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4月からヘルメットが努力義務化!注意点などをご紹介します。

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新宿クロスバイク館】 23年03月11日

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スポーツバイクだけじゃない!公道で自転車に乗るならヘルメットが必要になります!

当ブログをお読みの皆様こんにちは!

新宿クロスバイク館の藤平です。

 

4月から自転車はヘルメットが努力義務化だそうですね。

私自身は昔から装着しているので全く問題無いのですが、お客様にご案内するにあたっては色々と気になるポイントも多いです

当店は同ビル内にウェア専門の系列店舗がある都合上、ヘルメットの専門的な知識には少し疎いスタッフも居るかと思います。

 

義務化関連の話はインターネット上の色々な場所で見られると思うのでここでお話する事に需要は少ないでしょう

なので、今回はヘルメットを長年使っていて良い部分、困る部分のお話。

 

良い部分

一番に挙がるのは安全性でしょう。

事故というのは自分が気を付けていたとしても、巻き込まれるなどで当事者になる事もありえます。 

私自身も昨年レース中の転倒でお世話になっていますし、過去ツーリングをしていた頃には落下してきた夏ミカンでヘルメットを割った経験もあります。

私の知人では「走行中に意識を失った」なんていう転倒原因もありましたが、ヘルメットのおかげで頭部を直接ぶつけずに済みました。

 

もう一つのメリットは被視認性

ヘルメットは走行中一番高い位置にあり、自動車のドライバーなどから見えやすいです

派手なカラーの物であるほど効果的。

 

困る点

良い点でパッと思いつくのが2点程度なのに対し、悪い点はキリが無いほど多く感じます。

最上位に来るのが「邪魔」という事

 

走行している間は問題無いのですが、ちょっとした買い物や飲食店で持ち運ぶとすごく邪魔

特に飲食店のテーブル下の棚は高さが足りず置けない事もしばしば

また、置き忘れにも注意が必要です。

 

一時的な買い物や食事であれば自転車に掛けて保管するのも手ですが、盗難や落下、悪戯などリスクがあります。

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↑ヘルメットの防犯に!

 

自転車用ヘルメットというのは一度強い衝撃を受けてしまうと安全性に問題が出る為、非装着時には落とさないように注意が必要。

紫外線や汗などにより発泡スチロール部分が痩せたり接着剤が劣化するため落下などの衝撃が無い場合でも安全に使用出来る期間は3年ほどと言われています。

 

面倒ではありますがお手入れも必要

肌に触れるクッション部分は取り外して優しく水洗い

その他の部分は軽く濡らした布で拭き取るのですが、洗いにくいのが顎紐の部分

汗などが染み込む箇所なのでしっかり洗浄したいんですけどねぇ・・・

 

暑い季節になってくると通気性も気になるところ

 汗や蒸れで髪型も乱れます。

 

日差しが強い季節は顔の日焼けに注意

「ヘルメット焼け」という変わったパターンの模様に焼けてしまうので日焼け止めなどで対策しましょう。

 

ヘルメットはどう選ぶ?

上記の通り当店の場合は案内に精通している店舗が同ビル内にございますので基本的にはそちらをご案内いたします。

選ぶ基準は頭の形状に合うかどうかという点

メーカーやモデルにより縦幅や横幅、深さなどに違いがある為試着は必ず行いましょう。

 

安全性においては「第三者機関のマークがあるかどうか」という点が重要

      

例えば一般財団法人製品安全協会の定めるSGEU系基準のCEアメリカ系基準のCPSCや、日本の自転車競技連盟(JCF)などのマークが付いている物は外部機関によるテストを通っており安全性に問題は無いと言えます。

自転車事故に関する保険を取り扱う企業からも「安全性に問題があると判断されるヘルメットだった場合は未装着扱いとする場合がある。基本的にこういったマークがある物はOK」というようなお話をいただいています。(※マークのある物でも明らかな劣化などがみられる場合は安全性に問題があると判断される可能性もあります)

 

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カラーリングに関しては服装や車体カラーに合わせる方が多いですが、日光で温度が上がりにくく被視認性が高い明るめの色が個人的にオススメです。

 

ヘルメットを選択する中であまり話題に挙がらないのが「アーバン系」「レーサー系」という違い

 

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アーバン系ヘルメットは表面の穴が少なく丸いツルリとしたデザイン

価格がお手頃な物が多く、接着範囲が広い(発泡スチロール箇所の露出が少ない)為多少雑に扱っても傷みにくいと言えます。

デメリットは通気性。

 

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レーサー系ヘルメットは通気の為の穴が多く設計されており(※空気抵抗の観点であえて減らしている物もある)見た目も派手なデザインになります。

軽量なので着け心地も軽いですが、デリケートなので丁寧に扱う必要があります。

アーバン系モデルに比べると価格が上のモデルが多いと言えるのがデメリット

私自身は通気性を重視してこちらのタイプを使っています。

 

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普段眼鏡を使用している方であれば、サングラスの代わりとして使えるバイザー付きのヘルメットがオススメ 

 

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ヘルメットは正しく被ろう。

「ぼうぐはそうびしないと意味がないぞ」なんて最初の町でチュートリアル的に言われそうな事ですが、「ちょっとの距離だからいらない」なんて気の緩みは大敵です。

 

また、装着方法が正しくなければ意味がありません。

前端は眉毛に沿う辺りに来るように

顎紐は大きく口を開けた時に苦しくない程度に締めましょう。(使用に伴って緩む為適宜締め直しが必要です)

上記画像のように顎紐の余りが垂れ下がっているとダサいのでこういった製品で対策すると良いですよ

 

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↑ご一緒にサングラスはいかが?

 

努力義務化後にヘルメットを被らない事によるリスク

「義務」とは言ったものの罰則が無い現状

しかし、当然ながらリスクはあります。

 

万が一事故などがあった時「運転者としての責務を果たしていない」というのは責任割合に影響する可能性が高く、例え自分が被害者側の事故であったとしても保険関係に影響するでしょう。

 

もう一つ怖いのが他人からの印象

「ルールを守っていない」という事に対して感情的になる人は、世の中に一定数居ると思います

その中には自分が正義と考え攻撃的な行動に出る者が居ないとは言い切れません。

 

昨今聞く事の多い「煽り運転」というのもほとんどの場合何かしらの切っ掛けがあり起きているのでしょう

ヘルメットが義務になれば、それをしない事が「切っ掛け」になりうるかもしれないのです・・・

 

しようさせようヘルメット

義務化なのでしないといけないのですが、店頭でご案内をしている限り認知度はまだまだといったところ

ご自身がヘルメットをかぶるのはもちろんの事、ご家族やお友達にも教えてあげて下さい。

 

私も母のヘルメットを見繕ってあげないとなぁ・・・

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