連日のように35度を超える猛暑が続いていて、昼間に外をサイクリングするのは熱中症のリスクが高く、体力の消耗も激しい季節ですね。
そんなお盆の昼間に普段頑張って走ってくれている愛車の駆動系のクリーニングはいかがでしょうか。
駆動系のメンテナンスに定番で人気のWAKO'S(和光ケミカル)のケミカルです。国内モータースポーツシーンに興味がある方にとってはすでにお馴染みのブランドかと思います。
まずはチェーンクリーナーでチェーンやチェーンリング、リアスプロケット、ディレーラーのプーリーといった駆動系全体をクリーニングします。WAKO'Sのチェーンクリーナーにはクリーニングのためのブラシが付属しているので、ブラシを使ってゴシゴシ汚れを浮き上がらせてあげましょう。※使用前にしっかりと振ってください。
ブラシでのこすり洗いができたら、浮き上がった汚れをウェスでしっかりふき取ってやります。水洗いできる環境であれば水で汚れを洗い流してしまうのが手っ取り早いですね。
水洗いできない環境で汚れをしっかり落とすために便利なのがフォーミングマルチクリーナーです。素材に優しい弱アルカリ性ノンシリコンなのでフレームの掃除にも使えます。
汚れを落とした駆動系全体にこのフォーミングマルチクリーナーをかけてやると、泡の力でチェーンの隙間などの細かい隙間に入り込んだ汚れを浮き上がらせてくれます。※使用前にしっかりと振ってください。
ここまですればチェーンも前後のギアもピカピカ!になっているかと思います。ですが、とっても重要な油分がない状態なのでこのままでは摩耗もしやすく錆びやすいです。
最後に使うのがチェーンルブ。
チェーンにスプレーして潤滑していきます。その際、重要なのがギアと噛み合うピンとプレート同士の重なり合う部分を狙ってスプレーしてやるのがコツです。チェーン全体にスプレーしていく際にフロント・リアともに一通りシフトチェンジしてやると、必要な油分がギアの刃先にも付いてくれます。※使用前にしっかりと振ってください。
チェーン全体にオイルを塗布したら15~20分程度オイルがチェーンの隙間に浸透するのを待って(オイルをスプレーしてそのまま待っていれば毛細管現象でチェーンの隙間にオイルが浸透してくれます)、その後表面に付き過ぎた余分な油分を軽く拭き取ってやります。
ギアやチェーンの表面にギトギトに油が付いてないといけないと思われがちですが、余分に付き過ぎた油分は埃や汚れを呼び寄せチェーンやギアの摩耗を早める原因にもなってしまいます。なので表面にうっすら油分の膜が付いている状態をめざしてください。
WAKO'S(和光ケミカル)
・チェーンルブ ¥2,376円(税込)
・チェーンクリーナー ¥2,178円(税込)
・フォーミングマルチクリーナー ¥1,716円(税込)