ワイズロード 新ポータルサイト

.

【年越し初日の出ライドin三浦半島】極寒年越しライド200km!!スタッフの休日的なコラムです。

3327
府中多摩川店】池田 彬 23年03月11日

ロードバイク楽しい!!

IMG-9090

 

 

こんにちは!MTBダウンヒル大好き!

府中多摩川店の池田です。

 

しっかりとしたコラムを書くのは久しぶりです。

例年通りであれば、あと一か月半でふじてんスノーリゾートがオープンしますね。

長かったシーズンオフ、スキーヤーからしたらオンシーズンなんでしょうが、

私は首を長ーくして待っていました。あと一か月半の辛抱です。

 

そして私が注文をしていたSMITHのハーフシェルヘルメット

FOREFRONT2がメーカー様に入荷したそうです。

尚更楽しみで、待ちきれなくなっちゃう。。


 

 

さてさて、気を取り直しまして、

サムネは横浜での年越しカウントダウンの際の写真です。寒さを忘れる位綺麗でした。

いやめちゃくちゃ寒かった。

概要をざっくりと。。

 

筆不精なもので、実際に走ってからずいぶんと時間が経ってしまいましたが、

22年12/31~23年1/1の日程で年越し三浦半島初日の出ライドに行ってきたので

ライドレポートと言うかコラムと言うか、

スタッフの日頃のライドはどんなもんだ!?的な内容を書き散らしていこうと思います。

 

お客様、友人と合計4名でのグループライド。

コースプロフィールは、府中多摩川店スタート、横浜を経由し三浦半島を周り江の島へ、府中多摩川店に向かって北上。といった感じ。

 

IMG-9093

元旦の横浜赤レンガ近く。コレが映えってやつですか。

しかし、、

横浜経由はしなくて良かった??

府中多摩川店出発でまずは横浜へ、一時間半くらいですね。

ずっとサイクリングロードを下って、ガス橋辺りで横浜方面へ。

年越し10分前に横浜着。人だかりと路駐が凄い。道路を横切る人も沢山。

飲み散らかしたストロング系の缶がそこらかしこに。カオス☆

IMG-9084

某観覧車です。

コンビニで温めたカップ酒飲みながらおじさまが観覧車を眺めてました。

羨ましい。私もああなりたかったです。

たまたまその場にいるという新宿ウェア館のおしゃべりメガネ

https://ysroad.co.jp/shinjuku-wearkan/2023/03/06/77438

と合流、歓談。

暖かそうなコートを着ていたので剥いでやろうかと思いました。

わちゃわちゃした後、横浜出発。ここからが問題でした。

横浜から100kmを日の出の6時50分までに走る必要があります。

言い換えると、約7時間かけて100kmをゆっくり走らなければならないという事。

平均時速14キロくらいですかね。外気温2度、走っていると体感0度から-5度

横浜での年越しカウントダウンには行かず、

二時三時くらいに横浜を通過できるようにすればよかったなあ、と。。

心拍が上がらないと身体が暖まらないんです。とにかく寒かった。

三浦半島一周。意外とイケる。

半島一周と聞くと、距離や起伏がキツそう、と思われるかもしれませんが、

三浦半島は横浜スタート江の島ゴールとしてもおおよそ100㎞獲得標高はざっくり700m

当店から都民の森行って帰って来るより楽です。

伊豆半島や房総半島みたいにデタラメなキツさにはならないんです。

まぁ23年末〜24年始の年越しは先程ご紹介したウェア館のおしゃべりメガネ、

その他、最高にロックで愉快な仲間たち複数名を強制連行して房総半島一周初日の出ライドを敢行しますが。。

という訳で横浜に早く着き過ぎた事を問題にしなければ、普通のナイトライドです。

IMG-9128

日の出まで残り1時間ほどの毘沙門湾。美しい朝焼けに心が洗われました。

それまでは寒さと低強度で虚無っ虚無でしたから。。

疲れが吹き飛ぶ、そんな景色を

今回の目的地、三浦半島最南端である城ケ島でのご来光を拝むべくあとひと踏ん張り。。

が、道間違えたあああ!!!???

もう全くもって注意散漫ですね。しかしだれもツッコむことなくライド続行。この辺りに参加メンバーの

疲労感が現れています。いつもならこのメンバーはボロクソ言いますから。

とまあこんな感じに、距離は長く無いですが寒さにかなり体力を持って行かれた当ライド。

溜まった疲労感と眠気が吹き飛ぶ絶景を前に、言葉を失いました。

IMG-9150

こういう時一眼持って行けばよかったって思いますよね。画質。。

 

日の出をゆっくりと眺めながら、自販機でドリンクを買います

何故か四人中三人鶏白湯スープ。

なんで鶏白湯を選んだの?ていうかなんで灯台の下の自販機に鶏白湯売ってるの?

私はおしるこです。極寒ライド中のおしるこ。譲れません。。(どうでも良い)

初日の出を拝みながらおしるこも飲みましたし、一つ目の目的は果たされました。

二つ目の目標(まぁこれで最後ですが。)は、200㎞無事故完走です。

ちゃんと皆を引っ張って走り切ること。気を引き締めて出発です。

冬場の長時間ライドのキモ

さて、ライド開始から9時間経ちました。実はここまででコンビニに10回近く寄っています。

補給、トイレ休憩等。。

とにかく体力体温の維持の為、食べ物暖かい物に入れていきます。

冬場のロングライドのキモは、実は内蔵の管理なのです。

 

日中は陽があるのでまだいいですが、夜間は寒さと視認性の悪さで体力と集中力を奪われ続けます

また無補給で長時間の運動をするのはエネルギー切れに繋がります。

ハンガーノックってやつです。

ペダルを踏みしめたいのに力が入らなくて全然W数が出なくなります。

 

また、長時間消化器に物が入らない状態で疲労が溜まると、

新たに補給をしても正しく消化を行えないようにります。

ハンガーノック対策も、ハンガーノックから脱出する事も、

ライド中という短時間では行えなくなる訳です。

病院で点滴をうけてやっとこさ日常生活に戻れるレベルですね。

だから、食べるんです。常に胃の中に食べ物が入っているように。食べる。

自分が冬場のナイトロングで一番意識していることです。皆様も是非。

pic

富士山江の島ドーン!!

三浦半島を北上し鎌倉方面へ、それまでに細かい上りが複数回、大きい上りが二回くらい?

コツはとにかく頑張らないことパワーではなくケイデンス細かい補給

鎌倉を抜け、坂を登り切った直後に江の島が見えました。

快晴につき富士山バックの江の島、地味に初日の出と同じくらいテンション上がりました。

遠くを見るためにふと目線を上げた時、見える景色に何度も活力を貰えました。

そんなこんなで、

ブログ

江の島着!

やっとこさたどり着いた江の島。海の幸をガッツリいただくか迷いましたが小休憩のみ。

細かく補給をとっているのでエネルギーは足りています、

海の幸でSUN値を回復し満腹になったら果たして再スタートできるのか。

絶対寝ると思うんです。みんな。再スタートが夜になっちゃう

諦める勇気

というわけで小休憩のみで再出発。現時点で走行距離はおおよそ150㎞です。

そしてここで一名離脱。トラブルが起きたわけではないので安心しましたが、

自走での帰宅が困難と自分で判断し輪行で帰っていきました。素晴らしい判断です。

ここまでで、メンバー全員に声を掛けながら

脚の残り具合や集中力、体力の確認を行っていましたが

体力の消耗具合は実際のところ自分の体ですら判断が難しいときがあります。

唯一グラベルロードで参加していたY氏。150㎞よく頑張りました。

そして一番勇敢な判断をして真っ先に帰宅。素晴らしい。

メンバーの誰よりも早くビールを飲んで優勝。素晴らしい。

ロングライドでは自己管理がとても大切です。

お家に着くまでがロングライド

残り約50㎞実はここからが気持ち的にキツイ。江の島からの帰りなのでひたすらに緩いダラダラ上り。

平坦区間は多少回しますが町田のアップダウンで中々脚をもっていかれました。

何よりも走っていて虚無なのが景色ですね。きれいな海や山が目に入ってほしいですがひたすらの市街地。

最早モチベーションは帰宅後に私を優しく迎えてくれるビールのみでした。

参加メンバー残り二名のうち一名は初の200㎞。

初の200㎞ライド夜通し厳冬期バイクパッキングモリモリで。

解散時はさすがに疲れが見えましたが、残りの50㎞走破し全員無事帰宅。

無事故無違反無検挙無傷での完走でした。

今回のまとめ

ロングライド冬季ライド夜間ライドグループライドコツ

とにかく頑張らない(ワット数ではなくケイデンスを意識する)

とにかく食べる(胃袋に常に固形物を入れる)

脚がある人が前を引く(無理なドラフティングはしない、ダメ、ゼッタイ)

心拍数をなるべく一定に保つ(平常時+30~60程度※個人差アリ)

走る時間帯を想定してコース設定をする(夜間、冬季ライドの場合は特に)

諦める勇気を持つ(無事帰宅できて、また行きたくなるのが一番)

 

こんなところでしょうか、

あくまで個人的な意見ですがブルべをノントラブルで完走できた時は

いつも上記の必要項目を意識できていた気がします。(ブルべなのでドラフティングは出来ませんが。)

参考になりましたら、皆様もぜひ。

 

こんな感じでまたちょこちょこライドブログを投稿して行きたいと思います。

いろんなジャンルの自転車乗るのでネタはあるんですよ、ネタは。

 

ではまた。

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る