今回はTREKのクロスバイク『FX3 DISC』以上の車体をお持ちの方に限定されてしまう内容になってしまいますが、修理でお持ち込まれた時に多くの方が、【ついでに交換される確率No.1】のパーツをご紹介いたします。
バイクを操る超重要なパーツ!『ハンドルグリップ』
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ある程度の期間、自転車に乗っているとパーツが消耗してきて交換しなくてはいけない時期がきます。
1番多い交換箇所は『タイヤ・チューブ』ですが、そのほかにもチェーン、ブレーキパッド・ブレーキシュー、各ワイヤーなどなど。
修理に持ち込まれるときはほとんどが『走行性能に異常を感じた時』です。
逆を言うと走行性能に異常を感じないと持ってくる、パーツ交換をするということは稀な感じがします。
例えばパンク修理で持ち来れた方は基本『パンクを直してほしい』という事で店舗に来ます。
ギアやチェーンは掃除してるから問題ないです。確かに。
ただし自転車の点検に入る際に必ず我々が触る部分、それは『ハンドル部』です。
変速の調子を見たり、ブレーキの調子を見たり、店内で自転車を移動させる際にもハンドル部分を握ります。
ハンドル部=グリップです。 そのグリップを握ってみるとたまに『ベトベト』している物があります・・・。
グリップの多くはゴム製となっており、使っているうちに経年劣化が起きてきます。
それが、『ベタベタ』の要因です。 ここをお話すると多くの方が、『あっ、そー言えばなんかベタつくな~って思ってました』なんて。
じゃあついでにグリップの交換も。と、お願いされますがここでTREK FX3以上のモデルに乗っていらっしゃる方は要注意。
FX3より上のモデルに関してはグリップが『専用モデル』となります!
Bontrager Satelite IsoZone City Grip
これがTREK FX3より上位モデルで使用されているグリップになります。
エルゴノミック形状の握りやすい形になっていますが、全体的にスケルトンになっており中に白い部分が見えますが、実はグリップを外すと中はこのようになっています。
ハンドルバー自体がハートの様な形になっており、上部を埋めるように白い振動吸収用のエラストマーが乗っかるようになります。故に専用グリップとなりますが、このグリップとカーボンフォークによってFX3は抜群の乗り心地を誇っているのです。
もちろんハンドルそのものを交換してしまえば他のグリップも使えるようになりますが、せっかくの快適性なのでこのまま乗るのがベターではないでしょうか。