今季もコイツの季節がやってきたので、過去記事(18年12月初回アップ)を再掲します。
控えめに言って最強です。
めっさ運動してるのに血行が悪いおじさんこと、バイオレーサーの中の人です。
この度、10年ぶりに自転車再開して以来、3年間ず~っと欲しかったアイテムをゲットしました!
ついに念願の、このキワモノアイテムを入手!
パールイズミ
ヒーターグローブ
HG-03
そう、バッテリー内蔵で発熱するウィンターグローブです!
これがずっと欲しかったのですが...
いかんせん価格が...
¥半端なく高い!
だって
¥23,000+税
ですよ。
自転車のグローブってまあ高くても1万円前後が相場。
その2.5倍という超高額グローブ...
欲しくても3年間手が出せませんでした。
この度、ようやく3年目にして決断がつき購入した訳ですが、
これイイぞ!!
(そもそも機能的に当たり前だけど)
指先が暖かい♪
わたくし血行が悪いのか、末端冷え性で冬場のライドは指先の激痛との闘いでしたが、このグローブのお陰でつらい「冷感痛」からようやく解放されました!
東京でも都心はともかく、私が住んでいる多摩地区は寒さがとても厳しい。自分は家庭事情で、休日の1日だけ、しかも午前中だけしかライドに使えないという制約があります。
いっぱい走りたかったら早起きして6時台とかに出かける訳ですがこの時間帯が一日で一番冷え込みます。サイコンの表示で-2℃とか当たり前。-8℃まで経験済みです。(北国の皆さんにしたらどうってことないかもしれませんが...)
そうすると、0℃帯の厳寒期用ウィンターグローブを使っても元々の冷え性体質を相まって、どうにもなりません(>_<)
指先が痺れて痛みがジンジン来ます。
凍傷で指、ダメになるんじゃね?って思うほどです...。
そんな冷感痛からこのグローブのお陰で解放されました(*'ω'*)
素晴らしい!科学の力、万歳!
冷え性の救世主、ヒーターグローブがどのくらい暖かいのか?使い勝手は?デメリットは?そんなこんなを冷え性の自分主観ですが、お伝えしたいと思います。
※ここから先の綺麗目な画像はパールイズミ様のウェブサイトから転載しております
【サイズ感・フィット感・グリップ感】
サイズ感
自分、手は大きめです。
元横綱の千代の富士(古い)と同じサイズです。
パールのグローブだとXLでちょうどいい人。
ヒーターグローブも当然XLでOKでした。
フィット感
TriD(トライディー)と呼ばれる立体裁断・立体縫製のお陰で、フィット感はこれまで使ってきた某国内グローブ専業メーカーや、最近人気の某ドイツのグローブ専業メーカーと比べても遜色ないと思います。
グリップ感
摩擦を高めるための特別な加工や素材は使われていないシンプルな手のひらの仕立てです。
唯一指先に滑り止め加工が施されています。
これでグリップ感は必要十分で不足はありません。
生地(革)自体の出来が良いのかな?
このグローブに限ったことではありませんが、グローブを外す際にインナーライナーが手にくっついて来て、アウターと離れることがあります(再度装着する際に指が入りづらくてイラっとします)。
ドライな時はほぼありませんが、発汗した時に起こりやすいので脱ぐ際は指先をつまんでインナーとアウターが離れないようにすれば回避できます。
【機能と使い勝手】
取り外し可能なバッテリーから給電して、指先に内蔵されたカーボンヒーターが発熱する仕組み。
バッテリーはコードで繋いで手首の下側に納めます。
バッテリーを外せばもちろん洗濯可能。
バッテリー重量が1個100gあるのでグローブ単体で持つとずっしりと来ます。
が、装着すると手首の下側にぶら下がる形でバッテリーが位置するのでそんなに気になりません。
重さに気づくのは脱いだ時。
普通は重さを感じない手首の部分に重心があるので、最初びっくりします。
意外な重心位置なのでうっかり落としそうになりましたw
慣れないと一瞬「おっと!」ってなります。
これも仕方ない事ですが、ヒーターオフの時やバッテリーが切れた後も当然重さは残るので峠の登りで一瞬「チッ!」とか思いますが暖かさと引き換えなので我慢です。
このバッテリー、いわゆるスフィンクスポジション※を取るとハンドル上部と干渉します。
※ブラケットを持って前腕を水平にするポジション
解決策はいつもよりも少し前腕を浮かした「弱めのスフィンクスポジション」を取ることしかありません。
これも機能上仕方ないことですね。
人にもよりますが、そもそもスフィンクスポジション自体そんなに長時間取らないので個人的には大きな問題になりません。
長い時間前傾を深く取る場合は、ドロップバーのエンド付近を持ちますので。空力的にはスフィンクスの方が良いらしいですが、エンドを持つ方が上腕が楽なのでそうしています。
今度は発熱機能やスイッチなどについて。
スイッチオンで給電、即発熱します。
ボタンを押す回数で3段階の温度を選べます。
低温(LEDが青発光)
↓
高温(LEDが赤発光)
持続時間の目安は低温7時間、中温5時間、高温3時間とのこと。
中温で100kmくらいのロングライドがこなせる勘定です。
充電は専用ACアダプターに繋いで左右のバッテリーを同時に充電できます。
充電時間はおよそ6~7時間。
充電・放電回数は約500回とのこと。
通勤で毎日使うようなヘビーユーザーは、将来的にスペアバッテリーを購入する必要があるかも知れません。
スペアバッテリーは1ケ¥5,184(税込)。
左右揃えるとそこそこしますね~。
ちなみに普通にスイッチを入れると最初の数分は高温で一気に温めて(赤LEDのグロー点滅)、そこから自動で低温(青LEDの点灯)に切り替わるようになっています。
もちろん、最初にスイッチを続けて所定回数押せば最初から希望の温度で使う事も出来ます。
ここ半年「通勤ライド⇒早朝ZWIFT」にシフトしたため夜間走らないので不明ですが、暗がりだとスイッチのLEDの明かりが視界に入って少し気になるかもしれませんね。
ボタンが大きいので走行中のスイッチ操作が容易で気温の変化にも対応しやすいです。
登りに差し掛かかる前、暑くなるのを見越してボタンを押してスイッチオフにする訳ですが、その動作で気合が入ります。
「ポチッ!、ポチッ!」(左右のボタンを押す音)
↓↓↓
「登坂モード発動!」
的なw 中二感のあるギミックです。
あと、スマートフォン非対応なのでライド中に写真を撮る際など、地味に面倒です。
【外気温と3つの温度帯】
これは運動強度と、風の有無・強弱、体感温度や血行の個人差によるのであくまで自分の場合の主観的なものです。
運動強度は中程度(テンポ走程度)、寒がりの場合とお考えください。
外気温10℃前後:ヒーターオフ
ノーマルグローブとして使う。
冬の日中はこれで行けますね。
外気温5度前後:ヒーター弱
外気温0℃前後:ヒーター中
外気温-5℃前後:ヒーター強
ざっくりこんな感じでしょうか。
「暑くて不快」にならないけど、運動中でも冷気で指先が痺れたりしない程度の暖かさ、という基準です。
昨日12月9日にロング練に行った際はサイコンの数字で7時台に-0.4℃くらいまで気温が下がりましたが、その辺の気温だとヒーター中~強で使うことが多かったです。
この日峠の気温計は9時台で2℃
-5℃前後は今シーズンまだ経験していませんが、今回の体感とこれまでの経験を踏まえれば-5℃は間違いなく「赤(強発熱)」ですね。
基本的に運動中に使うことを前提に最適化されていますので、温度設定さえ間違えなければ「暑い」ということは無く、快適な「暖かさ」を感じる加温具合です。
ただし、次に紹介する「暑さ」は想定外でした。
【意外な暑さ】
このグローブ、バッテリーを内蔵するスペースを確保するためだと思いますが、普通のウィンターグローブよりも手首から前腕をかなり深く覆っています。なので、
手首が暑い(^-^;
ヒーターがあるのは指先だけなのですが、手首~前腕1/3ぐらいの範囲でウェアのレイヤーが1枚多くなってしまうので暑いw
局所的にアンダー+ジャケット+グローブの3レイヤーになる訳ですね。
構造上、致し方ないことだけとは思います。
まあ、ウィンターグローブが暖かいのはいい事なので良しとしますが、想定外の意外な暑さに最初は戸惑いました。
【まとめ】
メリット
・末端冷え性のサイクリストの救世主
・冷感痛の痺れとバイバイできる
・真冬のライドが「苦行」でなくなる
デメリット
・高級グローブの2.5倍の価格
・外すと重い
・スマートフォン非対応
・スペアバッテリーがそこそこ高い
・スフィンクスポジションが取りづらい
・手首が想定外に暑い
こうして見るとデメリットの方が多く見えますが...。
個人的にはデメリットをはるかに凌駕する多大なメリットを感じているので、とても気に入っています。
価格的には清水の舞台から飛び降りる覚悟が必要ですが、この暖かさには代えられません!
いわゆる
プライスレス
ってやつですね♪
※19年12月1日現在、データ上で当社各店で在庫があるのは新宿ウェア館のみです。
実在庫の有無、およびお取り寄せの納期等は各店舗へお問い合わせください。
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