先日、通勤ライドでロードバイクを漕いでいると、、、、
なにやらリアタイヤがじわじわとふにゃってくる感触が伝わってきたので即下車して手でチェックすると、予想通りスローパンクしてました。
サドルバッグに仕舞っているタイヤレバー、ガスボンベ、予備チューブを引っ張り出して、サクッとチューブ交換!!のつもりでパンクしたチューブをタイヤから引き出し、タイヤ内側の異物チェックして予備チューブをインストール。
ここまでは順調だったのですが、思わぬトラップが、、、、、。
さあ、ガスポンべで一気にガスをチューブに充填すれば復帰だ!!とボンベをボンベヘッドにねじ込んだ瞬間にそれは起きました。
なんとあろうことか、バルブ口に差し込む脇のところからボンベに充填されたガスが勢いよく噴き出してくるではないですか、、、、、。あっという間にボンベのガスは無くなってしまいました。
サドルバッグに入れていた応急用のボンベヘッドにはバルブ口のところにバネがしこまれていて、バルブに押し付けることでパッキンが開いてガスがチューブ内に流入する仕組みのもの。
10年近く出先でのパンクがなくそのまま入れっぱなしだったため、ボンベヘッド内部のゴムパッキンが劣化してしまい、漏れてはいけない部分からガスが漏れてしまったようです。
件のパッキンがダメになってしまったボンベヘッド
バルブに押し込むとガス経路が解放されてガスが流れる仕組なのですが、押し込む前から前後から盛大にガスが噴き出しました、、、、、。
2本目のボンベでなんとか無理やり乗れる程度まではガスをチューブに入れることは出来たのですが、スピードを出して走れるほどではなくふにゃふにゃ状態。
荷重抜重を普段以上に注意しつつペダリングのトルクも気を付けるという、予想外のところでトラクションコントロールのトレーニングとなりました。
ということで、応急用のツールが応急時に使い物にならなくてエライ目にあったエピソードでした。
皆様も応急用のツールでもちゃんと動作するかどうか、定期的にチェックすることをオススメします。