どうも京都店 吉野です。
CANNONDALEの3代目SUPERSIX EVO(以下S6 EVO)は京都店でも人気車種で
2007年に登場して長くオールラウンドロードバイクとして多くのライダーに愛されてきたSUPER SIXを3年ほど前に時代に合わせた大幅なフレーム設計の見直しが行われ、
3世代になったスーパーシックスエボは、フレームにエアロ形状を取り入れたことでダウンチューブ、シートチューブが翼断面形状の後端を切った形になっており、重量を抑えながら空力性能が向上しています。
電動変速機との組み合わせと専用のハンドルとステム、ヘッドチューブ前方に設けられたケーブルルートの組み合わせで完全内装化ができるようになり、ケーブルの露出をなくすことで空気抵抗の削減を可能にしました。
機械式変速の場合は、ダウンチューブのヘッドチューブ側にケーブルが通ります。
さらにリア三角がコンパクトになりシートチューブとシートステーの接合部がトップチューブより低い位置にあることとシートクランプも内蔵することでシートポストからシートチューブをしなりやすくし、快適性もアップしました。
4世代目になったS6 EVO
Super Six EVO LAB71(カラー:MOX)
1,800,000円(税込)
サイズ展開:51(170㎝前後)、54(175㎝前後)、56(180㎝前後)
大きく進化したフレーム
CANNONDALEの技術の粋を集めたLAB71はこれまでのHi-Modを超える軽さ、剛性、速さどれを取っても最高峰の性能。それが「LAB71」。
デルタステア
デルタ形状(△)のステアラーチューブハンドルでケーブルをシームレスにヘッドチューブに収めることが可能で前面投影面積が少なくなり、空気抵抗を大きく減らします。
最大30cのタイヤを装着可能
最大30c幅のタイヤを装着しても両サイド6㎜ずつのクリアランスを残すことができ、これによりレースでも普段のライドにも使いやすいタイヤを選ぶことができます。
汎用性の高いBSAを採用
注目ポイントはBB(ボトムブラケット)が独自規格だったPF30からBSAに変更された点でしょうか。
これまではシマノ製のクランクを使おうとするとコンバーターを噛ませるかBBを打ち換える必要がありましたが4世代S6 EVOではBSAに変更されたことでそんな手間はなくなりました。
LAB71ではCeramicSpeed BSAのセラミックベアリングを採用しています。
専用のボトルケージとボトルで空力性能アップ
リグリップエアロケージとグリッパーエアロボトルを合わせて使用することで同社のエアロロード「SYSTEMSIX(以下SYS6)」と同等の空力性能を得ることができますし、通常のボトルも使用できます。
その他の細かな変更点
シートチューブはSYS6の形状に近づきました。
フロントフォークのエンドは最近流行りの形状に。(名前をド忘れしました。)
装備
コンポーネントはもちろんR9200デュラエース。
ホイールは新型と思われるHollowGram 50 R-SL。リムハイト50㎜、リム内幅21㎜(25c-35c対応)のチューブレスレディカーボンホイール。
ホイールは35cまで対応しますがS6 EVO LAB71の最大タイヤ幅は30cですので注意が必要です。
SystemBar R-One by MOMO Design
これまでは別々だった専用ハンドル、ステムがついに一体型になりました。
自動車の高級ハンドルで有名な「MOMO Design」と共同開発された一体型ハンドルはバツグンの空力性能にコントロール性を誇り、(便宜上)旧専用ハンドルとは違い完全内装が可能になりました。
他のカラーリング
WOW
REP
BBQ
追加の情報、画像は随時更新中なのでお待ちください!