ワイズロード 新ポータルサイト

.

【ワイズロードスタッフ試乗会】DE ROSA 838とは何なのか?

775
府中多摩川店】吉田 哲朗 23年02月01日

IMG_5496

 

1月20日(金)に開催しましたワイズロード社内スタッフ試乗会

加えて1月21日(土)に開催しましたワイズロードバイクデモ‼

 

出展いただいた取引先の皆様方、ご来場いただいたお客様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

久々のコミュニケーション、情報収集の機会、本当に楽しい一日でした!!

試乗したバイクについてお客様にフィードバックすべく!インプレッションしたいと思います。


 

838の位置づけ

IMG_5307

憧れの老舗イタリアンバイクブランドDE ROSAに乗るなら、クラフトマンシップの宿るNEO CLASSICO?スポーツカーのDNAをも持ち合わせるSK Pininfarina?同ブランド内のカーボンでは最廉価(フレームで44万円)のIDOL DISC?

 

このバイクだって忘れちゃいけません。

 

20230120_110140s-

DE ROSA 838

フレーム価格¥352,000

Chorus完成車価格¥638,000

 

 

同社のカーボンのディスクロードのラインナップならもう間に合ってるのでは?とも思えましたが、今思えば最近のDE ROSAはFEDEがカタログからドロップしてからというもの、エントリーモデルが不在でした。

そこで現れたのがR838の精神的後継モデルであるこの838。そうです、この838はR838同様にエントリーモデルとして位置づけられています。

 

ミッドレンジのIDOLと何が違うのか?何が良いのか?

20230120_105113_HDRs-

端的にまとめると、、、

IDOLは最新のバイクたらしめるルックス。DE ROSAのアイコニックな弓なりのトップチューブ。

程よい剛性感と程よいエアロダイナミクス。しかしフレーム重量は1kgを超えていました。

 

対してこの838は、お世辞にも最新バイクとは言えないシンプルなルックス。金属フレームをオマージュしたような丸いフレーム断面形状。

スキルを問わない乗りやすいジオメトリーと快適性。それでいてフレーム重量は約900gを公称しています。

 

乗ってみると、この特徴の違いが膨れ上がる

ここまでだと、フレーム形状をシンプルにしたことで軽量化に成功し、断面形状が細くなったことで快適性が良くなっただけのように思えます。

ただ、いざ乗ってみるとこの違いがいかに意味があるかを思い知りましたので、大きな特徴を3つ紹介します。

 

軽さは正義

まず感じたのが軽量化の恩恵。ダンシングが軽い=登りで疲れづらい=加速しやすい=街乗り万歳!

程よいウィップ感も相まって本当に気持ちよく進みます。このウィップ感はB社のプロフォーマット技術に近しいものを感じましたし、かなり日本人(パワーもウェイトも欧米人に劣るライダー)向けの味付けです。これだけ気持ちがいいと見た目がシンプルなのも愛嬌に思えてくるほど。

続いてこのシンプルなフレーム形状に関してですが、、、

 

エアロのエの字もない??

img_technology02_02

イメージ図

風洞実験を行い、空気抵抗に合わせてフレーム形状を設計するのが昨今のレーシングバイクです。

この838はエントリーモデルのため、エアロ形状は必要ではありません。エントリー~ミドルユーザーの殆どは30kph前後でサイクリングを楽しまれています。

初速が気持ちいいバイクですから、そんなサイクリストがこのバイクのスイートスポットを味わいつくせます。

しかも、エアロ形状を省いたことで、軽量化と、廉価化と、程よいウィップ感を獲得したのです。

 

このバイクはきっと、風洞実験よりもライダーのフィードバックを優先して設計されたのでしょう。

 

だからこそいいんです。

 

空気抵抗ばかりに気を遣ったバイクと、ライダーに合わせて設計されたバイク。どちらが乗りやすいんでしょうか?

乗りやすさといえば、メンテナンス性も欠かせない要素ですが、、、

 

いじりやすさも正義!!

20230120_110237_HDRs-

ヘッドパーツのACRが不採用!!メカニックにもカスタムフリークにもDE ROSAを検討中のお客様にも朗報です。

4710243884041

このステムの在庫状況が絶望的

 

2023年1月現在、在庫が絶望的なFSAのACR専用ステム。ほとんどのサイズが入荷時期未定。

困ったことに、このACR専用ステムがDE ROSAの現行モデルのIDOLとMERAK、SKの組み立てに必要不可欠なパーツなんです。

そこで838は汎用規格(FSAのSRS)に変更されたため、汎用のステム、ハンドルを選んで組み上げられます。

 

このSRS規格に変わった恩恵はすさまじく、ステムの納期未定=納車時期未定から解放されます。

納車後のポジショニングだってばっちりです(ただし、ステムベタ下げは苦しそう)。

 

ケーブル類のフル内装化という強迫概念なんてこの世にはありません。きっと。

 

フレームからのバラ完がオススメ

ステム、ハンドルが汎用規格になったことでパーツチョイスの幅がぐっと広がり、納期のご案内もしやすくなりました。

在庫のあるフレームに、コンポーネントとホイール、ハンドルステム、サドル、シートピラーなどなどを組み合わせて60万円前後で納車可能です。

ご予算が100万円近くありましたら、7kg前半が見えてくるポテンシャルの高いフレームです。

もちろんChorus仕様の完成車でも、イタリアンな雰囲気で統一されて8kg台。魅力的です。

 

各店舗にフレームセットでの在庫もございますので、気になった方はワイズロードオンラインからのご注文も可能です!

ぜひご利用ください。

 

 

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る