こんちゃーす!
コニシでーす(`・ω・´)ノ
RIDLEY KANZO FAST
RIDLEYが誇るグラベル最速のバイクです。
パット見のシルエットはNOAH FASTそのものですね。
グレーアンスラサイト
アーミーグリーンゴールド
の2カラー展開。
フレーム価格:¥396,000(税込)
重量:サイズにより前後するがフレームセットで1.66kg(Sサイズ)
BIKE CRAFTでホイールなし完成車としても購入可能
※BIKE CRAFTとはRIDLEY独自のホイールなし完成車の仕様
GRX800 DI2 1x | 574,200円(税込) |
GRX800 1x | 506,000 円(税込) |
GRX600 1x | 478,500円(税込) |
バラでパーツを買うよりも比較してリーズナブルに購入する事が出来る。
ファーストルック
前から見るとかなりマッシブなデザイン。NOAH譲りのエアロフレームだけあって実際に走った時も速さは他を圧倒するなと思います。※僕とTOPSTONE比
専用設計のハンドルG1インテグラルコックピットは程よいフレア角度で握りやすく下ハンを持っていてもかなり安心感がありそう。実際にオフロードの下りなんかも走ってみたい。
今回の試乗車にはSHIMANOのGRXのホイールが付いており、タイヤはCONTINENTALのTERRA SPEED 40Cが付いていた。
フレームの許容タイヤ幅は700Cだと42mm
インプレッション
そこそこの完成車重量たぶん9kg弱?くらいありそうだったが走ってみるといい意味で裏切られた。
700x40Cのタイヤサイズは通常のロードバイクよりもタイヤの周長が長いので簡単に30㎞以上でる。
太いタイヤ+ホイールベースが1000mm以上この恩恵でスピードの維持もしやすい。
これはオンロードだとまぁ正直当たり前かなと思う。
これを実際のグラベルで走らせたらという想像にはなってしまうのだが、この自転車の得意なグラベルは
硬く引き締まった砂利道。やほぼ舗装されていない林道なんかはお手の物と思います。
現在持っているTOPSTONEよりも間違いなく速い。
快適性はほぼタイヤ任せにして、速さという観点に全振りしてる感じ。フレームのチューブ形状がカムテールの事からくる剛性感は非常に高く、かと言ってすぐに脚に来るという事もないバランスが絶妙。
全てはUNBOUND GRAVELのようなレースで勝てるバイクを作ったんだろうなぁといった印象。
UNBOUND GRAVELはアメリカだが、実際日本ではどんな環境が楽しいのかという事を考えてみたところ。
富士山の麓にある東富士演習場、実は立ち入り可能な日があります。
後は山梨長野にある林道。イベントだとJEROBOAMやニセコグラベル、グランフォンド妙高あたりがおそらく得意になるだろう。
考えただけでも楽しそうだ(笑)
イマイチになりえるポイント
上記の事だけ読むと当然ながら速いグラベルなんだな。と思ってもらえると思います。
が、買う人のやりたいことがある場合この自転車は何点かマイナスポイントがあります。
例えば、『キャンプツーリングをこのバイクでしたい。』みたいな事があればオススメポイントは下がる。
Fフォークにダボ穴が無いので、Fフォークには荷物をつけることができない。※絶対できないわけではないが基本的にキャリアは付けることはできない。
バイクパッキングでサドルバッグ、フレームバッグ、ハンドルバッグというあたりは問題ないです。
後はフロント変速機もつける事が出来ない。これは例えば脚力にあまり自信がない人の場合ギア構成を考えなければならい。MTBやグラベルバイクではギア比1以下なんてことは近年当たり前になってきているのだが、そこらへんを考慮してないと『ギアが足りない…』なんてこともあり得る。
まぁその辺に関しては誰から買うのかで変わったりする。
純粋にグラベルを楽しく速く走る人へ
↑これは普段走るグラベル。こういうところをKANZO FASTで走ったらマジでバカっ速と思います。
前述してますが、オンロードも得意なので
家から30㎞位かけてグラベルに行くような人でもきっと退屈になることはない。
オンロードをちゃんと巡航すれば下手なロードより速いと思います。
グラベルのいいとこはオンもオフもそれなりのスピードで駆け抜けることができる点。
これはMTBにはない軽快性ですね。
うーん、KANZO FAST借りて普段走るようなところにもっていって試してみたいなぁ。と思う今日この頃(笑)
この自転車のことやグラベルバイクについてお聞きしたいことがあれば是非コニシのご用命をお待ちしております。