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【ワイズロードスタッフ試乗会】グラベルの黎明期を支えたバイクの進化版

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府中多摩川店】金城 政和 23年02月04日

先月20日、当社企画のスタッフ向けの大試乗会が行われました。

私が入社した頃はまだ店舗も関東圏のみでしたが、現在は全国規模になってきたので久しぶりに見た顔も多く、なかなか有意義な試乗会でした。

早朝からご協力頂いた各お取引様、運営のスタッフの方々には本当に感謝です。有難うございました。

この試乗会で得た知識、感じた事を全国のお客様へフィードバックしていきたいと思っています。

 

今回は自分の得意ジャンルでもありますグラベル系情報から。

ではこちら!

 

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草分け的存在 やっぱりグラベルならRENEGADE!?

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グラベルロードを早くからアドベンチャーロードとして出していたRENEGADEはこのジャンルではアイコン的存在。
RENEGADEと言えばクロモリフレームでキャンプライドでもへっちゃらな無骨なイメージがあるかもしれません。
そのRENEGADEシリーズの進化したカーボンフレームのトップモデル『 RENEGADE C2 』。

侮れません!

 

 

T700モノコック カーボンフレーム

 

最近のグラベルのトップモデルは海外で盛んなグラベルレース仕様の物が多く、ハイエンドロードのような固めの乗り味と、軽量化を意識するあまりパッキングやストレージは省かれる傾向にあります。
RENEGADE C2は勿論、RENEGADEのコンセプト通りの方向性で正常進化しているので、バイクパッキングをしつつ一定のスピードでどこまでも走っていけるようなバイクに仕上がっています。ただ高剛性なだけではありません。
実際、ペダルを踏めばしっかり加速し、でもマイルドながら芯のある乗り味はアスファルトの短い試乗コースでもしっかりと感じ取れた。

クロモリフレームのSシリーズで林道ライドの経験もあるので、RENEGADEのダート区間の強みをよくわかっていますが、これは更にパフォーマンスが高く発揮できるなと確信できました。

 

 

コンポーネントはSHIMANO GRX

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グラベルライド向けに最適化されたメインコンポーネントにGRX(RX800とRX600のMix)を採用しスムーズな走りをバックアップします。
シマノ製なので性能は勿論、折り紙つき。メンテナンスも安心です。

クランクはPraxis のALBA GRを採用。チェーンリングギア数は48/32t。

SUNRACE製リアスプロケットは11-34tの11speed。

グラベルからパッキングをしてのロングツーリングまで幅広くサポートします。

 

 

ステムが予想外に良かった

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ジェイミスジャパンでのスペック表には軽量ながら剛性感もある実戦的な Ritchey Comp 4-Axis となっていますが、今回入荷しているものは REDSHIFT のショックストップのステムが装着されていました。
ジェイミスの営業担当さんも???な感じで本国メーカーの気まぐれなのか不明です。
若干半信半疑な気持ちでしたが、小気味よい動きでなかなかな好印象でした。是非ともダートで試したいと思いながら、その昔MTBの世界戦等で某リッチーのフルリジットバイクに装着されていたSOFT RIDEステムを思い出しニヤニヤいしていたのは秘密です。

 

 

総括

 

このRENEGADE C2は、クロモリのSシリーズやアルミのAシリーズの様にラフな扱いは苦手ですが、やはりカーボンの軽さが武器になり、ゼロスピードからの加速やヒルクライム、山での担ぎ、輪行などでかなり恩恵を受けると思います。

この反応性を保ったままでの乗り心地もシリーズイチです。日本への入荷数は少なく限定商品扱いなので気になる方はお早めにお問い合わせ下さい。

 

 

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