シリーズでお送りする、『仙台泉スタッフバイク紹介』。
本日は私,店長山根のマウンテンバイク(以下MTB)をご紹介します。
久々のフルサスペンションバイクをゲット!
フレームセット
ROCKY MOUNTAIN 22 INSTINCT-C
サイズ:S
リアサスペンションストローク:140mm
フレーム単体販売からすべてのパーツを選んで組み立てる『バラ完』で完成させました。
各パーツの仕様
フレーム以外の仕様は以下の通り
サスペンションフォーク:FOX 34 Factory 140mm
リアサスペンションユニット:FOX FLOAT X Factory
ヘッドセット:WOLFTOOTH ZS44-ZS56
ボトムブラケット:CHRIS KING BB-PF92-86(廃番)
クランクアーム:FC-M9120 165mm
チェーンリング:WOLFTOOTH DM Chainring for SHIMANO 32T
チェーン:CN-M8100
スプロケット:SHIMANO CS-M8100 10-51T
リアディレーラー:SHIMANO RD-M9100SGS
シフトレバー:SHIMANO SL-M9100
ドロッパーレバー:FOX
ブレーキレバー&キャリパー:MAGURA MT 8
前後ブレーキローター:SHIMANO RT-MT900 180mm
ステム:THOMSON Elite X4 50mm×31.8mm
コラムスペーサー:THOMSON&WOLFTOOTH
ハンドルバー:PNW Renge KW 31.8mm
グリップ:PNW Roam
サドル:SDG Bel Air Ⅲ
シートポスト:FOX TRANSFER Factory 150mm×30.9mm
前ハブ:CHRIS KING Boost CL 110×15 32H
後ハブ:CHRIS KING Boost CL 148×12 32H MS
前スポーク:DT SWISS Champion
後スポーク:DT SWISS Competition
前後リム:STANS NO TUBES Arch MK3 32H
ニップル:DT アルミニウム 赤
タイヤ:MAXXIS ARDENT 29×2.4&29×2.25
ペダル:SHIMANO PD-M8000
泥除け:MUDHUGGER
重量:13.3kg(画像の状態)
DETAILS
横から。非常にコンパクトなフレーム設計。
ナナメ上から。
ドライブトレインはSHIMANO XTR&XT。折からの供給不安定な事情でXTRがなかなか揃いません。
しかしXTになんの不足、不満もないのでこのまま行きます。
FOX製フロントサスペンションフォークは『36』ではなくあえて『34』を選びました。
この数字はインナーチューブ径を表しています。
タイヤはMAXXIS ARDENT、もちろんチューブレスでの運用です。
ブレーキレバー&キャリパーは軽量且つしっかり効く『MAGURA MT8』をチョイス。
SHIMANO上位モデル同様にレバー位置を手軽に調整可能です。
このブレーキ以前はSHIMANO XTR BL-M9120&BR-M9120,BR-M9020を使用。
かっちりしたSHIMANOのフィーリングからどう変わるのか、今後楽しみです。
ブレーキローターはSHIMANO RT-MT900。180mm径で私は十分です。
独特なフリー音が特徴のリアハブ。
前後共にCHRIS KING製ハブを選択。このカラーは残念ながら廃番となりました。
FOX TRANSFER 、サドルレールクランプ部が薄型になり、全長が短くなりました。
これも股下長とサドル高、強いてはそのストローク量に深く関わってきます。
PNW 製ハンドルバーはバックスイープ10度のものを愛用しています。
お取扱は現在交渉中です。
FOX FLOAT X、調整幅も広くクリックごとに違いを感じます。
動きもスーパースムーズ。私には贅沢品!
そして、リンクには『RIDE9』が搭載されており、フィーリング、サスペンション特性を変化させることができます。
とりあえずストック状態のまま。
SHIMANO MTBクランクアームにWOLFTOOTH DM(ダイレクトマウント)チェーンリングの組み合わせ。
隙間からCHRIS KING PFBB(プレスフィット)がチラッと。ちなみにカラーはピューター。
このフレーム、カーボンモデルのSサイズは、トップチューブが深くベンドしていて、私の身長165cmでも『スタンドオーバーハイト』が29erにもかかわらず確保することができます。これはトレイルライド時に安心!ちょっと値は張りますが、小柄なライダーにはカーボンモデルがオススメ!
トップチューブを下げることと同時に、サスペンションリンケージ及びユニット長も見直されており、それらは専用設計となっています。
このバイクを選んだ経緯
ROCKY MOUNTAIN BICYCLES(以下RMB)、このブランドとは二十歳前後の頃からのお付き合い。
始まりは当ブランドのスチールフレーム『BLIZZARD』からでした。
結局このフレームを計4本乗り継ぐことになります。
そして26インチホイールの頃の『ELEMENT』にも乗り各地のトレイルを走っていました。
しばらくは他ブランドのハードテール、フルサスペンションバイクに乗っていましたが、22年モデルのカラーが気に入り、久々にフルサスペンションバイクを乗ることにしました。
このバイクまでは・・・
ここ数年は主にハードテール(フロントサスペンションのみ)で『ふじてん』『白馬岩岳』のコース走行や、エンデューロレースの『ENS』に参戦。
しかし、富士見パノラマや白馬岩岳のスピードの出る区間では「ちょっとしんどい」思いをしていたのでした。
例えば、腕も足も衝撃であがってしまう、ブレーキレバーが握れなくなるほど後半が疲れる...
ハードテールの楽しさもありますので好きですが、少し楽をしようと思います!
RITCHEY ULTRAにFOX 34SC Factory(120mm) 、27.5×2.8・セミファットタイヤ仕様のハードテール。
『ふじてん』やトレイルライドでは十分に楽しめる仕様ではありました。
34SC・・・34mmのインナーチューブに軽量化されたボトムケースの組み合わせ。
主にクロスカントリー&マラソン(SDA王滝のようなイメージ)向けですがトレイルライドにも最適。
34の堅過ぎないフィーリングが私の好み。
このスーパーバイクでどこ行く?
上越、長野北部などグリーンシーズンの『ゲレンデ』を活用した常設コースが続々と増えています。
仙台からは片道約500kmと少し遠いですが、このコースを巡りたいと思います。
そして、数年前に行った海外のトレイル。
またチャレンジしたいと思っております!
カルフォルニア、オレンジカウンティ、アーバイン周辺を走った時の写真。
Aliso and Wood Canyonsにて。
せっかくバイクも新調したのでしっかり乗って、まずは痩せたいと思います...
さいごに
MTBは街乗りをはじめ、林道走行などでもその安定感からオススメです。
トレイルを走れるようになればさらに楽しさは広がります!
ぜひこの春から始めてみませんか?
本格的なトレイルライドにオススメバイク!