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【VITTORIA】TPUチューブ使ってみました

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新宿本館】 23年02月16日

みなさんこんにちは、新宿本館の服部です。

みなさんは、TPUチューブというものをご存じでしょうか。
その名の通り、スマホケースの素材などにも良く使用されるのTPU(熱可塑性ポリウレタン樹脂)を使用したチューブになります。
このチューブが今、第三のチューブとして注目を集めているんです。そこで、私もこのチューブを取り寄せて使ってみました!

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VITTORIA ULTRA LIGHT SPEED (DISCブレーキ専用)

価格:税込4598円
サイズ:25~30c、バルブ長60mm(バルブコア取り外し可能)

今回私が使ったのは、イタリアの老舗、VITTRIAのTPUチューブです。

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ブランドによっては、チューブ自体に色がついているものもありますが、VITTORIAに関しては特に着色は無く、生地も薄いため、透けて向こう側が見えます(笑)

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バルブの接着もかなりしっかりしているようです。

重量

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カタログ重量が30グラムという事でしたが、実測してみてもジャスト30グラム。ひかくとして、これまで使っていたチューブも測ってみました。

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ブチルチューブ(バルブ長60mm)118グラム

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ラテックスチューブ(バルブ長40mm)58グラム

ブチルと比べて90グラム弱軽く、今まで軽量チューブの代表とされてきたラテックスに比べても約半分程の重量とは驚きです。ここまで変わってくると走りにも大きく影響してきますね。

組付け

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組付け作業はその他のチューブ特に変わりはありませんが、いくつか注意が必要です。

TPUという素材は一度伸びてしまうと、ブチルとは違い、縮みません。特に、タイヤの中に収める前に少し空気を入れますが、その際に空気を入れ過ぎてしまうと、チューブ自体が大きく伸びて、タイヤの中に納まりきらなくなってしまうのです。そのためこのVITTORIAのチューブの場合は最大0.5BARまでと決まりがあります。

他には、チューブ自体が薄いため、タイヤに噛みこみやすいため、空気を入れる前に入念にチェックしましょう。

この2点に気を付ければ、特に難しくはありません。

実走!!

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1000キロほど走りましたが、さすがにブチルに比べ、前後で170グラム以上軽くなると体感としても大きいです。特に、斜度のキツイヒルクライムでのひと踏みひと踏みに軽さを感じました。例えば、同じく170グラム軽いホイールを買うことを考えると非常にコスパの良いカスタマイズと言えるのではないでしょうか。
また、生地が薄いためか、ブチルより乗り心地の良さも感じました。しかし、ラテックスまでとはいかず、ブチルとラテックスの間という感じでしょうか。逆に言えば、コシがあるため、かかりが良く、思ったよりも扱いやすいチューブだと感じます。
他には、意外にもバルブが樹脂製の為か、ホイールバランスが良くなったようにも感じました。

デメリットは?

軽量チューブの宿命とも言えますが、熱に弱いです。このVITTORIAの場合はDISCブレーキ専用となっています。他のブランドでリムブレーキ対応モデルもありますが、カーボンリムには使えないものがほとんどです。

チューブ一本の価格としては中々お高いものですが、費用対効果としてはとても大きく、手っ取り早い軽量化アイテムとしてとてもオススメできるものだと思います!!通常在庫していない商品ですので、お取り寄せとなりますが、お求めの際は、店頭にてお気軽にお声がけください。

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