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【カスタム講座】実感しやすいカスタム!ホイールをアップグレードして走りを変えてみよう!その①

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入間店】 23年02月15日

こんにちは!
入間店スタッフの本間です
春が近づいて参りまして、
スポーツ自転車のオンシーズンがもうすぐそこ!
そんなわけで今回からカスタムについてお話したいと思います
※初めての方向けに基礎からお話するのでご存じの方は申し訳ありません。4710243880180

ホイールのアップグレードカスタムは実感しやすい!

 第一弾は購入した車体のカスタムで初手にくることの多い”ホイール”!
常に回転し続けるパーツなので変化を実感しやすくワクワク感は高いかと思います
しかし!
ホイールって高い物では数十万円するものから数千円のものまで幅が広すぎる!
どーやって選んだらいいかわからない!
なんて方多いのではないでしょうか?

ホイールの構成要素

まずはホイールを構成する要素です
細かい話をするととても多くの部品によって構成されるのですが…

置いときましょう

ザックリ3要素で構成されます
ホイール図1

①リム
⇒ホイールのベースとなる部分です。
リムの材質やハイトによって硬さ、転がり、重量等に大きく関わってきます。
ホイールを選ぶ際ここが最も重視されることが多いです。

②スポーク
⇒ハブとリムを繋ぐ棒です。
ここも材質や形状によって重量や転がり抵抗、空力性能などのファクターになります。
割と見落としがちですが、結構重要パーツです。本数や組み方によっても乗り味が変わります。

③ハブ
⇒ホイールの中心部に位置する回転体の中心部です。
本体の材質によって重量に関わる他、ベアリングの回転性能やらラチェットの噛み付き等、
力や回転に影響してきます。

タイヤの種類によってホイールも変わる

次にホイールは使用するタイヤによってリム形状が変わります。
ホイールの種類に即したタイヤが必要になりますのでご注意ください。

・チューブラー
⇒TUと表記されることが多い。専用のテープまたは糊によってタイヤとホイールを接着して使用します。
全体重量を軽くできたり高圧で運用できるためレースシーンで頻繁に使用されます。
一方でパンクするとタイヤごと交換となりロングライドや通勤通学には不向き。タイヤも高価。

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・クリンチャー
⇒CLと表記されることが多い。タイヤにチューブを入れて運用します。廉価~高価まで最もポピュラーに使用されます。
パンクした場合もチューブ交換で対処することが可能です。街乗りからレースシーンまで運用幅は大きいものの
タイヤ自体のスペックがダイレクトに走り心地になりがち。

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・チューブレス/チューブレスレディ
⇒TL/TLRまたはTRと表記されることが多い。クリンチャーのチューブ無版みたいな感じです。タイヤとホイールのみで
空気圧を確保するため専用品同士を使わなければいけません。チューブレスレディの場合、タイヤに気密性が無いため
シーラント剤を注入して使用します。低圧で運用出来るため乗り心地がしなやかだったり、突き上げが少なかったりします。
パンクした際にはシーラント剤が小穴を塞いでくれますが、大穴になると漏れてドロドロになります。ロングライドシーンで
使用されることが多いですが、最近ではプロレースで使用されることもあります。

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このようにタイヤの種類によってホイールも変わってきます。
ホイール側にもなにかしら表記があるので参考にしてください。

ブレーキタイプ、固定方法にも種類がある

スポーツ自転車をお持ちの方は納車時等に説明がありご存じかと思いますが
念のためおさらいします。これはフレーム側のブレーキの種類に準ずるので可逆性はありません。

①リムブレーキ

_MG_3738
ホイールのリム面でブレーキングします。キャリパー、V、カンチ等のブレーキパーツを使用します。
ホイールのリムにブレーキシューを当てて止めるので材質によってシューの種類も変わります。固定方法は
一般的にクイックリリース(QR)であることが多く9mmQR等と表記されます。

②ディスクブレーキ

_MG_3822
ホイールのハブ部分にブレーキローターを取り付け、ローターに対してブレーキングします。
油圧または機械式ディスクブレーキキャリパーパーツを使用します。固定方法はQRも使用しますが、
ディスクロードの場合スルーアクスル(TA)が使用されるものが多いです。12mmTAが大半ですが、
15mmTAも存在します。

ホイールのスペックがわかるようになる!

こんな感じでホイールはどんなパーツで構成されるのか
どんな種類があるのか
等がわかるようになるとメーカーサイトのスペック表を見れるようになります! 

ホイール情報

これはVISION "SC55 DISC"のメーカースペック表なのですが
・リムの材料はカーボンです
・55mmハイトのディープリムです
・チューブレスレディまたはクリンチャーで運用できます…等々
まだ解説していない項目もありますが、なんとなく表を見れるようになってませんか?

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今まで全く未知数だったホイールカスタムがなんだかワクワクするものになりませんか?

まずはカスタムの方針を考えよう!

前述の要素の組み合わせで様々なテイストのホイールになりますが、
とはいえ向き不向きがあります。まずは用途の方針を決めてあげるといいと思います。
ヒルクライムをメインに使用したいのか
平坦で高速巡行したいのか
通勤、通学等ハードユースが多くなるのか
などなど、自分の好みのものをチョイスすることが大事です!
方針を決めよう!というお話の中にはご予算も加味してください。
数千円~数十万円まで価格帯も広いので、どのくらいでカスタムしたいか決めておかないとキリがないです

高額なホイール=万人にとって最高!

とは限らないです
もちろんレース志向だったりすると
高額な物の方が高いパフォーマンスを発揮できますが…

さらに詳しい解説は次回

今回はホイールカスタムの初級編としてざっくりと全体像を解説させていただきました。
次回はやっと本題!
リムの話やら剛性の話やら…いろいろします!!
今回はここまで!

引き続きお付き合いください!

 

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