私事ですが、趣味として競馬を少々嗜んでおります。自転車ショップのブログでいきなり何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、これにはきちんと理由があるのでもう少しお付き合いください。
競馬で活躍するのはサラブレッドという品種。「純血」という意味があり遥か昔から競争能力を高めるために様々な血統を掛け合わせてきました。人間でも優秀な両親から生まれた子供をサラブレッドと表現したりしますよね。
実はクロスバイクにもサラブレッドと称される車体があるのはご存知でしょうか?はい、繋がりました。
というわけで今日ご紹介するのはこちら!
店頭在庫がないので以下画像は公式サイトより引用しています。
クロスバイク界のサラブレッド
KhodaaBloom RAIL 700SL
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ロードバイク並みの重量
480サイズで8.7kg(カタログ値)というクロスバイクとしては驚異の車体重量!
価格帯の近い同社のFARNA Tiagraというモデルは500サイズで9.2kg。変速段数などの違いなどで走行感はまた違ってきますが単純に重量を比較すると同価格帯のロードバイクより軽いということになります。
なぜそんなに軽いのか?
この重量を実現している要因がいくつかありますのでご紹介していきます!
フルカーボンフォーク&カーボンシートポスト
カーボンフォークまでは他社上位グレードのクロスバイクでも見られますが、シートポストまでカーボンなのはこの車体くらいじゃないでしょうか?
金属製のものと比べて圧倒的に軽量かつ振動吸収性も高いので軽量でありながら快適に走行できます。
Vブレーキ
ディスクブレーキ搭載モデルが非常に増えてきているクロスバイクですが、このモデルはVブレーキを搭載しています。メンテナンスが個人でも容易に行え、軽量に仕上がるメリットがあります。
軽量フレーム
RAILシリーズ共通のトリプルバテッド構造のフレームです。
強度が必要な箇所だけ厚みを持たせ、他は必要最低限のところまで薄くすることで強度を失わずに軽量化を実現しています。
足回りも充実
スポーツバイクの走行性能に大きく関わってくるところがホイール回りで、ロードバイクを含めて大抵のモデルはコストダウンのため、そこまでグレードの高くないホイールが付いています。もっと速く走りたいという方に真っ先におすすめするのならホイールのアップグレードというのが通説になるレベルです。
ところがこのRAIL 700SLには最初から滑らかな回転性能を持つシールドベアリングハブを搭載したホイールが付いてくるのでいきなりいい感じの走りを手に入れられるわけですね。
軽さ以外の乗り心地もGOOD
ロードバイク用のパーツ「SHIMANO SORA」を搭載してスムーズな変速が可能、やや長めのフロントセンター(前輪の中心から車体中心までの距離)により安定した直進性を確保などなど、ただ軽いだけではなく快適にサイクリングを楽しむ要素も存分に取り入れられています。
3月上旬~中旬入荷予定
早ければ3月1週目には入荷する見込みですが、多少の前後があるかと思います。
ちなみに店頭に入荷するのは1台のみの予定なのでどうしても欲しい!という方は事前にご予約に来ていただくことをお勧めします!
最後に一つだけ。
私の推しウマはテイエムオペラオーとネオユニヴァースとオルフェーヴルです。
現役であればタイトルホルダーとジェラルディーナです。余談でした。