みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。
走りを良くしたい。軽くしたい。いつでもどこでも良く聞くお話しです。しかし、お金はあまりかけたくない。これも良く聞くお話しです。
さて、そこれ一社を例に取って、コスパを求めた軽量化を紹介してみたいと思います。
では、結論から申し上げます。タイヤの軽量化です。有名タイヤメーカーのシュワルベの中で比較してみます。
SCHWALBE
PRO ONE チューブタイプ
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28Cで250g
PRO ONEはシュワルベのフラッグシップタイヤです。軽さは勿論メーカー内一番の位置づけですが、フラッグシップだけあって使われているテクノロジーも全て一番良いものが採用されています。特筆すべきはスープレスというカーカス。カーカスは骨格の事なのですが、スープレスは柔軟性を意味するフランス語ですが、この新構造のおかげで乗り心地が強烈に良いです。ホントに。同じ太さでもゴツゴツした乗り味が、一変してスーッと走る感覚に生まれ変わります。
普及グレードと比較
例えば、シュワルベ ルガノ2。ロードバイク向きのベーシックモデルですが、28cで一本310gあります。二本にしたら120gの重量差があります。硬さや重さが増えますので、走りのキレが変わるわけです。なお、重量がある分だけタイヤは肉厚なので、ロングライフ性能にはベーシックモデルに軍配があがります。今回は走りを良くすることが目的なのでライフ性能は一旦無視です。
チューブの軽量化にも着目しましょう。
SCHWALBE
AEROTHAN TUBE
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一本43g 驚愕の重量
TPUを使ったチューブです。ブチルゴムと違い軽く強く仕上がるのが特徴です。ブチル製と比べて約四倍の価格ですが、かなりの軽量化ができます。軽いだけじゃなく、耐貫通性も向上しますのでパンクしにくくなるのも特徴です。膨らんだら縮まないことだけがデメリットで、一度使うと別のタイヤにインストールしにくくなることだけが注意点ですね。
ブチルチューブとの重量差
シュワルベの一般的なロード用チューブは大体105g前後。バルブ長で数グラム差は出ますが、今回は計算に入れていません。
43gのエアロザンは2本分でもブチル1本分より軽く、2本合わせた重量差は124gもあります。タイヤを変えなくともこのエアロザンにするだけでも驚愕の重量差が発生しますが、今回は両方使います。
合計で224g差
一般的なグレードとフラッグシップを比べると、重量差は224gもあります。10万円前後の価格のホイールを購入すると、200g前後の軽量化ができますが、このタイヤ/チューブであれば33880円で済む計算です。(工賃は除いてます)
4万か10万か比べると大きな差がありますね。この差はかなりあると感じます、もちろん両方良くしたら更に走りの良さは向上します。
しかし、消耗品でもあるタイヤはいつか交換しなければならないので、時期がきたときに思い切って良いグレードを選ぶのも良い方法かと思います。
さいごに
タイヤとホイールには規格があります。リムの内幅とタイヤの幅を合わせる事、リムの高さにチューブのバルブ長を合わせる事。そして、タイヤの幅とチューブの幅を合わせる事。この三つを守る必要があります。何か合わないと使えないことになってしますので、不明な場合はスタッフにご相談ください。店頭でもチャットでもお気軽にお声かけください。ご来店お待ちしております。