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スポーツバイクのライト、どう選ぶ?

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新宿クロスバイク館】土師 龍大 23年03月04日

今回はライトについてのお話。

スポーツバイクはたいていライトが別売りになっています。
自分で選んで買うことになるのですが、種類が多くて困ってしまいますね。
どんなライトがあって、何に適しているのか。
すべてではありませんが、いくつか見てみましょう。

 

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電源

大きく分けるとバッテリー交換式と充電式に別れます。
どちらも長所短所がありますが、今は充電式の方が多い印象です。

・バッテリー交換式

乾電池やボタン電池を交換しながら使用するタイプです。
構造が単純なので、比較的安価なのも特徴です。
電池が切れた際にはどこかで調達がしやすいというのが最大のメリットですね。
ただしバッテリー単体の電圧が低いので、明るくするためには大型化する必要があります。
一般的に路面を照らせる明るさに到達しているものは少なく、乾電池なら4,5本は最低でも必要です。逆にバッテリー消費速度は上がるので、コストパフォーマンスは落ちてしまいます。
自分の存在を知らせる、セーフティライトとして使用する場面が多くなると思いますが、ツーリング時の予備としても軽くてオススメです。

・充電式

リチウムイオンやリチウムポリマーバッテリーなどを電源に使用し、充電をできるようにしたタイプです。
乾電池などよりも電圧の高いバッテリーや容量の大きい小型バッテリーを使用したりが可能で、路面を照らせる明るさを出したりよりコンパクトで長持ちするライトを作ることが可能です。
明るさの変更や充電機能を搭載するため、少し複雑な制御回路を使うので乾電池式よりも価格は上がることが多くなります。
明るいものは通勤路にサイクリングロードや公園などの街灯が少ない道が含まれる場合や、ツーリングで走るルートの明るさが不明確な場合などに有効です。
明るさが調整できるものが多いので、強い明るさが不要な場面では暗めに調節して長持ちさせることも可能です。

・外部電源式

スポーツバイクでは少ないですが、シティサイクルでおなじみのハブダイナモや外部バッテリーからの給電式も存在します。
ハブダイナモは電源不要で便利ではありますが、専用のホイールを用意する必要がありますし完成済みのホイールがほぼ存在しないため導入のハードルが高くなります。
外部バッテリー式の場合は高出力で明るいものが多くバッテリーを複数携帯すれば駆動時間も調整が効きますが、バッテリーを入れておくフレームバッグなどが必要になります。

あなたに必要なのはどのタイプ?

通勤などで決まった道を走ることがほとんどで、街灯が多いルートを走行する方は乾電池式で問題ないでしょう。
こちらの存在を知らせることができればOK、という場面では乾電池式の手軽さが活かされます。

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通勤などであっても、サイクリングロードなどの街灯の少ないルートを通る方は充電式の明るいライトを使用しましょう。

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路面になにか落ちていてたりすると危険ですし、段差なども見逃すとパンクや転倒の原因にもなります。
また、スピードが出やすいバイクの場合は障害物などの発見を早くしないと避けられないのでなるべく遠くを照らせる明るいものを選びましょう。
ツーリングや散策などは特に、地図上ではどんな道かはわかりにくいので明るさを調節しやすいものがオススメです。

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一晩中走っているような方であれば外部電源式タイプも検討しても良いでしょう。
フレームバッグを用意して、モバイルバッテリーなどから電源を取ると使いやすくなります。
バッテリーが複数あれば何日かもたせることも可能になりますよ。
※外部電源式は当店では在庫等ありませんのでご参考まで。

まとめ

いろいろとご紹介をしましたが、最終的には自分がどんな使い方・走り方をするのかという想像力が働くかどうかでライト選びは決まります。
まだ詳細な使い方がわからない、という方には充電式の明るさが調整できるタイプをおすすめします。
いざとなれば明るくもできて、控えめな明るさで使用すれば電池も長持ちする万能タイプだからですね。
使い方に合ったライトで安全に楽しみましょう!

 

 

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