みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
不定期連載
石鎚HC必勝祈願! 石鎚神社めぐり
石鎚ヒルクライムの必勝祈願に各地にある石鎚神社に参拝しつつトレーニングします。
石鎚ヒルクライムに参加しよう!
西日本最高峰のヒルクライムレース。
初心者から実力者まで楽しめるイベントです!
イベントは9月上旬なので、初めての方も十分な練習期間があります。
ヒルクライムに初挑戦してみたい方
タイム短縮したい方
アドバイスやサポートできます!ご相談ください!!
八幡浜編
松山編より先に新居浜編をお送りいたします。
今回は新居浜の石鎚神社に行ってみます。
八幡浜までは海岸線一本道。
やや向かい風。
菜の花が満開になりつつあります!
ヒルクライムにむけたトレーニングの企画なので、そろそろトレーニングらしいことをしておきましょう。
これはパワーメーターのグラフ。
自分の踏み込んだ力がわかります。
青いラインは自分にとってのロングライドペース。
普通のロングライドではこのペースで淡々とこぐべき出力です。
赤いラインはFTP。1時間なら維持できる最大出力。
ヒルクライムでの持久力を高めるためにはこのペースを保ちます。
今回は瞬発力、アタック、短い上りのクリアのためのスプリントを鍛えるために、400W近いペースアップを何回か。
全力の9割くらいにあたる700Wのスプリントを一本混ぜました。
今回は気分任せのアタック練習なので結構適当です、、
もう少し正確にみてみましょう。
ライド中の出力を自分のパワーゾーンに当てはめてみます。
ゾーン2以下はロングライドペース。
ロングライド中の練習なので必然的に大部分を占めます。
ゾーン3は巡航速度
ゾーン4は高速巡行、FTP前後なのでギリギリ維持できる速度。
ゾーン5は有酸素運動の限界強度。
どのゾーンにも役割や鍛えられる部位がありますが、今回はゾーン3を維持しつつ、ゾーン5を一瞬出すイメージでトレーニング。
持久力向上をベースに、アタックへの反応や回復力を高めるイメージです。
保内まで気ました。
町には昭和初期の建築が残ります。
この橋は昭和8年生まれ。
戦時中に金属を取られてコンクリート製になったとか。
今回行くのはここ。
めっちゃ山の中でどこから神社にアクセスするのか不明です。
住宅地から山へ!
急勾配が見えます。
容赦ない急勾配。
まだまだ序盤。
道の悪いみかん山をガンガン上っていきます。
最大勾配は21%!
気を抜くと後輪がスリップします。
20%を経験すると10%は何でもなくなります。
地図からは神社へのルートがわかりませんが、鉄塔のあるあたりに分岐があり、山に入っていけます。
その後さらに分岐がありますが正面(右)方向です。
ここから砂利道です。
神社に近づくにつれて道は悪くなるし、
天気は悪くなって雨は降るし、、
霰が降るし、、、
まるで近づくのを阻まれているよう。
砂利道を低速で走っていると、、、
パシュン!
やっちまった、、、
チューブラータイヤがパンクしてしまいました、、、
シーラントで復旧を試みます。
しかし、ガッツリサイドカットしているようで全くききません。
軽量タイヤなのを忘れていた、、、
もうダメだ、、諦めた!
ひとまず神社を探してみましょう。
しばらく進むと階段?と石の構造物が現れました。
上を見ると崖の上に鳥居が!
とても登れそうにはありませんが、、、
これで登れというのか!
やってやる!!
もうちょい、、
到着!
崖の上にしっかりとした社が。
鎖といい、「石」の文字といい、石鎚神社に違いありませんが、地図上だと石鎚向日神社という別の神社が隣接しているようです。
そちらは探す時間がありませんでした。
上ってきた崖。
ここをまた下ります。
登り口にあった石は倒れた鳥居のようでした。
さあ、どうやって帰るか。
近くの自転車屋を調べるも、スポーツバイクを扱っているお店はなさそう。
替えのタイヤも輪行袋も持ってきませんでした。
完全に不覚です。
とりあえず下山。
凄い景色!
八幡浜の道の駅が見えます。
クリンチャーはパンクすると全く走れませんが、チューブラータイヤはパンクしていても、タイヤとホイールがくっついているので最低限走れます。
慎重に、ゆっくり下ります。
もちろんフレームやホイールへのダメージが大きいので非常時に最低限です。
帰りは電車で帰ることに。
というより唯一の選択肢。
ワンマン1両編成のかわいらしい車両です。
駅舎もレトロなデザイン。
日が暮れてゆきます。
海岸線に出るころには真っ暗。
無事に帰ってくることができました。
走行距離は予定の半分の約70km
獲得標高は800mでした。
今回の教訓
チューブラータイヤはパンクの修理がほぼ不可能なので、予備のタイヤや輪行袋を持っていきましょう。
軽量タイヤで砂利道に行くのはやめましょう。
ただ、自分のような使い方に持ってこいのタイヤもあります!
SPRINTER GATORSKIN
¥12,000
走行面のパンク防止シートに加え、赤いネット状のカット防止素材がタイヤ側面まで保護しています。
実際に自分も使っていて、悪路をガンガン攻めても今のところ全く問題ありません。
通常モデルのSPRINTERとの重量差はやく25gで一本300g(22mm)と軽量ではありませんが、コンチネンタル特有の転がりの軽さ、パンクしない安心感と思えば重くは感じません。
実際、軽量タイヤにたっぷり60mlシーラントを入れるのと同じくらいの重量ですね。
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クリンチャーモデルもあるので、走行性能をできるだけ犠牲にせずにパンクに強いタイヤならトップクラスにオススメです!
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