自宅でマクハル施工!タイヤのパンクを機にタイヤ交換して改めてマクハルシーラントを施工してみる事にしました。このシーラント正直結構難しいので初めは失敗するかもしれません、、、(説明書読まなくて失敗した人、私)
マクハル成功のカギは脱脂にあり!
個人的にマクハルがチューブレスの未来を変えてくれると期待しつつも、まだまだ施工の難しさもあってメーカーページの良い施工例みたいにできていないのですが、特に脱脂をきちんとやった方が良いなと今回更に思いました。
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パーツクリーナーで”拭く”
この工程をしっかりやることが第一関門ですね。
タイヤによって保護用のワックスのノリが違いますし、脱脂すべき油の量も変わります。あとは、しっかりとふき取るという工程も大切だと思います。
直接パーツクリーナーを吹きかけても油が一時的に溶けるだけで拭きとらないとちゃんと除去できていません。更にはクリーナーの成分も残したくないので拭き取りをしっかりと行うのが重要です。
その上でしっかりとシーラントが馴染む状態になっているのかを、取付する前に脱脂した面にシーラントを垂らしてどのぐらい定着するかを確かめる工程を今回入れてみました。
トップの写真と一緒だけどね
シーラントを垂らして表面張力で水玉ができてしまう場合は脱脂不足という判断です。
指等で伸ばした際にお好み焼きやクレープのもとを鉄板に伸ばす時のように馴染んでくれればOKだと思います。この写真はパーツクリーナーを吹きかけてウェスでごしごし磨いた後に垂らした状態になります。
確認が済んだら取り付けに入りましょう
公式では取り付けをしたらビードを上げる前にシーラントをビード部にしみこませるためにサイドからシーラントを垂らすとあります。
個人的にはこの工程も練度がいると思っています。どの程度の量シーラントを馴染ませればいいのかも需要だと思います。
ちょっと細かい作業は好きじゃないのでこの工程をスキップした(後でやります!)私はビードを上げて先に全量入れちゃいました。
その後軽く回して全周にシーラントが行きわたったタイミングで”ビードを落とします”。
その状態でタイヤをもみもみしてシーラントをタイヤとリムの隙間に染み出させます。
シーラントが全周リムとタイヤの隙間に入ってきたのが見えたら改めてビードを上げなおします。
上手にやらないとタイヤとリムにシーラントが流れ出て床に滴り落ちて汚れますが、その辺は床にビニールシートとか段ボールなどを敷いて対処してください。
床が汚れるぐらいハッキリとビードサイドにシーラントを流し込んだ方が施工はうまく行く気がします。
その後液体として吸い出せる分は全部注射器で吸い取って容器に戻します。
この方法で昨日施工してみました
昨晩施工したタイヤはエア漏れ全くない状態で朝を迎えたのでおそらく成功したと思います。
この方法の欠点はシーラントを規定量以上に使ってしまう為、一本では足りない点です。
かなりタイヤの中から流れ出てくるので都度拭き取ってしまう為、業務用サイズを買うか二本用意して全量入れる時に必ず100ml以上は入るようにしておきましょう。
入れる量が少ないと成功しない気がするので多めに入れて、しっかり抜き取りましょう!!
マクハルさんから純正の注射器が発売されるみたいなので抜き取り作業で苦労している方はそちらも試してみてください。アサゾーにも次回入荷予定です。
理想の膜
この薄い柔軟な膜ができればパンク時のリカバリーも楽ですし、何よりも他のシーラントと比べて軽量に施工できるためタイヤシステム全体の軽量化にもつながります。
マクハルはチューブレスがシステムとして軽量と言える為にも重要な役割を果たしてくれると思いますし、更にはパンク時に白い液体が噴出して車体を汚したり、チューブを入れてリカバリーする際に手やジャージを汚すことも避けられ、そもそもパンクしても軽症であれば貫通物を膜が覆ってくれることで殆どエア漏れ無く一日走る事も可能で(実体験)、新品タイヤをパンクさせてしまっても専用の修理キットを使えばタイヤの寿命まで使い切れる完璧な補修も可能と
チューブレスが今後のスタンダードタイヤとして一般に広く浸透する切っ掛けになる気がします。
後は、施工の難易度が入れるだけだった従来のシーラントと違い、”上手に施工して最後は抜き取る”という工程を簡単にする画期的な方法やアイテムの登場が待たれますね。
例えば専用の脱脂ペーパーであったり
マクハル専用のバルブセットであったり
それに伴う液体の補充&抜き取り工具であったり(一般的なのはすでにあります)
もしくは、シーラントを入れるのではなく塗る事で視覚で分かる方法があったりするのではないかと今後の発展に期待しているところです。
私も、”イチ”チューブレスユーザーとしてこの画期的なシーラントを使っていきたいと思っているので、こんな感じで定期的にこういうのはどうだろうか等情報発信していきます!!
このシーラントがタイヤメーカーに認知されると、マクハルを前提に更に軽量なタイヤシステムも作れると思うので本当に期待しかありません!!
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最後に
バルブコアは施工完了後に新しいものに変えた方が良いと思います。
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