【スタッフのインプレ】
このタイヤで200km走ってきました!ちょっと紹介しちゃいます!!
PANARACER / GRAVELKING
10月上旬に行われましたAJたまがわ様が主催するブルベ200に参加した私ですが、これを機にタイヤを新調しました。
ブルベを走るにあたり、私が最も重視したのが耐パンク性です。
200kmという長い距離を走り、尚且つエンデューロレースなどとは違い全て舗装路ではありません。
山岳に走れば荒れた所もあり、時には路面が濡れて不安定な場合もあります。
つまりオールマイティーに走れるが、耐パンク性に優れたモデルがベストいう考えに行き着きました。
そんな私が選んだのが“PANARACER”の“GRAVELKING”です。
そんなGRAVELKINGを履いて、ブルベで200km走って来たのでさっそくインプレしようと思います。
ブルベ200に関するブログはこちらをご覧下さい。
■ちょうど良いサイズとカラーラインナップ。
タイヤ幅は25Cよりもうちょっと太い方が安心するけど、28Cのようなクロスバイクに多いサイズでは太すぎる。
GRAVELKINGは26Cという個人的にはベストなサイズがラインナップにありました。
もちろん23Cと28Cもラインナップにありますが、そこそこの太さを求めてる私には26Cが良いと判断しました。
それとクロモリフレームに乗っているので、クラシックな感じに仕上げたいという気持ちも強かった。
なのでサイドカラーに茶色があり、そこも決め手の1つです。
■柔らかいというのが第一印象。
踏み込んだ瞬間に“ふわぁ”っという柔らかい印象が強く、25km~30kmの巡航をするのに適しているという感じです。
【グラベル】という言葉がモデル名に付いているように、レースというよりもツーリングやロングライドなどに向いているのではないでしょうか。
空気圧を下げて走れば安定性が向上して、荒れた路面でもしっかりとグリップが出来ると思います。
私は体力を残す事を心掛けながら走るようにしており、巡航速度も30km以上はあんまり出さないのでちょうど良い感じでした。
スピードに乗ればそこまで抵抗は感じず、安定した走行ができます。
漕ぎ出しが柔らかいのでもたつく感じはしますが、それも最初だけで加速も悪くはありません。
むしろある程度の速度域には直ぐに達するので、そこそこのスピードを維持することが出来ました。
■グリップ感が非常に高い。
ここが1番のポイントだったと思います。
例えば市内地を走っていて歩道に上がる時の段差は“乗り上げる”ではなく“タイヤが持ち上げている”という印象が非常に強いです。
ちょっとした凸凹道でも路面に沿った走行をしてくれるので、ペダリングロスが少なくスムーズな走行が出来ました。
今回のブルベでは不安な路面もありましたが、このグリップ感のおかげで安心して進むことができパンク等はトラブルはありませんでした。
山岳の下りではコーナーリングがスムーズに行えます。
私はダウンヒルが非常に苦手で、特に下だりのコーナーでは速度を結構落としてゆっくりと曲がります。
ですがグラベルキングに変えた恩恵が非常に大きく、コーナーのグリップが非常に良く路面に沿った走りをしてくれます。
下りでは先の道を見て、自分が走りたい所をイメージしながら進みますが、それに近い走りができたと思います。
■総評
ロングライドやツーリング志向のオーナーさまにおススメできる事は間違いないでしょう。
柔らかく、優れたグリップ感を持っているので安定した走行ができる。
ある程度の速度域に達しても抵抗は少なく、スピード感も悪くはありません。
高速巡航などのスピードを求めるオーナー様はもっと転がり抵抗が少ないモデルの方が良いかもしれません。
ですが【グラベル】という言葉通りで、荒れた路面などを走っても安定しているタイヤならGRAVELKINGの方が良いのではないでしょうか。
オールマイティーに走るならおススメですよ!!
PANARACER / GRAVELKING
サイズ:700×23C / 26C / 28C
重量:23C.220g / 26C .240g / 28C.270g
価格:4,858円+TAX
住所:東京都台東区上野3-16-3 鈴木ビル1F&2F
電話番号:03-3836-6168
営業時間:月~金/12:00~20:00
土日祝/11:00~20:00