【TREK DOMANE SL5 GEN4】
新型は何が変わったのか。第4世代DOMANEに秘密に迫る。
エンデュランスロードの代表格。
パリルーベのような石畳で勝てるバイクで有名になった「DOMANE」は乗り心地の良さや「ISO SPEED」に代表されるギミックばかりに注目が集まっていましたが、今回の車体は軽量化を図りフロントのISO SPEEDを廃しリアは非調整式に置き換えています。その結果、第3世代に比べ約300gの軽量化を実現しました。
また、近代のロードバイクでは切っても切り離せない「空力」にも着手し、軽量、快適性、空力とロードバイクに求められる要素を盛り込んで生まれ変わっています。
速さを獲得
DOMANEの快適さは広く知られており、大幅に軽量化されたこの第4世代はさらに速くなりました。IsoSpeedテクノロジーを備え、舗装路はもちろんグラベルなどの荒れた路面の道でもスムーズな走りとなります。
IsoSpeedはシートポストからフレームを独立させ、シッティング時に路面からの振動を和らげるテクノロジーで、路面の細かな段差を吸収し鋭い突き上げを和らげつつも、ペダリング効率やハンドリングの精度には影響しません。したがって疲れにくくなり、レースではより長く力強く走ることが出来ます。
快適さも損なわない
レースのみで無くロングライドを快適に走れるように最大で38mm幅のタイヤに対応しています。これにより様々な路面から快適に走れるようになってます。
また他の車体よりホイールベースが長く、ボトムブラケット高が低いため安定性に優れ、ヘッドチューブが高いので上半身を起こし気味で走れます。これがエンデューロジオメトリーです。快適さを最大限に引き出し、より長い間走れます。
TREK SEGAFREDOと共同開発
DOMANEは快適さを最優先しますが、軽さや表彰台に立てる速さも重要です。そこでTREK-Segafredoの男女チームと共同で開発し、第4世代をかつてないほど軽くしました。重量を大幅に減らせたのは、フレームの見直しによるもので、これまでのリアIsoSpeedを簡素化し、より軽く作り変えました。より軽くなり、整備の手間が減り、より太いタイヤを履かせて快適に走れます。
DOMANE SLもSLRと同じデザインやテクノロジーを使いますが、価格を抑えた500シリーズOCLVカーボンを使います。フレーム改良で前モデルより約300g軽くなり、乗れば軽量化の効果は歴然です。
第4世代は空力性能も向上し、パリ・ルーベで勝利してきた過去のデザインよりも速くなりました。
新しいカムテールチューブ形状は、重量を増やさず空気抵抗を抑えエアロチューブにありがちな不快な走行感がありません。
一体型コクピットもよりエアロとなっています。ケーブル類はヘッドチューブからフレーム内へと通されます。どれも乗れば違いが体感出来る改良です。
ギミック満載
ライドの必須アイテムを入れられる内臓ストレージをダウンチューブに採用し、マルチツールやBITSバッグのためのスペースをストレージドア内に設けました。そのためサドルバッグが要らずそのスペースにFlareリアライトを装着出来ます。
トップチューブにはマウントがあり、トップチューブバッグを取り付ければ補給食や貴重品などを素早く出し入れ出来ます。
この他に多様な路面を走れるグラベルバイクをお探しならCHECK POINTがおすすめです。
スムーズな路面でヒルクライムをするための軽さが欲しいならレースバイクのEMONDAで決まりです。
DOMANE第4世代は今まで以上に軽く、速く、それでいて快適に走れるロードバイクです。
商品情報
TREK
DOMANE SL5 GEN4
¥525,690(税込)