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【ロード】あのRacing Lightが帰って来た……!?軽さ重視のヒルクライム用、Fulcrum SPEED 25 DB 入荷しました!!!【ホイール】
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- 【横浜ワールドポーターズ店】松野 望士 23年02月09日
横浜店松野です。
Fulcrumのヒルクライム向け軽量ホイールと言えば!
2017年を最後に姿を消したRacing Light XLRを思い浮かべる人も多いのでは…?
ここ数年の間はFulcrumのローハイトカーボンホイールと言えば、そこそこの重量でガチガチの剛性を誇るRacing Zero Carbonしかありませんでしたが
Racing Lightに相当するモデルが復活しました!!
Fulcrum SPEED 25 DB
メーカー希望小売価格:¥380,600のところ
Y's ROAD 価格¥342,540(税込)にて販売いたします。
[ysid 8057017989783]
軽量ローハイトリム!
SPEED 25という名前ですがリムハイトは26mmです(笑)
最近は軽量とエアロのバランスをとり、30~40mm程度のリムハイトを見かけることがほとんどなので
このハイトのハイエンドホイールは逆に新鮮ですね。
当然ディスクブレーキなのでリムにはブレーキトラックが無い上に、塗装の必要がないDIMFテクノロジーを採用しています。
カーボンリムを成形している樹脂が紫外線に弱い為普通はUVカット塗装をするのですが、このリムは特殊な樹脂を使用することで塗装を不要にし軽量化!
Racing Light(チューブラー)と比べてワイド化したチューブレス対応リムなのに重量差は60gほどしかありません!
リムとハブの重量の内訳が気になるところですね…
前後で異なるスポークパターン&リム形状
Fulcrumと言えば、左右のスポークテンションの差を減らし横剛性をアップさせる2:1が有名なのですが
リアホイールは左右同数パターンで
さらにオフセットリムになっています。
2:1はある程度のリム剛性が必要みたいなのですが、SPEED 25はローハイトリムなので剛性を上げにくいのでしょうか?
2:1と同じ理屈である、OptBalを採用したShimanoのWH-R9000シリーズも
ローハイトなC24だけ左右同数かつオフセットリムになっていました。
フロントはノーマルのリムで2:1を採用しています!
リアに比べるとオチョコが小さいからなのでしょうか…?きっと何か理由があるはずです。
もちろんチューブレス対応の2-WayFitです。
ニップルホールが無く、リムテープが不要なのが嬉しいです!
せっかくなので軽めの25cを付けたいところなのですがリム幅が21mmなので28cの方がバランスが良さそうです。
新形状のハブ
軽さ重視なSPEED 25の為に用意されたハブです!
実はFurclum/Campagnoloのハブのベアリングはサイズが2つありまして
昔から使われているベアリングのボールの数が15個の通常タイプと
ボールが13個の小径タイプがあります。
リムブレーキモデルではリアが通常タイプでフロントが小径タイプ
ディスクモデルでは前後とも通常タイプになっていました。
しかしこのSPEED 25は軽量重視なのでディスクブレーキながらも
リムブレーキと同じくフロントのみ小径タイプに!
ハブシャフトが肉薄になり、ハブボディーも小さくなるので軽量化が出来ます。
これはSPEED 25だけではなくFurclum/Campagnoloのディスクブレーキハブ共通の特徴なのですが、センターロック対応タイプはロックリングがナットタイプになっています。
ハブ内部にネジが入り込んでこない為ベアリングのスペースを確保できますので、ベアリングの位置がかなり外側になっています。
ブレーキローターのセレーションとちょうど同じぐらいの位置でしょうか?
通常はこんな感じで、もっと奥まったところにベアリングが配置されています。
ギリギリまでベアリングを外に出すことで剛性UP&ベアリングの負担を減らしているのです。
ヒルクライムのタイムを縮めたい方にはもちろんのこと、登りが苦手だから少しでも楽をしたい方にもおすすめです!
もちろん取り付け作業やメンテナンスも承ってますのでご相談ください!!