BBを圧入してクランクを組み付けたら、足回りのボリュームが気になり始める。
別にキシエリが悪いわけではないのですが。
このフレームだったらホイールもある程度ハイトがあった方が似合いそう、と
一度思ってしまったら止められなくなりました。
というわけで。
キシエリUSTから、懐かしの「RS81‐C35」に交換です。
RS80→RS81と2世代に渡ってラインナップの中核をなしていた「C35」も
残念ながら廃盤に。
ただカーボンラミネートホイール自体は今でも継続、「C24」と統合された
ようなカタチで現行の「RS-700」へと受け継がれています。
高すぎず低すぎず、なんだかんだで使いやすい高さの35mm。
50mmハイトのフルクラムで普通に通勤していますが、流石に風の強い日
にはハンドルが落ち着かなくてユラユラすることも・・・
アルミ+カーボン構造の軽量リムは見た目以上にカッチリしていて剛性は
高め、乗り心地はまずまずと言ったところでしょうか。
独特のヌメっとしたリム表面のおかげで空気抵抗はかなり軽減されていて
抜けの良さと伸びの良さは35mmハイトと考えればかなり優秀。
「DURA‐ACE」でも使われていたリムなだけのコトはあります。
リムにコストをかけている分、ハブはまあ普通。
といってもアルテグラ相当であり、基本設計はデュラエースに準じているので
素直によく回ります。
元々がギア屋というかハブ屋のシマノなだけあって、回転性能へのこだわりは
実はかなりのもの。
ただそれ以上に耐久性の高さも重視しているので、馴染みが出るまではシブい
なんてこともしばしば・・・チョイ乗りでは良さが伝わりづらいのが難点です。
タイヤは家に転がっていたIRC「ASPITE WET」。
ネーミングのせいで「雨用タイヤ」というイメージが付き過ぎてしまったのか
最近は「WET」ではなくコンパウンド名の「RBCC」を名乗っています。
雨でも使えるハイグリップタイヤとして「NIPPO」が使ったりしてるのですが
ツウ好みのイメージからはなかなか抜け出せていないのが残念。
スプロケットを入れ替えるついでにディグリーザーで洗浄。
時間がないので今回はピカピカを目指しませんが、多少小ざっぱりしたと
感じるくらいにはキレイになりました。
実際にフレームに合わせたらこんな感じ。
なんか派手??・・・でもすぐに目が慣れてくるでしょう。
当初のテーマ「ロングライド用バイク」からは早速ブレ始めていますが
まずは乗ってみてから考えるとします。