ドーモ、皆=サン。
新宿ウェア館スタッフのニシです。
もう一件の試乗会ブログは
完全に乗りたかった車体の私見でございます。
その車体とは!
Bianchi
OLTRE XR4 Disc
実は昨年度、ディスク仕様のXR3に乗らせて頂いているので
同じCV搭載車ではあるものの
シートステーやヘッドの仕様違いなどもあり
フィーリングは異なっていたように思います。
その違いを拙い文章ではありますが私見をば
XR3は割と全ての振動をいなしてくれているような感じでしたが
XR4 Discは全てをいなすという印象ではなく
この速度でいったら”ガツン”と来そうだなーというギャップ等で
”カンッ”と軽い感じの突き上げを感じるものの
そのままキレイな路面を走っているかの如く
すぐに収まってくれている感じです。
ただ、XR3以上にガッツリ伸びます。
今回は去年とコースが違い
キツイ向かい風だったわけでもないので
剛性感&エアロを存分に堪能というわけには行かなかったですが
回した分だけスーっと伸びてくれる辺りは流石の一言でした。
正直土手上での向かい風と言ったシーンでも
このマシンなら自分の足でも伸びるのではと思うほどです。
また、ヘッド周りはウリでもある
Metron 5D ACR導入のため最適化されている影響なのか
いい意味でディスクブレーキっぽくないんですよね。
ブレーキのフィーリング。
もちろんカッチリ利いてくれるのですが減速が緩やかというのか
利きすぎたらどうしよう、なんて不安は微塵もせずに済む感じです。
もちろん、プロ仕様フレームのためオススメするのは
レーシーなマシンが欲しい人向け!
・・・・・・と言いたいところですが
CVを始めとする機構のおかげで
”レースマシンとしては”非常に高い快適性があるため
ホイールもチューブレスタイヤ等でアッセンブルしてしまえば
正直、何にでも使えちゃうと思います。
というか使ってみたくなります!
他ブランドもディスク仕様の車体は確実に増えてきており
各社の解答が一旦出揃った印象です。
ミドルグレードの使いやすさを選ぶのか
フラッグシップクラスにしかない各社の”最高”を得るのか
これからの自転車選びはもっと贅沢な悩み方ができるかも?
皆さんのバイク選びの一助となれば幸いです
2019/09/25
ニシ