回転部分の滑らかさ
スポーツバイクにお乗りの方なら気になる項目ですよね。
ホイール中心部「ハブ」、クランク中心軸「BB」、変速機歯車の「プーリー」、ハンドル操作「ヘッドパーツ」・・・と自転車パーツには多くの回転するパーツが存在し、どれも大事な回転部ですが…、何か忘れている回転部分ありませんか?
本日の作業はペダル軸回転部調整&グリスアップ
高回転&後負荷の結構ハードに扱われるパーツの代表格であるペダルは、取付パーツとしても一番外側に位置し転倒時に打撃を受けやすいある意味可哀想なパーツ。
※イメージ
また、乗車・降車時などの左右で負荷の掛かり方が違いがでるという点で、左右ペダルの回転に偏りが出ているお持込バイクもたまにお見かけします。
今回お持込の車体取付済みペダルも約2年ご使用という事で『右:渋い』・『左:緩い』の偏りが極端に出ていましたので調整に取り掛かります。
分解
調整
先端部に2つのナット、その下にベアリングが見えるでしょうか?先端のナットの締め具合によってベアリングの滑らかさに影響が出るのですが、「締め過ぎ:ゴリゴリ」・「緩すぎ:ガタガタ」と回転はもちろん踏ん張りにも影響するので良い塩梅を狙い調整します。
組み立て
グリスアップをした後、ボディー・シャフトを元通りに組付ければ、ほら、ク~ルクル♪
音鳴りの原因の1つともなり得る『ペダル軸のガタorゴリ』。
長~くお使いで何度か転倒などのダメージを繰り返し受けているペダルでしたら『ガタ&ゴリ』のチェックはいかがでしょう?
パーツ交換・日々のトラブル等・パーツのアレコレ、貴方の『?』な悩みを解決するヒントが見つかるかもしれない!?
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