先日は毎年恒例、年に一度のワイズロードスタッフ向けの社内試乗会に参加してきました。
CANNONDALE CAAD13 DISCのインプレはこちらをどうぞ。
普段はMTB、グラベルロード、小径車に乗る事が多い私石川が、
最新のロードバイクを中心に乗り比べて参りました！
さて今回のインプレのバイクはというと…、
SCOTT/FOIL 20 DISC
YELLOW/BLACK
￥459,000＋税
まず初めにお断りを入れますと、こちらのバイクは2019年モデルでございます。
実は昨年の弊社試乗会にもお持ちいただいていたそうで…私が腰痛が酷くて倒れていた時ですね…。
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ちなみにこちらが2020年モデルのFOIL 20 DISCでございます。
ほとんど変更点は無いとのことですが、
カラーリングとシートポストがより軽量なものへと変わったとのことです。
営業T氏に声を掛けられて本当はADDICT RCに乗りたかったんですが…（笑）
さて本題のインプレに戻ります。
昨今のトレンドであるエアロロードを牽引したモデルとして名高いSCOTT/FOIL。
数多の後発メーカーに大きな影響を与えたと言われる名車であり、
技術的に優れていることも皆様の周知の事実でございます。
このバイクの特徴を一言で無理矢理言い表すとしたら、
「あらゆる面で滅茶苦茶高次元でバランスのとれた見た目もイケてるエアロロード」
自分で言ってて良く分からなくなりました、そもそも一言で言い表す必要があったのか…。
あらゆる面、まずは重量においてスルーアクスル仕様のディスクブレーキ採用、
このルックスのバイクとして8kg台の軽量さは優秀だと思います。
短い試乗コースでも優れた空力性能により巡行性能の高さはしっかり感じることが出来ました、
スピードを維持しやすいんです。
翼断面形状の後端を切り落としたカムテール形状を採用したパイオニアとしても知られる同モデルは、
横から見る見た目も非常に格好が良いですね。
機能を追い求めるとどうしても各社似たような形状になってしまうことは致し方ありませんが…。
専用のステム等ハンドル周りは何故だか男心をくすぐられます。
ここ最近流行しているショートサドルを採用しています。
個人的には、パーツアッセンブルを含めてトータルで見て美しい一台に仕上がっているかと思います。
剛性に関していえば、ADDICT RCで採用されるのは最上級グレードのHMXカーボンですが、
このFOIL 20 DISCで採用されるのはHMFカーボン。
私のようなたまにロードバイクに乗る人間や、初めてロードバイクに乗る方には、
高剛性のHMXよりもHMFの方がより扱いやすくて良い気がします。
実際、十分踏み応えはありましたし、バイクコントロールもし易かったです。
そして、最後になりましたが、カムテール形状のエアロロードの命題ともいえる乗り心地の問題。
この手のバイクは、どうしても縦方向に硬くなってしまう傾向があります。
しかし、この不安はFOIL 20 DISCに乗った瞬間どこかへ消えてしまいました。
なんでだろう、乗り心地が凄くいい、こんな見た目なのに。
28Cという太いタイヤを履いていますが、それだけではない秘密がこのフレームにありそうです。
2020年モデルは色々なメーカーで28Cタイヤ装備のロードバイクを発表していますが、
SCOTTは他社に先駆けて28C推しですね。
乗り心地に関して言えば、私自身が最新の様々なエアロロードに試乗してみたわけではないので、
まだまだ勉強する必要がありそうです。最近のエアロロードは随分快適性が向上しているんですかね。
何はともあれ、初心者にも優しく、
様々な使い方に応じてその性能をフルに発揮してくれる万能なバイクだと思います。
当店には19年モデルのFOIL 20 DISCの在庫ございます！
（私が試乗した全く同じモデルです）
お求めやすい価格になっていますので、気になった方は是非お早めにお問い合わせください！
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