初めてのロードバイクだからこそ上質な一台を組みたい方向けのカーボンフレームあります!
ビギナーでも扱いやすくやさしい乗り味の838はレース志向でこそありませんが自転車の楽しさをしっかりと伝えてくれるフレームです!
DEROSA 838 ワイズロード限定カラー
カタログやWEBサイトを見てもこれと同じものは見つからないと思います。この美しいパールホワイトのフレームはワイズロードでしか買えない特別なカラーリングなのです!!
シンプルな造形は反応性の速さハンドリングの素直さ剛性の高さに直結します。エアロロード然としたマッチョなフレームも確かに素晴らしいですが、一般的なホビーライダーの走る速度域においてバランスの良さはとても大切です。剛性の高さは加速や旋回時の挙動を安定させたり、力の伝達を高めて少ない力で走る為にも重要です。快適性は疲れないという事にも重要ですが、バイクのしなりを感じながら走る事でリズムをつかみながら楽に速く走る事にもつながります。
イタリアンレーサー全般の特徴として、山岳コースを多く含むグランフォンドイベントが盛んに開催される国である為バイクの安定性と特に下りでの安心感は必須であるため、全体のバランスは非常に高く乗り手に対する情報伝達量も多いと感じる車種が多いのも特徴です。
その上で個性的な乗り味を楽しめるのでバイクへの愛着、メーカーへのリスペクトも高まるというものです。
SRSヘッドセットで簡単内装化
FSAのACR規格がベースですが、その中でも最も簡易的な内装が可能なSRS規格を採用。一般的なステムとハンドルで組めるのが特徴で、ポジション出しをこれからやるという場合や、使いたいハンドルステムが様々ある方は最高の規格になります。私も手持ちのACR規格のバイクを来春ぐらいに整備するときはこのヘッドセットに変えるつもりです。削って作った外装ACRヘッドセットで組みなおしたばかりなのでオイルとホースがもったいないですからね。
程よいフィットで万人に
エンデュランスフィットというわけではありませんが、コンペティションな上位モデルと比べて少しだけゆったりとしたジオメトリーのこの838は多くのホビーレーサー、または初心者ライダーにも合うような絶妙な塩梅で設計されています。
SIZE | BR cm | C cm | D° | E cm | F cm | G cm | REACH cm | STACK cm |
---|
46 | 50.5 | 41.2 | 74°50 | 6.9 | 10.6 | 57.2 | 36.4 | 50.5 |
50 | 52.8 | 41.2 | 74°10 | 6.9 | 12.5 | 58.3 | 37.7 | 52.7 |
52 | 54.5 | 41.2 | 73°70 | 6.9 | 14 | 58.9 | 38.9 | 54.5 |
54 | 56.5 | 41.2 | 73°30 | 6.9 | 16 | 60 | 39.6 | 56.5 |
56 | 58.3 | 41.2 | 72°90 | 6.9 | 17.8 | 60.6 | 40.3 | 58.5 |
レースモデルとしても優秀なフィット感ですが、極端に前傾姿勢がキツイという事もなくこれもバランスの取れたジオメトリ
シンプルなフロントフォーク
特筆することがないシンプルなフロントフォークですが、これが一番安心できる形状です。先の方がねじれに強いボックス形状になっているのでブレーキングもしっかりとしていることでしょう。
BB386EVO
DE ROSA他のモデルと共通のBB386EVO規格を採用。個人的にも好きな規格でフレーム剛性が高く、軽量なフレームで縦にもねじれにも強いガシッとした踏み味が気に入っています。最近はBB86規格に戻す?フレームが多いので個人的に残念ですが、386規格で設計されたフレーム独特の走りがあると思うので是非体感してください。
このフレームの力の抜きどころ
縦に薄く作られたシートステー
主に後ろの三角が乗りやすさを実現している部分になります。
安定感はフロント側に持たせて、少しウィップなバックにする事で加速がスムーズになり、ペダリングスキルを問わずに滑らかに走るバイクに仕上がりますね。
838
元々エントリーモデルに使われていた名前のフレームですが、最近のカーボンロードバイクは技術が上がりすぎてエントリーと言っていいのかわかりませんね。
10年前当時は上位カーボンモデルと比べたりアルミのレーシングモデルと比べる事で完成度的な部分で劣る部分があったのは事実です。エントリーで安いけど結構走るよねというのが入門クラスのカーボンバイクの評価でしたが、今のカーボンロードはよっぽど手を抜いて作らない限り完成度のものすごく高いフレームしか手に入らないため、あとは使い方と好みのマッチングをしていただくという感じになります。
ラインナップ上価格が最もリーズナブルですが、DE ROSAも特にエントリーモデルという表記をしておらず、あくまでも万人に向けて走りやすいバイクを作りましたよというニュアンスの説明をしているにすぎません。
非レースユーザーにとっては32cまで入ると言われているタイヤクリアランスは絶妙で、30cぐらいのロードタイヤは勿論、ツーリング系の太めのタイヤとの相性も良く、使い方が様々考えられるのが良い所ですね。
グラベルロードまでは必要ないけど、舗装の悪い山岳地帯を走りたいと思っている方にはラインナップ中でも最高の選択になるでしょう。
ハイエンドモデルはレースに勝つための様々な工夫がされているのですが、ロードバイクを楽しく走る為の工夫はこのバイクがむしろ上手です!
商品詳細
商品:DEROSA 838
サイズ:46、50、54
仕様:
フレーム重量 | 1000g |
フォーク重量 | 380g |
ヘッドセット サイズ | 1-1/2 / 1-1/2 with SRS System |
BB サイズ | Press FIT 86.5x46 |
シートポスト径 | 27.2mm |
タイヤクリアランス | 30c |
スルーアクスルサイズ | Front:12x100mm Rear:12x142mm |
価格:¥352,000-税込
[ysid 22187796]