どうも京都店 吉野です。
ブレーキシューの交換ちゃんとしてますか?
エントリーグレードのブレーキキャリパー(本体)に上位グレードのブレーキシューをインストールするとブレーキの効きが良くなった気がするというのは割と有名な話です。
というのも
エントリー向けのブレーキシューは硬く削れにくいので普通に使う分にはそこそこ長持ちしますが、上位グレードのブレーキシューは柔らかいので非常に削れやすい・・・
その分、リム面をしっかりつかみ、制動力が良くなります。
(コストは上がりますが・・・)
では今日の商品のご紹介です。
SHIMANO ブレーキシューセットR55C4
写真左
ブレーキシューのみ
968円
写真右
ブレーキシューセット
1,807円
[ysid 4524667994565]
[ysid 4524667129912]
値段もそれほど高くなく、交換も難しくない地味なパーツですが、効果は非常に大きい。
先ほどもちらっと言ったように削れやすい分、軽く握ればスピードコントロールが、ギュッと握れば高い制動力を得られます。
難点は削れやすいことですが、カートリッジ式になっているのでシューを入れ替えるだけ簡単に新品にできます。
こんな感じで外せます。
気を付けたいのはブレーキシューには向きがあり、左右があり、
ブレーキキャリパーに取り付ける際にも取り付け向きがあるので要注意です。
というかここを間違えると事故に繋がります。
なぜか?
というほどでもありません。
そりゃそうです。
シューが抜ける方向とタイヤの進行方向が一緒ならブレーキをかけたときにすっぽ抜けてしまいます。
シーンを想像すると面白いですが実際に起きたら笑えませんね。
新品のシューはなじみが出るまでの少しの期間ブレーキの効きが悪くなる点とワイヤーで調整が必要になることがあるので注意が必要です。
できればお店に任せていただければと思います。
ブレーキキャリパー交換もおすすめ!
105以上のブレーキキャリパーにアップグレードすると制動力が強くなるというものです。
誤解がないようにお伝えするなら社外品のブレーキが効かない!ということではなく、105のブレーキキャリパーは剛性が高く、強い力が掛かっても変形しにくいこと、構造的に105以下の同社のブレーキよりも更に軽い引きで同等かそれ以上の制動力を得られるといったものです。
ロードバイクはスピードの出る乗り物で慣れた方なら原付の法定速度を超えることがあります、自動二輪のような丈夫なプロテクターや頑丈なヘルメット、自動車のエアバッグのような衝撃吸収システムもありません。生身に着用義務のない樹脂と発泡スチロールの緩衝材でできたヘルメットだけで身を守ります。(4月からはヘルメットの着用努力義務になります。)
自転車に限った話ではありませんが危険予測、回避というのは必要なんですが、そこで制動力が大切になってきます。
万が一の時を考えると制動力の強いブレーキの方がいいと10人に聞けば9人は言うでしょう。平坦だけでなく山を登ったり下ったりする以上、自転車のブレーキは自分の命にも他人の命にも関わる重要なパーツです。
なので105のブレーキキャリパーのように最上位モデルの流れを汲んだものに変えた方がより安全です。
ブレーキをしっかり効かせた状態で自転車を前に押そうとすると皆さんの自転車はどうでしょうか?ズルズルと引きずられるように進んだりしませんか?これはブレーキ本体のストッピングパワー不足や汚れ、メンテナンス不足の可能性もあります。
同じように105のブレーキを効かせた状態で押してもビクともしません。後輪が浮くくらいの力で押してもです。
もちろん105などのブレーキを使っていてもメンテナンスしていなかったり、リム面が汚れていたりすると社外品ブレーキと大差なくなってしまいかねないので基本的なメンテナンスはとても大事です。
それだけでなくブレーキの効きをレバーの握りで細かく調整しやすく、スピードのコントロールもできるので、サイクリングを楽しみたい方にも非常におすすめです。
よければご相談ください。
それでは。
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