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輪行サイクリングとバイクパッキングについてスタッフが熱く語る!【石川ライド】

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上野アサゾー店】石川 康輔 23年02月18日

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月に何度もスタッフライドブログを書いてはいますが、輪行サイクリングは年に数回の個人的にはBIGイベント。回数だけ見ると初心者みたいなものですが、、、そこにこだわりはあるので今日は輪行でのサイクリングとスタイルとしてのバイクパッキングについて語ります。

輪行サイクリング

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サイクリングにおいて輪行というスタイルは皆さんご存じだと思います。

公共交通機関(主に鉄道)を利用して遠くの観光地に行ったり、ショートカットや帰りの手段としても有効で覚えると非常に便利なのでサイクリングの幅が広がるそんなテクニックになります。

私は主に自宅から遠くまで自走して帰宅手段として輪行を行う場合と、遠くの観光地を走る為に行き帰り新幹線か特急を使って早朝から大きく移動する2パターンがメインです。

輪行上級者は都内を迂回するために比較的短距離移動をしたり、グループライドの集合場所まで軽量なバッグを使って行ったりするような事もありますね。更には飛行機やフェリーを利用する(輪行っていうのかな)という憧れの輪行パターンもありますね。

当然ですが、輪行バッグが必要になります

最初はOSTRICH、MARUTO、TIOGAなど定番ブランドの輪行バッグから選んでいただくのが確実です。バッグのお勧め商品については他の記事をご覧ください。

今回輪行その物について解説するのではなく、輪行バッグの私流の持ち運び方について、それに伴ってバイクパッキングというスタイルがとても有効だという話をしていきます。

OSTRICH L100輪行袋

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定番中の定番でおそらく日本で一番売れている輪行バッグだと思います。私も10年ぐらい前に、、なるんですね、に買ってから、(そんなに使っていないこともあって)買い替えせずにずっと使っています。

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数年前にバイク自体はディスクロードになりましたが、袋はそのままで各種小物をアップデートして現在も使っています。

L100を使って買い替えもしていない点としては、十分にコンパクトである事と万が一(破れたりして輪行不能にならない)への心配の少なさなど安心感から極端に軽量なものは使っていません。

更には縦型輪行バッグは省スペースで車内に置けるので他の乗客への配慮にもなりますし、特急で二列の座席の後ろでもギリギリ入るのでおススメです。三列シートでも横型はかなり場所を取るので通路へのはみ出しにご注意ください。

というわけで、私の輪行バッグはL100がメインだという前置きをしておいて、この輪行バッグをどうやって持ち運んでいるのかをお話ししましょう。

輪行バッグの持ち運び方

前提として、輪行バッグだけならサドルバッグのようにサドルに括り付けておけるので持ち運びに別のアイテムは必要ありません。ですが、ディスクロードの場合は輪行の為にもっていくものも多くなるので付属の巾着だけでは容量ギリギリになります。私は色々持っていくので収まりませんでした。

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輪行グッズを詰め込める丁度よいサドルバッグがあればいいよねという事で色々買って試した結果、ORTLIEB ( オルトリーブ ) サドルバッグ2の1.6Lに行きつきました。

サドルレールにアタッチメントを取り付けて固定するタイプなのでメリットとして横揺れしにくいという点と、ロールアップでギュッと荷物をくるむので隙間もなく更に横揺れしにくいという走りの邪魔にならない所が気に入りました。バッグが太いのでペダリング中内ももにちょっと干渉しますが、気にしないようにしています。

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バッグやスプロケットのクッション、リアエンド金具や各種アクセサリやお手拭き、私は肩紐用のパッドも持っていくのでかなり詰め込んでいます。輪行するときに必要なものが一つのカバンに入っていれば、万が一の忘れ物なども防ぎやすいですし、現地であのアクセサリどこのバッグにしまったっけみたいな事や、輪行でホイールなどを固定した後にそういえばフレームバッグにあのアクセサリ入ってたわ!見たいなタイムロスもなくなります。

輪行するときに必要なものは全部1か所に入れておくという事が輪行をする時に時間短縮にもなりますし、万が一の忘れ物も防げるのではないでしょうか?

というわけで、輪行バッグの中身だけを丁度良いサイズのサドルバッグに全部っグシャっと詰め込むスタイルが個人的に気に入っておススメです。

フレームバッグ

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私のサイクリング写真にほぼ登場するフレームバッグ。バイクパッキングというスタイルで、元来自分自身が背負っていたようなウィンドブレーカーや財布、タオルやその他色々なアイテムを車体に取り付けたバッグで持ち運ぶスタイルになります。

ツーリング車の場合は自転車にキャリアを取り付けて専用のバッグを固定するスタイルが昔からありますが、最近のカーボンロードはもとより、殆どのロードバイクではキャリアを取付することができません。そこで登場したのが、フレームバッグや大きなサドルバッグ、ハンドルや一部フロントフォークにバッグをマウントするスタイルがバイクパッキングとして最近では主流のツーリングスタイルになっています。

このバイクパッキングでもフレームバッグは個人的にイチオシで、車体の中央に重量物を置くことでバイクの操縦性を損ねず、かつ、荷物の取り出しが容易で2L~6Lぐらいの結構な荷物を持ち運ぶことができます。

その代わり、フレームサイズによって取り付け可能なバッグのサイズが決まる為、比較的大きなフレームサイズをお乗りの方に向いたスタイルにはなります。

Mサイズとか54サイズとかそのぐらいあるとボトルを付けたままバッグ類を装備可能です。ホリゾンタルフレームのクロモリバイクなんかはフレームの三角形が大きいので有利ですね。

便利というだけでなく、輪行する際に緩衝材になるという事が個人的に気に入っているポイントです。

輪行のやり方で、スプロケットにカバーを付けてフレーム側に向けて紐で縛るのですが、クッションをかませているとはいえ、フレームにスプロケットを直接あてるのは気が引けます。

フレームバッグを付けていると丁度バッグがホイールのハブ軸辺りと干渉してくれるためクッションの代わりに働いてくれるわけです。

なので、フレームにつけるタイプのクッションを持っていく必要がないのでとても助かっています。

※フレームサイズとサドル高によるのでお確かめください。

個人的に色々なフレームバッグを買って使っているのですが、自身のフレームに入るかどうかなので、おススメというのが難しいです。

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寸法が基本的に公開されているので、メジャーを当てて取付できそうか確認してください。

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サイズに余裕が無い方はバッグの高さは低い方がフィッティングが楽なので頑張って探してみてください。

私は私のフレームに合うサイズを探して、マイナーな商品まで手を出しているのでちょっと参考にはならないかもしれません。

輪行サイクリングとバイクパッキング

バックパックでサイクリングをしている方、確かに移動の時は便利だと思います。ですが、背中を引っ張るバックパックはロードバイクの前傾姿勢とは相性が悪いと個人的には思っています。

同じように輪行などで移動をようするサイクリングをする場合にこれまでバックパックを背負っていた方は一度バイクパッキングを試してみてはいかがでしょうか?

フレームバッグが難しい場合は4L程度の少し大きなサドルバッグもあるのでそういったアイテムを駆使して、背負わないサイクリングを体験してみて下さい。格段に楽に走れると思います。

バッグ自体は確かにバックパックと比べると容量が小さいですが、荷物の取捨選択ができ軽量化をはかれるので、そういった面のスキルアップにもなると思います。

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ORTLIEB ( オルトリーブ ) サドルバッグ2  4.1L

このぐらいでも移動中に使うサコッシュや鍵、タオルや短パンなどかなりの荷物を持ち運び可能になります。

もうちょっと荷物持ちたいなという方、着替えとか上着も持ち運びたいなら横揺れの少ない大きなサドルバッグのこれがおススメです。

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OSTRICH ( オーストリッチ ) スマートイージーパック ( インナーバッグ付 )

この辺のサドルバッグは耐久性も高いので出先で万が一も起きにくい為サイクリングに集中できると思います。

輪行の靴問題

慣れていればいいですが、輪行するときにビンディングシューズのまま電車に乗るかどうするか問題ですが、軽量な靴を持ち歩くという事も考えましたが、個人的にスピードプレイにする事でほぼほぼ解決じゃないかなとも思っています。というか、そうしました。

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現在はWAHOO SPEEDPLAYという事でブランドが変わっていますが、いわゆるスピードプレイのペダルと純正のウォーカブルクリート。

私は実はそれまでずっとTIMEのペダルを使っていたのですが、輪行をここ数年やり始めてからスピードプレイに鞍替えしたという過去があります。これまで膝の負担とか走行性能面や着脱のしやすさでTIMEを使い続けていたので結構な決断になりましたが、数年使って慣れている今は最高の決断だったなとも思っているほどです。

とにかく歩きやすい!

この一言に尽きると思います。歩きやすいという事だけで見るとマウンテン系のSPDシューズにするというのも手ですが、比較すると重いですし、ペダルもゴツクなるので嫌だなという方はスピードプレイをお試しください。

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セッティングであったり取り付け取り扱いが正直難しいので初心者の方にはお勧めしづらいですが、固定時の可動域やQファクターの調整が幅広いのでご自身の理想的なペダリングに合わせて様々な調整をご自身で行う事ができます。

他のロードクリートと比べると本当に歩きやすいので駅で階段を上り下りするのもだいぶマシになりますし、アスファルトでクリートが削れるという心配もしなくていいので大きなターミナル駅の利用も難なくこなせることでしょう。

まとめ

まずは、輪行でサイクリングにでかけよう!という前提の話と、輪行する時にバッグをどのように持ち運ぶか、バイクパッキングスタイルで効率的に荷物を持ち運んで快適にライドを楽しもう!というのが今回のお話の大筋になりました。

輪行自体は都市部に住む方だと必須レベルの重要なサイクリングスキルだと思います。

郊外に住む方でも、自宅から自走できる距離は数年で有名どころは走破できると思います。

輪行サイクリングは準備の手間と交通費がそこそこかかりますし、私のように新幹線とか使うと往復で万単位の金額を使います。でも、絶景の中サイクリングするのは一生の中でも中々できる体験ではないので是非一度でもいいのでやってみてください。(ハマっちゃうと思いますが)

車で行くよりもすごい事やってる感あるので思い出にもなると思いますよ。私も願望としてはできる事なら月に一回以上輪行でお出かけしたいです。

春からの山岳ツーリングが可能な時期はできるだけ予定たてて準備しておいて、天気次第でいつでも行けるように準備しておこうと思います。

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今シーズンも絶景が私達を待っていますよ!!!!

 

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