いつもY’s road神戸店をご利用いただき誠にありがとうございます。
この度は、16日、17日の2日間、勝手ながら社内試乗会で、臨時休業とさせていただきました。
お客様にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
並びに、お忙しい中ご協力いただいたお取引先様各位には心より感謝申し上げます。
今後のお客様へのご案内、サービス向上に活かせる様、スタッフ一同精進して参ります。
今後ともY’s road神戸店をよろしくお願い申し上げます。
さて!
雨が上がった午後からは各社の超最先端バイクを乗り比べ!!
今回は
「もし自分が次のフレームを買うならどれにするのか?」
というテーマで本気で選んできました。
僕が今乗っているバイクがこちら。
今はもう手に入らない日本のグラファイトデザイン社製2014年式「メテオ」です。
特徴としては、
○フレームのしなりを活かした乗り心地。脚へのダメージが少なく、ペダリングのリズムが取りやすい。
○フレーム重量はどちらかと言えば軽い方というレベル。(フレーム重量950g)
○丸いパイプの特性を活かしているので全体的に丸くエアロ効果は全くない。
こんな感じです。
そこで今求めている性能としては、
○もう少し剛性感と加速の鋭さが欲しい。でもダンシングのタイミングが取りやすいようにしなりは残したい。
○ヒルクライムが好きなので少しでも軽くしたい。
○エアロ性能も出来れば欲しい。
といった部分を中心に比較、インプレッションしていきたいともいます。
候補①
LOOK 785 HUEZ RS
フレーム価格: ¥380,000+税
フレーム重量: 730g(サイズS)
いきなり大本命です。
LOOKの2018年新モデル「785 HUEZ RS」。
フレーム重量730g、フォーク重量280gと非常に軽量。
細身のシートステーを備えておりリア三角はしなやかな印象を受けました。
シートステー部分はあえて弾性の低い12Tカーボンを使用することで、振動吸収性や路面追従性を高めてあり転倒時の破損リスクも減らしています。
(弾性の高いカーボンほど剛性は高く、衝撃には弱くなります。)
短い上りでしたがダンシングをしてみると左右に程よい溜め感もありリズムは非常に取りやすく自分の感覚ともよく馴染んでくれました。
固いと言うスタッフもいてましたが、僕はそれほど硬さは感じませんでした。
エアロ形状とは言えませんが細身のフレームなので空気抵抗はそこまで気になりません。
BB周りはしっかりしているので強く踏み込んだ際もしっかりと推進力に変換してくれて、まるで自転車をうしろから押してくれているような感覚。
中~高速域でもしっかり進んでくれました。
また、フレーム規格はLOOKが得意としているインテグレートされた専用設計パーツは使用されていませんのでメンテナンスが非常に簡単なところもポイントかと思います。
ここまで良くてフレーム価格で40万円を切る価格設定はかなり魅力的。
LOOKといえばシリアスライダーが愛用しているイメージも強く、憧れのブランド的存在でもありますのでそういう部分も含めて乗り手のモチベーションを高めてくれそうです。
本気で欲しいフレーム筆頭候補!
剛性 4/5 点
快適性 5/5 点
エアロ性能 4/5点
登坂性能 5/5点
候補②
COLNAGO V2-r
フレーム価格 ¥430,000+税
フレーム重量 835g(未塗装、サイズ480)
こちらもコルナゴの2018年新モデル。
前作V1-rから更なる剛性アップを目的に再設計。
2017年に登場したエアロフレーム「CONCEPT」で培われた技術を応用しエアロ性能も向上しています。
フレーム重量は835gとこちらも充分に軽量。
メンテナンス性も考慮してリアブレーキはシートステーに変更になりました。
漕ぎ出しから感じる剛性の高さ。ヘッドチューブ~フォーク周りとリア三角は特に硬く感じました。
加速は非常に鋭く、踏めばその分進んでくれますがその代わりに脚への跳ね返りも強く感じます。
上り坂でのダンシングもやはり独特の感覚で慣れが必要かと思いました。
おそらくこのフレームは僕レベルの脚力だとダンシングでリズムよく踏むよりは少し軽めのギアでたくさんペダルを回した方が気持ちよく進んでくれそうです。
フレームはカムテール形状を採用しているのでエアロ性能もありそうでしたし、瞬発力もあるのでヒルクライムはもちろんですがクリテリウムのように一瞬の反応が必要な場面でも威力を発揮するフレームだと思います。
今回試乗させて頂いた車体は非常にシンプルなTNBKというカラーでレース機材的な印象が強く、せっかく買うなら所有欲を満たしてくれるようなフレームの方が好みなので、フレーム価格はかなり上がりますがイタリアで塗装されているTNDKカラーにしたいところです。
剛性 5/5 点
快適性 3/5 点
エアロ性能 4/5点
登坂性能 4/5点
候補③
CERVELO R5
フレーム価格 ¥580,000+税
フレーム重量 850g(サイズ56)
こちらも2018年でさらなる進化をはたしたもう一つの大本命!
全体的なバランスを見直し再設計、剛性と安定感がさらに向上しました。
エアロフレームのパイオニアでもあるサーベロが得意とするスクオーバルフレーム形状は更に大径化され、剛性、軽さ、エアロ性能をより一層レベルアップ。
全体的な印象は初めに乗ったLOOK 785と非常に近い感じで剛性と快適性のバランスが秀逸。
ですがこちらの方がよりハンドリングの安定感は高かったような気がします。
フレームが大径化して剛性は上がっている筈ですがフレームの後ろ半分は細身でしなりも感じられ、振動吸収性も非常に良かったです。
上りのダンシングも気持ちよく、体重移動のリズムも取りやすいように感じました。
フレーム重量は他メーカーよりもかなり大きなフレームサイズのもので計測されていますので、実際に乗るサイズではさらに軽くなると思われます。
正直言って欠点が全くみつかりません。
ホイールも約40万円のENVE SES 3.4が装着されていましたので良くないはずがないのですが、それも抜きにしてもこの日乗ったバイクの中では間違いなく抜群の性能だと思います。
強いて欠点を言うのであればデザインは非常にシンプルな点。
カラーは1種類しか展開がなく少し物足りなく感じますが、サーベロもLOOKと同様非常にブランド力のあるメーカーですので所有欲はしっかり満たしてくれそうです。
剛性 5/5 点
快適性 5/5 点
エアロ性能 4/5点
登坂性能 5/5点
候補③
MERIDA SCULTURA 8000-E
フレーム価格 ¥2890,000+税
フレーム重量 790g(サイズ50)
神戸店でも人気の高い台湾メーカーMERIDAの超軽量クライミングバイク「スクルトゥーラ」。
8000-Eはプロチームも使用するグレードのカーボンを使用し、コンポーネントはアルテグラDi2、ホイールはフルクラムレーシングクアトロカーボンを搭載したセカンドモデル。
とはいってもトップモデルとの違いはコンポーネントやホイールだけで、フレーム性能は全く同じです。
漕ぎだしから軽く、するすると速度は上がっていきます。
剛性は高すぎず、振動吸収性も非常に良い。
尖った個性的な部分はなく、大人しい優等生的な乗り味でバランスが非常に良いです。
特に振動吸収性がいいのでヒルクライムも含めたロングツーリングには今回乗ったフレームの中ではこれが最適だと思いました。
この価格でこの軽さ、乗りやすさはまさにお値段以上。
まったく死角がありません。
デザインがシンプルな点は乗る人によって好みが分かれそうですが、そういう方はプラス1万円(フレーム価格)でもう一つ上のプロチームレプリカ「SCULTURA TEAM-E」も購入できますのでそちらもオススメです。
剛性 4/5 点
快適性 4/5 点
エアロ性能 4/5点
登坂性能 4/5点
総評
今回試乗したどのモデルもそれぞれ個性的で、どれが一番優れているかについてはっきり優劣をつけることは非常に難しいですが、あくまでも個人的に一番フィーリングが合うと感じたのは、、、。
CERVELO R5
でした。
まあ車体価格的に当然とも言えますが。
これから間違いなく普及していくであろうディスクブレーキモデルも捨てがたい。
長い下りでのホイール破損リスクも減りますし、リム外周の重量も間違いなく軽くなるためいずれはディスクブレーキに変えたいと思うのですが、まとまった費用が必要になるのが悩みどころです。
僅差でLOOK 785 HUEZ RSが2番候補です。
付いていたホイールが乗り心地すこし柔らかめのMAVIC COSMIC CARBON 40Cでしたので、ここを同じ条件(ENVE SES 3.4)に変えるだけでさらに切れ味も鋭くなって大きく化けそうです。
コスト的にもサーベロより財布に優しく、非常に魅力的でした。
今回ご紹介させていただいた車体、フレームは当然ワイズロード神戸店で全てご注文可能です!
もし、僕と同じようにフレームをお探しの方がおられましたら是非ご相談下さいm(_ _)m
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