車体お受け取りの際に必要なものをご紹介します!
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です。
当店はクロスバイクに注力している店舗という事もあり、スポーツタイプの自転車に乗るのが初めてというお客様が多いです。
当店で販売した自転車は、納車時「乗って帰る」のがベースとなっています
配送も有料で承っていますが、サイズの関係で送料は結構高いためほとんどのお客様は自走で自転車を運ばれます。
(※折り畳み自転車の場合は送料がお手頃な場合もございますのでお問い合わせ下さい。)
初めてのスポーツバイク走行
今回は車体受取時に必要な物などをご紹介いたします。
服装
まず一番に「動きやすい恰好」
自転車専用でなくても良いのでスポーツ系のストレッチ性、速乾性に優れた物がオススメ。
いわゆるママチャリなどと違い基本的にサドルを高くセッティングしてあるため、跨るだけでも服装の影響を大きく受けます。
長ズボンの裾が広くヒラヒラする物ですとギア、チェーンに巻き込んでしまう可能性が高い為、フィット感の高いストレッチ系パンツや七分丈ズボン、裾バンドの使用などがオススメ
NGな恰好としてはスカート(特に長い物)
後輪などに巻き込んでしまう可能性があり危険です。
同様の理由で寒い時期のロングマフラーもNG
他にはジーパンもあまりオススメ出来ません。
吸水性、速乾性が低く汗で動きにくくなりますし、白色などのサドルですと色移りも発生します。
お仕事帰りなどでスーツでご来店されるお客様もいらっしゃいますが、オイルの付着による汚れや噛み込みによる破けを防ぐ為にズボンバンドをご利用下さい。
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時期によっては運動に伴い暑くなり、帰路で上着を脱ぎたくなる場合もあるかと思います
脱いだ服を入れられる鞄があると良いでしょう。
靴はスニーカーで通気性の良い物がオススメ
踵が固定されないタイプのサンダルや、ハイヒール等ペダルを踏み外しやすい靴はNGです。
走行する時間帯にもよりますが、全体的に明るめの色の服装だと被視認性が上がるのでGOOD
納車時必要な物
一番に必要な物として、車体契約時にお渡しした書類の控え
こちらでお客様の情報を確認いたしますので、無い場合にはお渡しが難しい事もございます。
(※書類紛失時などは身分証明書で確認いたしますが、お時間をいただきます。)
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次に背負えるタイプのバッグ
書類関係や、付属品などお持ち帰りいただく物がございます。
少なくともA4程度のファイルが収納出来るサイズの物をご用意下さい。(※お選びいただいたオプションパーツによってはさらに大きい鞄が必要な場合もございます)
荷物をハンドルにビニール袋で引っかけて帰られるお客様がいらっしゃいますが、ホイールに巻き込んで落車の可能性がありたいへん危険です。
ドリンクホルダーなどを取り付けていない場合はバッグに飲料を入れておくとさらに良し。
その他物品ではありませんが、「お時間」を用意して下さい。
通常の納車でも車体各部の確認や、書類のチェック含め15~20分程度
店頭混雑時には順番でご案内いたしますので店内でお待ちいただくかたちとなります。
時折「時間無いんです」というスケジュールに追われた状態でお受け取りに来店されるお客様がいらっしゃいますが、納車説明は車体の最終的な安全チェックも兼ねていますので短くは出来ません。
必ず後のスケジュールに余裕がある状態でご来店下さい。
その他あると良い物
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ヘルメット
スポーツバイクの運転に慣れていない状態ほど転倒や落車のリスクは高いので、安全装備は必要ですね。
新宿クロスバイク館の場合は同ビル内にウェア専門の別店舗がありますので、是非ご利用下さい。
(※土日の納車専用時間のみクロスバイク館と営業開始時間の違いがありますので注意!)
2023年4月からは努力義務化のようなので今後は必須になりますね。
[link https://ysroad.co.jp/shinjuku-crossbikekan/2023/03/11/104901]
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グローブ
ヘルメットと同じく安全装備としての意味もありますが、手のひらにクッションが入っている物もありますし汗でのベタつきを低減してくれるので快適装備としてもオススメ。
寒い季節は防寒の為に必須と言える装備でしょう。
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サングラス
タイヤや風などが巻き上げた異物、虫や紫外線や走行風から目を保護する為にUVカットのサングラスを付けましょう
風の巻き込みが少ない形状のスポーツ用サングラスがオススメ。
走行する時間帯に合わせてレンズ色を交換出来る物か、紫外線で色が変化する調光レンズの物が便利
視力の関係で元々メガネを掛けている方はコンタクトレンズを使用するか、メガネの併用可能なバイザー付きヘルメットがオススメです。
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日焼け止め類
帰路の走行時間は人により違いますが、前述のヘルメットやサングラス
昨今はマスクなどもあり特殊な模様の日焼けをしてしまう事が多いです。
日差しの強い季節に長時間の走行を考えるならば必須と言っても良いのではないでしょうか?
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腕や首回りは薬剤の日焼け止めだけでなく、アームカバーなどのウェア類を併用すると効果的です。
日焼けは一種のやけど状態ですので、実は体力の消耗や疲労回復にも影響してきます。
予防の為日焼け止めを使いましょう。
暑い季節は汗で流れにくい物がオススメです。
現金(主に小銭や1000円札)
長時間のライドでは水分補給が必須
距離次第ではカロリーの補給も必要になります。
基本的にはコンビニを利用すれば問題ありませんが、自動販売機を利用したい場合は小銭が必要。
最近の自動販売機は電子マネーに対応している場合が多いので大丈夫だとは思いますが・・・
販売機に対応出来ない額の紙幣しか財布に入ってなかった時のがっかり感は大きいです(笑)
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携帯工具
サドルの高さは販売時に合わせていますが、乗り始めると違和感で変更したくなる事もあると思います。
ほとんどのスポーツバイクは高さの変更に工具を使用しますので、持ち運びが苦にならないサイズの工具があると良いでしょう。
ネジの締め付けには適正トルクがありますので、緩める際に回した回転数を数え、締めなおす時に同じ回転数で締めていただくようお願いします。(※締めすぎると自転車やパーツが破損する可能性があります。)
スマートフォン
現代で持ち歩いてない方は珍しいと思いますが、帰路を調べるには便利
ハンドルなどにホルダーを付ける事に関しては、走行中に脇見をする可能性が上がってしまうので特にスポーツバイクに慣れていない方にはオススメしにくい所。(※もちろん運転に慣れた方でも走行中のスマホはNGですが)
ウェットシート
自転車の各部にはグリスやオイルが使用されており、サドル高調整などを行うと手に付いてしまう事があります。
その他汗や流れた日焼け止めを拭いたりするにも使えますのでオススメです。。
納車時、後の注意点
納車に来る前に、天気予報を確認しましょう。
初めての自転車で雨天や強風の中を走るのはオススメ出来ません。
帰路に掛かる時間も逆算し、天気が崩れないタイミングを狙いましょう。
(初めての方なら信号のある地域で一時間に10~13㎞前後の移動が目安)
受取予定日の変更は、お電話での後ろ倒しが可能です。
新宿クロスバイク館におきましては現在平日と土日祝日で納車可能時間が異なります。
平日は12時~19時
土日祝日は10時~18時(10時~11時は納車専用の時間を設けております。クロスバイク館のみですので、本館やウェア館でお買い物をしたい場合は開店時間に注意!)
年末年始やゴールデンウィーク、社内研修や棚卸、積雪などの悪天候や災害、感染症などの影響により営業時間の変更がある場合がございますので、最新のスケジュールは店舗ブログでのチェックをお願いします。(※営業時間の臨時変更がある際には掲載しています。)
また、当店の入っている建物はエスカレーター、エレベーターに自転車を載せられません。
廃車等の持ち込みがある場合はビル正面の階段からお願いいたします。
(※電動アシスト車など持ち上げるのが難しい物の場合は当店にお電話いただければスタッフがビル正面まで取りに伺います)
自転車各部の「馴染み」にも注意が必要です。
ブレーキは表面の削れが出るまで効き具合に変化がありますし、新品タイヤは表面保護の為オイルが滲み出ており少し滑りやすいです。
ワイヤー類は動作する事で伸びが出る場合があり変速の調子が狂う事もあります。(※基本的には伸びを取るように組み立てています)
納車直後はそういった細かい変化が発生しやすい為、注意が必要です。
その他、ごく稀にですがイヤホンをしたまま乗ろうとするお客様がいらっしゃいます。
骨伝導式など例外はありますが、基本的には法令でアウトです。
スポーツバイクに慣れていない方は特に周囲の環境にも注意していただきたい所なので、ルール上でセーフな物でも音楽を聴きながらの走行はあまりオススメしません。
ライト類は電池切れに注意
乾電池式モデルに付属する電池はテスト用なので持ち時間が短い場合があります。
充電式モデルは車体組み立て時に当店でも充電を行っていますが、満充電でない場合もございますので帰宅されましたら充電をお願いします。
自転車はどこを走る?
慣れていない方には酷かとは思いますが、自転車は車道走行が原則です。
歩道走行時は歩行者を優先し、いつでも止まれる速度で徐行してください。
ちなみにですが、自転車の全幅が600㎜を超える場合は歩道の走行が法令上不可です。
(※クロスバイクでも一部モデルは600㎜を超えています。)
当然の事ですが車道の逆走はNG
一番左側の車線を走り、交差点での右折は二段階右折です。
信号は基本的に車両用に従いましょう。
自動車で受け取りに来店されるお客様は
当店は提携している駐車場はございません。
ビル正面の路上パーキングやビル駐車場、裏手のコインパーキングなどをご利用下さい。
地域柄駐車料金は結構高めかと思います・・・
最後に
スポーツバイクは初めてだと敷居の高い物と思われていますが、実際に乗り始めてしまえば操作が難しい物ではありません。
しかし、ママチャリなどの実用車に比べ繊細なのも事実。
「乗る」事よりも「メンテナンス状態を維持する」という方が大変です。
お客様にやっていただくメンテナンスとしては、空気圧の管理とチェーンのクリーニング、注油
消耗品の目視確認と各部ガタのチェックです。
異常を確認したらすぐに自転車店へご相談下さい。