】も、とうとう第6世代へ突入ですね。
第2世代のノマド乗りの私としては、アップダウンの無いオンロードでの試乗会でもチェックしておきたかった1台でした。
ちなみにこちら↓がmyノマドでございます。
見た目も大きく変わりましたが、乗り味も変わってますね。
まあ、以前のモデルと比較してフレームの素材やホイールサイズも変わってますので当然なのですが。
平坦なコースを走っただけですが、直進安定性の高さを感じました。特に下りでの安定感も更に向上してそうです。
元々上りも下りもそつなくこなす(特に下りに強い)オールマウンテン系の位置付けのバイクですが、より下り系に振った感じでしょうか。一部の方を除いてはダウンヒルバイクは要らないと言っても過言ではありません。
角断面の太いチューブ
見るからに剛性の高そうなフレームで、このバイクが得意とするビッグジャンプ等アグレッシブなライドでもしっかり受け止めてくれそうな安心感すらあります。
話が逸れますが四角い車が好きなので、この角張った見た目は結構好みです。
初期のハイドロフォーミング万歳なフレームも捨てがたいですが。
ダウンチューブの秘密兵器
最新ノマドは、何とダウンチューブにグローブボックスを備えています。
扉(ハッチ)はしっかりした開閉感があるので、ライド中に不意に開いてしまうようなことは無さそうです。
こんな感じでツールウォレットとチューブパースが収まっています。
携帯ポンプや工具や細々としたものと、予備のチューブが収納可能で、かなりの収納力ですよ。
ロードバイクのようにジャージのバックポケットに収納して…という乗り方はしないと思いますので、かなり重宝しますね。
すべてのサイズでマレット仕様
ホイールは近年トレンドでもあるフロント29インチ、リア27.5インチのマレットです。障害物を乗り越えやすく、軽くて小回りがきき足つき性も良く、下りで重心位置を低く保つことができる等、29インチと27.5インチの良いとこ取りです。
ということでやはりより下りに特化したバイクと言えそうです。
ただ、以前のノマドも見た目の想像以上に登坂性能が高い優秀モデルなので、きっと最新ノマドも登りのポテンシャルは相当高いのではないかと期待しています。
昔はカーボンフレームのMTBについては若干否定的だったのですが、実際カーボンバイクを所有して考え方は変わりましたし、年々歳を取るにつれカーボンバイクの良さを痛感しています。軽くて身体に優しい(笑)。
と言う訳で、エンデューロレースを楽しみたい方、DHパークで大きなドロップオフやジャンプを満喫したい方、下り基調のトレイルライドで楽したい方などに特にお勧めなバイクだと思います。
ご検討ください。