こんにちは。二子玉川店の長山です。
本日は、PINARELLOネタをお届けします。
![dscf4552[1]](http://ysroad.co.jp/futakotamagawa/wp-content/uploads/2017/12/dscf45521.jpg)
以前、DOGMA F10 レッドマグマ（オーナーT様）
をご紹介しましたが、その記事で書いた通り、
PARISフレームからのパーツ載せ替えでした。
PARISも素晴らしいフレームですが、DOGMA F10 レッドマグマが
あまりにもカッコ良すぎて一目ぼれ。
まだまだ走れるPARISをばらして、載せ替えをされたのでした。
でも、やはりPARISは、飾っておくだけでは勿体ない存在感！！
DOGMA F10納車の興奮が少し落ち着くと共に
フレーム単体であることが気になり始めてしまったご様子。
苦楽を共にした相棒、走らなくなり、哀愁も漂ったでしょうか。
PARISフレームも、再び道に解き放たれるのを
切望しているかのように思えました。
そして、8000系ULTEGRAコンポーネントとかで、
復活させるか？という案が浮上。
でも、そこで考えました。
現状、T様のロードレーサー布陣は、決戦用 DOGMA F10 と、
気楽に乗れるBIANCHI FENICE PRO
の二台体制で、バランスが取れています。
そこに、間を取ったような仕様のPARISが割って入ると、
キャラクターが中途半端な立ち位置となって、
結局は乗らなくなってしまうのではないか？
・・・そうして打ち合わせを重ねていくうちに、
辿り着いた答えがこれでした。
PARIS Ver.フラットバー Claris仕様
ロードレーサーよりも、もう少し気軽に街を快走できるバイク。
がコンセプト。
フラットバーとなるだけで、ウェアびっちりで乗らなくても良いか！
という気持ちになるから、不思議です。
ライザーバー装備のPINARELLOは
ラインナップにありましたが、フラットバーは珍しいですね。
コンポーネントは、リニューアルされ格好良くなったClaris R2000系を採用。
あまり上のグレードを入れると存在感が増し過ぎてしまい、
他の二台とのキャラクターの均衡が取りづらくなるため、
思い切ってグレードダウン。これなら「街乗り」という線引きがより明確です。
とは言え、新型Clarisはフィーリングや質感が良くなって、
グレーカラーもフレームと相性良し。
全体の統一感は意外と出ています。
チェーンガード付きという選択が、さらに街乗りキャラを強調。
ただ、PARIS Ver.ロードレーサー時代に、コラムを漢切りしていたため、
ハンドル - サドル落差は凄いことになっています。
某ロードレース漫画の1000km合宿で出てくる仕様、みたいな戦闘的オーラ！
そのため、街乗りでも、ついついスピードアップしてしまいます！！
と、T様談。
よりによって、ホイールが、お手持ちの
RACING ZERO COMPETIZIONEなんですね！
普段のロードレーサーはディープホイールがお好みという結論に達したそうで、
軽量系のRACING ZEROはPARISに履かせておいて、
いざという時だけロードレーサーに移植する策戦です！
ストップアンドゴーが多い街乗りでは、なかなか相性が良いですね。
牙を隠し持った、お気楽街乗り用バイク。
う～ん、贅沢！！
Ｔ様、この度も誠にありがとうございました！！
PARIS号も、喜んでくれた気がします！
これからも、引き続き愛車としてかわいがってくださいね～。
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