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【初めてのスズカエンデューロ】初参戦+ロード歴1年+女=?

1988
大阪本館】近藤 瑠美 17年12月03日

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2017年11月23日、スズカ8時間エンデューロ秋spに参加してきました!

 

 

スズカエンデューロ(スズカ8時間エンデューロ)とは三重県 鈴鹿市にある鈴鹿サーキットを

愛用の自転車で走ることができる素敵なイベントのことです^^

 

 

鈴鹿サーキットといえばF1などで使用される国際レーシングコースですよね。

あの車がブウゥウゥン!!!ってものすごいスピードでレースをする場所!

 

 

皆さんが一度は見たことあるような有名な場所を2000チーム、総勢5000人もの選手が走ります。

 

8時間、4時間耐久をソロで走る選手もいますが

私たちのチームは4時間の男女混合に参加しました。

 

 

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1周約5キロあたりおよそ10〜15分かかるだろうという予想をし、3週交代で走る作戦となりました。

 

一人頭30分、2ローテの計算です^^

 

 

 

 

 

出発は前日の22日、深夜11時に集合。

 

 

ワイズロードからは私と、神戸店の盛山さん。

違うチームで大阪本館 利田さんが参戦。

 

(仕事終わりだからかこの時点ですでに眠たい…。)

 

 

 

 

この時ミノウラのVERGO-TF2があったら大変便利、かつ傷をつけずに自転車を運べるのでご参考までに◎ 

 

 

 

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大きな準備物はレジャーシートとメンテナンススタンド。

他チームの方が椅子や机を持ってきてくださっており、会場で快適に過ごせたので机、椅子、寝袋はオススメアイテムです!(なぜ寝袋がいるのかは3分後分かります)

 

 

準備ができたら三重県 鈴鹿市へ向け出発!

 

 

 

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(出発前の集合写真 T様より)

 

 

 

 

当日お仕事が休みだったという運転者さんの言葉に甘え

 

 

車の中では爆睡。

 

 (なんてシツレイなーーーー)

 

 

「皆さんが走っている時僕寝てるんで寝ててくださいね」

 

なんてイッケメンな言葉を半分聞いて夢の中へ… 

 

 

 

 

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(ずっと降る雨。Y様より)

 

 

 

コンビニ休憩も挟みつつ、深夜2時鈴鹿サーキット到着。

 

 

一息つく間もなく「寝てて」と一言残し鈴鹿の闇へ消える運転者さん、もとい盛山さん。 

 

 

場所取りのため雨降るなか傘を差しながら朝5時のゲート解放時間まで並んでいてくださいました。

 

ピット内に場所を取るというのはイベントを楽しむ上でとても大事!

 

交代が楽。すぐ休める。選手を見に行きやすい、撮りやすい。屋台が近い。(え)

と良いことずくし。近ければ近いほど大変よろしいのです。

 

 

 

 

ワタクシはというと車にて 断続的な睡眠をとり、朝4時起床。

着替えを済まし5時30分ごろ荷物と機材を持ちながら会場まで向います。

 

 

 

が、

 

はい出た雨ーーーー。

 

 

駐車場からサーキットまで大人の足で15分はかかります。

 

機材、荷物、傘、人混み、そして雨。

 

いろんなパンチをフルコンボでくらいます。一番しんどかった…

雨の場合、傘ではなくカッパの方が動きやすい。

 

 

 

気がつけば試走終了時間まで残り30分。

ポヤポヤした頭で試走。ボケッと漕ぎ出しますがピットを出てパッと前を向くと

 

 

ドーーーンと続く横幅10mもの大きな道!

建物も信号のない開放感のある風景!!!

 

 

非日常の風景にドキドキが止まりません!!楽しい!!!

 

 

 

 

ドキドキの試走を終え、いよいよレースが始まります。(起きてから四時間経っていますが、体感は30分ほどです。)

 

 

F1レースのようにゲート上のライトが点滅し、スタートまでのカウントが刻まれる。

 

 

 

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第一走者は盛山さん。

ケータイサイトLAPCLIP(ラップクリップ)でタイムを見ると

 

 

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一周約9分。

 

 

 

 

順位2位。

 

 

 

 

 

え?????

 

 

 

 

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先頭集団で颯爽と走っておられ…マス。

 

 

 

「楽しむイベントですから」とおっしゃっていましたが、

 

めっちゃ早いじゃないですか。

 

運転して一晩中場所取りしてそのタイムって…

 

第二走者のプレッシャーもなんのその、好タイムのままピットイン。

 

 

(ちなみに8時間耐久に出ていた別チーム第一走者の利田さんは交代間際のラスト周に先頭集団を引くという超絶ファンサービスを見せてくれました。第二走者のN様のドラマを忘れません)

 

 

 

 

第二走者のY様が走ります。

 

 

 

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楽しそうなY様!

 

 

 

ピットに戻られた後もにこやかでした!

 

 

ドキドキの中やってきました三走者は私、近藤です!!

 

 

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周回数とタイムを計るバンドを装着し、いざスタート。

 

ピットから出るといきなり穏やかな登りです。

 

 

 

リムハイトの高めなホイールで参戦していることもあり平坦でタイム稼げたらいいかな〜なんて思っていたら

 

 

あれ、

 

 

 

全然進まんで??

 

 

パッとサイコンを見ると18キロ。

 

 

 

えええ?そんなきつい斜度じゃないのになんで?

 

 

 

タイムを競っていることもあり焦る。下りや平坦でもうまく伸びず、あっという間にピットが見えて来る。

 

 

 

1週目を10分台で回りたかったのもあり、最後の緩やかな登りをグイグイ踏む。

ペダルの重さとは反対にやっぱり速度は出ない、、、

 

 

 

ん?こんなに坂続いたかな?

 

そう、試走をしたくせに

 

サーキットに興奮してコースを把握できていない

 

あっちゃーーーー笑

 

 

そろそろ終わる、と思って踏んだ坂は思っていたより長く、2週目に差し掛かるときには想像よりも足が重い、、、汗

 

試走。大事です。

 

 

 

解決策も特にないままがむしゃらに三週漕いでピットイン。

 

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(右から周回数、順位、ラップタイム、トータルタイム)

 

1週ごとに1分も落とす優雅なライド。٩( ᐛ )و

 

 

 

 

 

「帰ってこんから落車したかと思った!!」

と言われるほど。ひえ〜〜〜

 

 

 

 

「登りが全然進みません〜泣」と相談すると「ここはスピードでんで。(出ないよ)」と利田さん。

 

と、いうのもこのコースの登りは向かい風が常に吹いている。

 

むしゃらに漕いでて風に気づかないというトンチンカンを発揮。

 

 

 

 

思うような走りができなくて、ンーーー。と悩む。

次の私番まで1時間30分。プルっている足をモミモミしながら考えます。

 

 

とか言いますが

 

 

まぁこれといった作戦も思いつかず。

 

 

 

 

仕方ない!サーキット走ってただけで楽しかったから!

 

2ローテ目でどれだけ挽回できるかですね!

 

 

 

ってなわけで観戦に戻ります。

 

 

 

カッコよくて憧れのマトリックスの佐野選手。アイラン選手、ホセ選手をドキドキしながら見てました。 距離が近い近い!!! 

肉眼で見ることに集中してカメラに収めれなかったのが残念です。

 

 

しかし大阪本館の憧れの選手はカメラに収めれましたよ^^

 

 

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交代するチームメイトを待つ利田さん。

 

利田さんは太陽おもスポットライトに変えてしまうのです。

 

 

私もこんなにカッコよく写っているのかな…と期待しながらフォルダを開くと

 

 

 

 

 

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ピンクのちんちくりんがおりました。

サングラスが絶妙に怪しい!

 

私には太陽が眩しくて仕方なかったです。現実って厳しい…

 

 

さて!

お手洗いに行ったりなんだりしてると、そろそろ私の番。

 

天候も暖かくなってきた11時27分。

ウィンドブレーカーを脱ぎ、インナーと長袖ジャージでスタート。

 

2ローテ目ということで気持ち的に落ち着いているのか、登り場面での向かい風にも気づく。

 

出発前に利田さんよりいただいたアドバイスのもといい具合の速さの人の後ろにつき、頑張ってついていく。

 

苦手だなと思っていたシケインをクリア。 

ここは全体的にペースが落ち、混雑しやすいのでフラフラしたりしないように、かつ後ろから抜かす人のために左側を穏便に走ります。

 

 

 

 

 

ストレートに入ったら今までついていた人から、もう少し早い人に交代。

 

左から抜かしていく選手の中でペースが合いそうな方の後ろについていく作戦です。

 

お背中を貸していただいた皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

1ローテ目で登りがダメなのを知った代わりに、降りに強いことが判明していたので下りでも早い人についていきます。(降りに強いのはホイールのおかげです!)

 

登りで離され、下りで追いついて。

小規模なトレインの中に入れてもらったり、気づいたら後ろに人がいたり、ゼエハア言ってますが、なんとかいい感じ!!

 

 

 

 

 

 

個人的な踏ん張り場所はピット前の長い登りと、それに続くシケインまで。

 

 

お背中借ります作戦で繋ぎ、ペースをあまり落とすことなく3週目へ。

 

ここで事件は起きました。

 

 

お背中借りる人がいない…

 

ペースがどうも合わないが悩んだ挙句、1人で登りを倒しにいきます。

ラスト週だし、足使い切るぜ!!!な勢い。

 

シケインあたりでは

「フレッシュな人が左のピットから出てくるからついて言ったら大丈夫!」

という利田さんのアドバイスに従い、ちょっと無理して早い人についていく。

 

 

 

 

 

シケイン越えたらあとは勢い!最終回ですから全力でできる走りをします。

 

ピットが見えてきて、ダンシング!

交代するぞーーーと思っていたら、

 

 

 

ピット封鎖されてる

 

 

ピット封鎖ってなにそれ?! (←そんな時間があると知らなかった人)

 

動揺しながらピット前を走ると、次走る予定のT様が笑顔で手を振ってる、、、

 

「なんでそこいるんですかー!?」

 

 

とりあえずもう一周ということは理解できましたが、ラストだと思っていた分足が残っていません…

 

ゼエハア、ゼエハア、ずっと俯いていた気がします。

 

 

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サイコンの時計があっていなく、あと何分残っているのか、今どんな状態なのかさっぱりわからない…

 

でも同じブルーのゼッケン、4時間耐久の選手が走ってるということはまだ終わってないんだな。

 

 

 

一生懸命漕いでたら、知らないおじちゃんが「頑張れ!」って言ってくれました!

 

救われる〜と思いながら、なんとか一周走り、ピット前まで戻ってきましたら、

「近藤!スプリントや!」と声が聞こえたので、最後の力を振り絞りダンシング。

 

 

 

 

 

ゴールを過ぎると4時間耐久に参加の方はこちら〜と案内され、

チャリン娘の皆さんがゴールの旗を振っているのもあり、

 

 

どうやら終わったことを悟る。。。

 

 

 

 

 

タイムは

 

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ラスト週なんと12分…(;_;)

 

思わぬ一周といえど11分台で走りたかったので悔しいです。

 

 

 

ゴールのタイミング分からず、ラスト週と知らなかった私に、スプリンや!と声かけてくださったN様に感謝です。

あのままちんたらゴールしたら2週間は後悔してたでしょうね笑

 

 

 

来年はタイムを10分台で収めたいです!

 

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そして、時計を忘れずつけて、かつ大会についてもっと調べておこうと思います汗

 

知っている人と行くし、最終週は私じゃないし大丈夫と予測していましたが、

実際なにが起きるか分かりません。

 

今回準備したよかったな〜と思ったのは、2RUNなどサプリメントと補給食。

待っている間体を冷やさない膝掛けや防寒着。

 

運転手さんや場所取りしてくださった方のために、寝袋があるといいです。

 

順番回ってくる間や、運転前に体を冷やさず仮眠ができます⭐︎

 

 

 

 

一緒に走ってくれたT様。Y様。

アドバイスをくれた利田さん、COOL BELOの皆様。

運転をしてくださった盛山さん。送り出してくれたワイズロード大阪本館の皆さん。

貴重な体験をありがとうございました!!

 

 

 

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タイムも遅い、走りも知識もまだまだな自分ですが

皆さんと走れてとても楽しく、幸せな時間でした。

 

 

またイベントでぜひお会いしましょう!!!!!

 

 

 

 

以下参考写真集

 

 

 

 

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スタート前選手が集まっている様子。この観覧席の下が休憩場所。柵を挟む内側道路が選手交代するピットです

 

 

 

 

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機材を積んだバン。自転車5台積みました。

 

 

 

 

 

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朗らかなT様

 

 

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